7月時点の通算成績
正棋会王将戦対戦結果

正棋会王将戦 2019.7.07 東淀川区民会館

参加58名(予選通過者によるトーナメント)
決勝戦のみ7月10日(水)にハイハイ囲碁将棋クラブ(上本町)にて実施。



 

正棋会1月例会王将戦が、7月7日(日)に東淀川区民会館で行われました。結果は以下のとおりです。
但し、決勝戦のみは7月10日(水)にハイハイ囲碁将棋クラブ(上本町)にて行いました。

優勝 木村秀利 2位 上田洋
3位 倉辻勇紀  瀬戸隆
             (敬称略) 参加総数58名

 次回の正棋会は、8月3日(土)に9時半〜受付、10時開始予定で同所にて行われます。

(以上、結果と予定)


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   対局者右が木村さん

正棋会王将戦は年2回、1月と7月に行われますが、毎月の例会と違いクラスを分けずに無差別に行う大会です。
今回は奨励会の日と重なり、残念ながら奨励会の方々は参加できない状態となりました。

さて昨年の7月も7日の七夕様に行われましたが33名の参加者で
今回58名と倍近くの参加者でございました。
新入会員も2名とその中には愛知県からの参加者もいらっしゃいました。
遠いところから誠にありがとうございました。

予選は4回戦、3勝以上すれば決勝トーナメントに入れます。
またレーティング200点以上で下位者が上位者に勝てば殊勲賞が獲得できます。
シーンと静まりかえった緊張の中、予選1回戦が開始されました。
そしてでました、小学生名人の炭﨑俊毅君、レーティング4戦とも上位者と戦い、
しかも四連勝で殊勲賞を2つも獲得、おめでとうございました。
また小野健さんも殊勲賞を2つも獲得、おめでとうございました。
そして里井尊さんも殊勲賞を1つ獲得、おめでとうございました。
また宇城香佑さんも殊勲賞を1つ獲得、おめでとうございました。
上記の殊勲賞者はすべて決勝トーナメントに出場致しました。

決勝トーナメントでは若手、ベテランが混合した闘いとなりましたが
ベスト16では将来が楽しみな若手の長崎天飛君、田中叡君、杉本優斗君、
またA2クラスで頑張った里井尊さんです。
そしてベスト8からは賞が獲得できますが小野健さん、長生治彦さん、
中拓海さん、石井紀彦さんが獲得しました。
そしてベスト4では倉辻勇紀さん、瀬戸隆さんが獲得しました。

そして決勝では上田洋さんと木村秀利さんの対決となりましたが、
かなきち道場でも有名な木村秀利さんが優勝を勝ち取りました。
おめでとうございました。
今回の王将戦はベテラン、若手の入り混じったレベルの高い大会となりました。
全国レベルのA1クラスに胸を借りて課題を克服し、もっともっと強くなって下さい。

(石川由男)

決勝は木村秀利さんと上田洋さんという実力者同士の対戦となりました。
図は中盤の難所で上田さんが飛車を引いたところですが、後の手順で木村さんの角に狙われることになりました。
☖8三飛では☖8二飛と引いて反撃に転じれば指せる展開でした。



木村さんは今回が9度目の優勝で楠本誠二さんと並んでトップに立ちました。
優勝10回で正棋会永世王将という規定があるので、注目です。
(野山知敬)