7月時点の通算成績
正棋会王将戦対戦結果

正棋会王将戦 2020.7.04 東淀川区民会館

参加49名(予選通過者によるトーナメント)



           優勝:西 淳平(兵庫) 
                ┃          
 藤本 裕行━┓        ┃        ┏━ 池田 将樹
 (兵庫)  ┃藤┓      ┃      ┏池┃ (大阪)
   ×  ━┛本┃      ┃      ┃田┗━   ×
         ┃中┓    ┃    ┏藤┃   
 中 拓海 ━┓ ┃ ┃    ┃    ┃田┃ ┏━ 藤田 貴史
 (兵庫)  ┃中┛ ┃    ┃    ┃ ┗藤┃ (大阪)
   ×  ━┛   ┃    ┃    ┃  田┗━   ×
           ┃七┓  ┃  ┏安┃     
 倉辻 勇紀━┓   ┃條┃  ┃  ┃井┃   ┏━ 和氣 椋太
 (大阪)  ┃倉┓ ┃ ┃  ┃  ┃ ┃ ┏和┃ (大阪)
 高橋憲太朗━┛辻┃ ┃ ┃  ┃  ┃ ┃ ┃氣┗━ 石井 紀彦
 (石川)    ┃七┛ ┃  ┃  ┃ ┗安┃   (京都)
 七條慎太郎━┓ ┃條  ┃  ┃  ┃  井┃ ┏━ 安井 優音 
 (兵庫)  ┃七┛   ┃  ┃  ┃   ┗安┃ (大阪)
   ×  ━┛條    ┃  ┃  ┃    井┗━   ×
             ┃村━┻━西┃       
 加藤 亮汰━┓     ┃越    ┃     ┏━ 西 淳平
 (兵庫)  ┃加┓   ┃     ┃   ┏西┃ (大阪)
   ×  ━┛藤┃   ┃     ┃   ┃ ┗━   ×
         ┃村┓ ┃     ┃ ┏西┃   
 村越 翔太━┓ ┃越┃ ┃     ┃ ┃ ┃ ┏━ 高橋 侑大
 (大阪)  ┃村┛ ┃ ┃     ┃ ┃ ┗高┃ (兵庫)
   ×  ━┛越  ┃ ┃     ┃ ┃  橋┗━   ×
           ┃村┛     ┗西┃     
 巽 映治 ━┓   ┃越        ┃   ┏━ 瀬戸 隆
 (大阪)  ┃巽┓ ┃         ┃ ┏瀬┃ (大阪)
   ×  ━┛ ┃ ┃         ┃ ┃戸┗━   ×
         ┃巽┛         ┗長┃   
 木下 昌芳━┓ ┃            生┃ ┏━ 長生 治彦
 (大阪)  ┃木┛             ┗長┃ (大阪)
   ×  ━┛下               生┗━   ×
                           


正棋会7月例会王将戦が、7月4日(土)に東淀川区民会館で行われました。結果は以下のとおりです。
 優勝  西淳平
 2位  村越翔太
 3位  七條慎太郎  安井優音
            (敬称略) 参加総数49名
 次回の正棋会は、8月1日(土)に9時半~受付、10時開始予定で同所にて行われます。
(以上、結果と予定)


  対局者左が西さん

世界も震撼しているコロナウイルスの影響で
日本もオリンピックの延期が決定され、
そして国の緊急事態宣言、緊急事態宣言延長で
4月から5月後半まで自粛する事となり、
正棋会も5月、6月の休会を余儀なくせざるを
得ない状態となりましたが
やっとの自粛解除で7月王将戦からスタート
できるようになりました。
ただしコロナウイルスはまだまだ終わっていなく、
感染対策を行いながらの正棋会王将戦となりました。

2ヵ月の休会後の7月王将戦はなんとびっくり49名の参加者でした。
新入会員も1名で、再開スタートとしては誠に嬉しい状況です。
今回は予選四局、決勝トーナメント準決勝までは15分30秒で行います。
予選は恒例のごとくレーティング200点以上の差で上位者に勝てば
殊勲賞が有ります。
そして今回も5名の殊勲賞がでました。
高田裕之さん、松本洋さん、中深恭兵さん、木下昌芳さん、
豊留勝行さんです。おめでとうございます。

予選は三勝以上で通過し決勝トーナメントに進みますが、
殊勲賞のベテラン木下昌芳さん、若手では和氣椋太君、安井優音君、
高橋侑大君が目立っております。
18名による決勝トーナメントはベテラン同士の対決、若手同士の対決、
師弟同士の対決など好局いっぱいの組合せでした。
熱戦の中で目立ったのは石井紀彦さんと和氣椋太君との周りの観戦者も含め、
息もできないほどの死闘で、対局後も長く検討が行われておりました。
そして結果は決勝トーナメント5位賞では長生治彦さん、中拓海さん、
世話役の藤田貴史さん、ベテラン巽映治さんです。
また3位賞は七條慎太郎さん、安井優音君です。
そして優勝は西淳平さん、準優勝は前回優勝の村越翔太さんでした。
決勝は20分30秒で行われましたが長手数の大熱戦でしたが、
後の検討では村越翔太さん良しの場面も有りました。
観戦者を含めた検討など、久しぶりに対面で指す喜びを感じる一日でした。

(石川由男)

決勝は若手同士、西さんと村越さんになりました。
図は中盤の難所で、ここから57角成!22飛成、56馬、69金、67銀打と食いつき、攻め切るか受けきるかの
勝負となりましたが、終盤で村越さんに見落としがあったらしく西さんが初優勝となりました。
村越さんは連続優勝がかかっていましたが残念。西さんは立命館大OBで今後も活躍が期待されます。
(野山知敬)



(野山知敬)