2月時点の通算成績
2月度対戦結果

<正棋会通信>
 正棋会2月例会が1月30日(土)に東淀川区民会館で行われました。結果は以下のとおりです。

 A1  5勝  上田洋
     4勝  楠本一斗      参加人数 6名

 A2  5勝  中深恭兵
     4勝  藤田貴史 石川由男 山田明純
         島村葉久 奥野孝一朗 参加人数22名

              (敬称略) 参加総数28名

 次回の正棋会は、3月6日(土)に9時半~受付、10時開始予定で同所にて行われます。




緊急事態宣言のまさにまっただなかでの正棋会2月例会が行われました。
受付時に電話があちらこちらからかかってきて、何事なのかと電話を受けると
地下鉄、阪急電車での人身事故の都合により電車が動かないので遅れるという会員達の連絡が
飛び込んできました。
このような事態なので急遽開始時間を10時半に時間をずらしての、
そして遅れる方は空けての対局開始となりました。

朝の挨拶では朝日アマ名人戦の全国大会は実施見込みであること、
そして2月に行われる大阪支部大会はコロナの影響で中止する連絡を致しました。
朝日アマ名人戦の全国大会の実施は実に喜ばしい事ですが
逆に大阪支部大会の中止は思わずえ~と言いたい事柄です。
コロナの状態でも周りの兵庫、京都、奈良などは
実施予定なのになぜ大阪だけが実施しないのかが疑問に残ります。
せめて全国大会となる支部名人戦だけでも行って大阪支部会員の全国大会出場の楽しみをつなげて
頂きたいものです。

2月例会は最終的に28名の参加者での対局となりましたが
A1クラスでは6名の総当たりとなり
正棋会王将の上田洋さんが5勝賞獲得、
そして楠本一斗さんが4勝賞を獲得しました。
おめでとうございます。
A2クラスではBクラスとあわせて22名での対局でしたが、
5勝賞は中深恭兵さん、4勝賞は世話役の藤田貴史さん、
山田明純さん、小生と世話役3人が揃っての入賞は
初めての快挙です。
そして若手では島村葉久君、奥野孝一朗君です。
おめでとうございます。

正棋会に奨励会員がコロナが発生以後来られなくなりましたが、
プロの養成機関で頑張っているようで今日対局の合間に奨励会員のお父様が来られ、
正棋会の様子をご覧になられて、またコロナが落ち着いたら参加したいような趣旨の事を言われました。
正棋会は奨励会員も大歓迎でいつでも来ていただきたいと思います。
プロとアマチュアの交流は一番大切なものと考えております。
アマチュアは勝つことも大切ですが、自由奔放な手を指して、負けても楽しい将棋を指したい気持ちも大切にします。
研究会は奨励会員とアマチュアと交流して指すほうがきっと奨励会員にとってもプラスになると確信します。
またプロになればアマチュアの応援がたくさん増えることでしょう。
近畿では正棋会、かなきち道場、芦屋将棋サロン、しきつ囲碁将棋サロンは奨励会員を大歓迎しております。
次回の正棋会は、3月6日(土)です。
皆様と一緒に例会に参加して将棋を楽しみましょう。
(石川由男)

 今月のA1級から熱戦譜を紹介します。若手同士、楠本一斗さんと畑山敏輝さんの一戦です。

(図は☖7八馬まで)


 図以下74銀、68銀、48玉、57銀成、同玉、45桂、48玉以下先手の勝ちとなりました。
57銀成のところ単に89馬と飛車を取れば後手玉は詰まず、以下変化はあるものの後手勝ちだったようです。
(野山知敬)