1月時点の通算成績
1月例会対戦結果


正棋会王将戦 2021.1.10 東淀川区民会館

参加41名(予選通過者によるトーナメント)



  正棋会王将戦 2021.1.10 東淀川区民会館
  参加41名(予選通過者によるトーナメント)

          優勝:上田 洋(初優勝)
             ┃
 藤田 貴史━┓     ┃     ┏━ 藤原 結樹
 (大阪)  ┃小┓   ┃   ┏上┃ (大阪)
 小林 智晴━┛林┃   ┃   ┃田┗━ 上田 洋
 (大阪)    ┃小┓ ┃ ┏上┃   (京都)
 西 淳平 ━┓ ┃林┃ ┃ ┃田┃ ┏━ 中村 祥幸
 (兵庫)  ┃西┛ ┃ ┃ ┃ ┗巽┃ (大阪)
   ×  ━┛   ┃ ┃ ┃   ┗━ 巽 映治
           ┃ ┃ ┃     (大阪)  
           ┣星┻上┫ 
 加藤 亮汰━┓   ┃田 田┃   ┏━ 村越 翔太
 (兵庫)  ┃加┓ ┃   ┃ ┏長┃ (大阪)
   ×  ━┛藤┃ ┃   ┃ ┃生┗━ 長生 治彦
         ┃星┛   ┗石┃   (大阪)
 山家 築 ━┓ ┃田     井┃ ┏━ 石井 紀彦
 (大阪)  ┃星┛       ┗石┃ (京都)
 星田 雅弘━┛田         井┗━   ×
 (大阪)
                           


正棋会1月例会王将戦が、1月10日(日)に東淀川区民会館で行われました。結果は以下のとおりです。

 優勝  上田洋
 2位  星田雅弘
 3位  石井紀彦  小林智晴
             (敬称略) 参加総数41名

 次回の正棋会は、1月30日(土)に9時半~受付、10時開始予定で同所にて行われます。

 ※開催場の予約状況により、2月例会を1週間早めて1月中に実施させていただきます。開催日にご注意ください。
(以上、結果と予定)


  対局者左が上田さん、右が星田さん

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

今年から早々東京では緊急事態宣言がまさに行われ、
また大阪でも来週から緊急事態宣言が行われようとしている最中、
年2回の正棋会王将戦が行われました。
受付では今回初めての試みの温度計もはかって
コロナ対策を行いました。
参加者は新入会員2名を含めて41名と
コロナの時期にしては驚きの人数です。
朝の挨拶では会員の皆様をコロナから守る為に
感染症対策をしっかり再確認し、
正棋会新入会員2名の紹介後、対局がスタートしました。

正棋会王将戦は予選4回戦が行われた後、
3勝以上が決勝トーナメントに進出し、
そして優勝を勝ち獲るサバイバルな闘いです。
予選を見るとやはりA1クラスが順当に勝ち上がっています。
中には抽選のいたずらかA1クラスの常連強豪が4人も固まった
鬼ブロックがあり2人も落ちる状況となりました。
そしてA2クラス以下のほとんどのメンバーはずたずたにされる結果となり
その中でも予選での恒例の殊勲賞
(レーティング下位者が200点差の上位者に勝利した賞)が出ました。
常重陽彦さん、上田昌輝さん、藤田貴史さんが獲得しました。
おめでとうございます。
そして決勝トーナメントに進出したのは13名でした。
その中には70歳を超える超ベテランの巽映治さん、殊勲賞を勝ち獲って
4連勝と気を吐く世話役の藤田貴史さんがキラリとヒカリます。
さて一回戦の好取組は予選でもあたった藤原結樹さんと上田洋さんで
高レーティング2300代と2200代の対決です。
予選では藤原結樹さんが勝ちましたが、決勝トーナメントでは上田洋さんが
リベンジし、その勢いで決勝に進出しました。
かたやもう一方の決勝進出は星田雅弘さんで
予選では3勝で通過し、決勝まで進出しました。
そして決勝は相掛りの何と王将を囲わない激しい闘いとなり
その結果上田洋さんが初の正棋会王将位と輝きました。
正棋会王将位となると5か月間会費が無料になる特権も付きます。
初優勝おめでとうございます。

今回の41名の参加者のすべての方が少なくとも1敗しておりますが、
その負けが次の勝ちにつながっていく事を期待しております。
去年はコロナの影響でアマ将棋界の全国大会が
ことごとく中止になっておりましたが
今年は何としてでも開催が行われることを望みます。
まずは3月に行われる予定の朝日アマ全国大会をぜひとも
開催してほかの棋戦の全国大会も連鎖的に開催して欲しいものです。

次の2月の例会は今月の1月30日(土)です。
皆様と一緒に例会に参加して棋力をアップしていきましょう。
(石川由男)

決勝は若手実力者同士の上田さんと星田さんになりました。
相掛りで飛車交換、更に厳しく桂を跳ねたところです。図以下81歩成、55角、82と、81銀、同と、28角成、65桂、64馬で
上田さんが優勢となり、終盤も手厚く寄せました。
上田さんは同棋戦で以前木村秀利さんに決勝で敗れましたが、念願の初優勝達成です。
(野山知敬)