1月時点の通算成績
1月正棋会王将戦対戦結果


正棋会王将戦 2022.1.8 東淀川区民会館
 準決勝から    1.9 しきつ囲碁将棋サロン
 参加39名(予選通過者によるトーナメント)



          優勝:中 拓海(兵庫)
             ┃
 山家 築 ━┓     ┃     ┏━ 西 淳平
 (大阪)  ┃山┓   ┃   ┏西┃ (兵庫)
 倉辻 勇紀━┛家┃   ┃   ┃ ┗━ 山田 明純
 (大阪)    ┃北┓ ┃ ┏上┃   (奈良)
 北口 要 ━┓ ┃口┃ ┃ ┃田┃ ┏━ 村井 響
 (大阪)  ┃北┛ ┃ ┃ ┃ ┗上┃ (兵庫)
   ×  ━┛口  ┃ ┃ ┃  田┗━ 上田 洋
           ┃ ┃ ┃     (京都)  
           ┣中┻上┫ 
 荒木 隆 ━┓   ┃  田┃   ┏━  ×
 (滋賀)  ┃荒┓ ┃   ┃ ┏黒┃ 
 乾 俊雄 ━┛木┃ ┃   ┃ ┃川┗━ 黒川 和樹
 (大阪)    ┃中┛   ┗村┃   (愛知)
 中 拓海 ━┓ ┃      越┃ ┏━ 村越 翔太
 (兵庫)  ┃中┛       ┗村┃ (大阪)
 石井 紀彦━┛          越┗━ 中村 祥幸
 (京都)                (大阪)

                           
正棋会1月例会王将戦が、1月8日(土)に東淀川区民会館で行われ、準決勝、決勝は9日(日)にしきつ囲碁将棋サロンで行われました。結果は以下のとおりです。

 優勝  中拓海
 2位  上田洋
 3位  北口要  村越翔太
          (敬称略) 参加総数39名

 次回の正棋会は、1月29日(土)に9時半~受付、10時開始予定で東淀川区民会館で行われます。
※開催地の予約状況により、2月例会を1週間早めて1月中に実施させていただきます。開催日にご注意ください。
(以上、結果と予定)


   対局者左が上田さん、右が中さん

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨年も新型コロナで明け暮れましたが今年も早々に新型コロナが
猛威をふるってきて、沖縄、広島、山口は9日より
「まん延防止等重点措置」が決定し、
そして大阪、東京も新規感染者の増大で緊迫した状況の中での
正棋会王将戦の開催となりました。

朝の挨拶では野山会長より1月29日(土)に2月例会を行う事、
2月26日(土)は R選手権関西ブロック大会と3月の例会を兼ねる事、
また細川大阪正棋会支部長より
2月27日(日)支部大会の参加受付のご案内で
2月6日(日)の受付締切日までに細川大阪正棋会支部長に
ご連絡くださる事などをお伝えしました。

会員の皆様をコロナから守る為に
手洗い消毒液のこまめの使用、
感想戦は2~3分程度など感染症対策をしっかり再確認し、
参加者39名で対局がスタートしました。

正棋会王将戦は20分30秒で予選4回戦が行われた後、
3勝以上が決勝トーナメントに進出し、
そして優勝を勝ち獲るサバイバルな闘いです。

予選を見るとやはりA1クラスが順当に勝ち上がっています。
中には抽選のいたずらかA1クラスの常連強豪が固まった
鬼ブロックもありました。
そしてA2クラス以下のほとんどのメンバーはずたずたにされる結果となり
その中でも予選での恒例の殊勲賞がなんと8人も出ました。
(レーティング下位者が200点差以上の上位者に勝利した賞)
森本達也さん、倉辻勇紀さん、高田裕之さん、山家築さん、
上田昌輝さん、河瀬紀彰さん、畑賢治さん、駒田葵君が獲得しました。
おめでとうございます。
特に驚いたのは小学生の駒田葵君は800点差以上の上位者に勝ちました。

その結果決勝トーナメントに進出したのは14名となりました。
A1クラスがほとんど占める中、
A2クラスの乾俊雄さん(大阪)、村井響さん(兵庫)が
決勝トーナメントに進出しました。
そしてベスト8で入賞いたしますが
中拓海さん(兵庫)、荒木隆さん(滋賀)、村越翔太さん(大阪)、山家築さん(大阪)、
上田洋さん(京都)、西淳平さん(兵庫)、黒川和樹さん(愛知)、北口要さん(大阪)
と強豪揃いに絞られてきました。
さらにベスト4には中拓海さん、村越翔太さん、上田洋さん、北口要さんが勝ち進み
2日目に進出し、舞台をしきつサロンに移しての対局となりました。

2日目の朝10時から30分30秒で緊迫した中、対局がスタートしました。
その結果中拓海さん、上田洋さんが決勝に残りました。
先手は中拓海さんで戦型は3三角型空中戦法となり、一手一手が息もつけない
お互いに踏み込んでゆく厳しい闘いの中で、中拓海さんが栄冠を勝ち獲りました。
指し手は短手数55手ですが内容の深い素晴らしい闘いでした。
そして中拓海さんが正棋会王将位と輝きました。
正棋会王将位となると5か月間会費が無料になる特権も付きます。
中拓海さん、優勝おめでとうございます。
そして上田洋さんも新たなる進化を期待しております。
(石川由男)

今回からベスト4は翌日に行うこととしましたが、残った4人はいずれも過去の正棋会王将でした。
決勝は中さんと上田さん。図の24歩は取ると王手飛車が生じるので以下34角、23歩成、25角、22とで先手優勢になりました。
23歩成に同金は同飛成、同角、56角が強烈。中さんは3度目の優勝です。
(野山知敬)