5月時点の通算成績
5月度例会対戦結果

正棋会5月例会が5月7日(土)に東淀川区民会館で行われました。結果は以下のとおりです。

 A1  5勝  藤原結樹
     4勝  山家築         参加人数 6名

 A2  4勝  外川瑠偉  平野将司  参加人数16名

 B1  5勝  広川裕
     4勝  河瀬紀彰        参加人数 7名

 B2  4勝  島田彰   駒田葵
         辰巳兜馬        参加人数 6名
              (敬称略) 参加総数35名

次回の正棋会は、6月4日(土)に9時半〜受付、10時開始予定で同所にて行われます。




ロシアのウクライナ侵攻は二か月を超えているのに
泥沼の状態で戦争が終わらず、まだまだ続いています。
核使用をちらつかせて脅迫しているロシアに対し、
ウクライナは毅然として対抗しています。
ロシアのウクライナ侵攻は決して許せない事で
ウクライナが勝利することを望む限りです。

ゴールデンウイークはコロナの影響力が薄れたのか、
全国各地に旅行が活発になったような解放感が感じられます。
そして全国アマ将棋レーティング選手権全国大会はその中で行われました。
三重県四日市市文化会館で毎年5月3,4,5日と祝日に開催される全国大会ですが
選手権戦クラスでは彗星の如く現れた高知の中脇隆志さん、
A級戦クラスでは大阪府の寺下絆南君、
B級戦クラスでは山梨の有賀柊和さんが優勝されました。
まさしく全国大会にふさわしく各地からの初めての優勝者です。

このような状況の中で5月7日(土)に正棋会の受付が行われました。
蓋を開けてみると参加者は先月の59名とは対照的に35名と
連休の遊び疲れなのか少なかったです。

朝の挨拶では全国アマ将棋レーティング選手権全国大会の結果報告がありました。
正棋会員では選手権戦クラスで全国4位の中拓海さん、
A級戦クラスで全国優勝の寺下絆南君、
B級戦クラスで全国2位の松村天歩君でした。
寺下絆南君は正棋会から金一封を授与されて
しっかりした感謝の感想は素晴らしいの一言です。

正棋会新入会員3名のご紹介後、対局がスタートしました。
今回も4クラスに分けて、時間も25分の30秒での対局となりました。
A1クラスは6名の総当たりで5勝賞は藤原結樹さん、
4勝賞は山家築さんです。
A2クラスは16名で5勝賞は該当者無く、
4勝賞は若手の外川瑠偉君、正棋会新入会員の平野将司さんです。
B1クラスは7名で5勝賞は世話役の広川裕さん、4勝賞は河瀬紀彰さんです。
B2クラスは6名で5勝賞は該当者無く、4勝賞はなんと三つ巴戦となり
ベテラン島田彰さん、若手の辰巳兜馬君、駒田葵君が獲得しました。
今回も熱戦が繰り広げられ、たくさんの方々が入賞いたしました。
おめでとうございます。

将棋の第80期名人戦七番勝負第3局が5月7、8日に行われましたが
斎藤慎太郎八段が134手で勝ち、対戦成績を1勝2敗としました。
終局後、斎藤八段は「ずっと苦しい将棋だった。
次(第4局)は早くあるので本局を反省して
次に生かせるようにしたい」、
渡辺名人は「終盤、方針が決まらずに指してしまい、
悔いが残る。(第4局は気持ちを)切り替えていきたい」
第4局は5月19、20日、山口市で行われます。

2連敗のあとの1勝は価値ある1勝でしょう。
修業時代に正棋会に参加いただきましたが、
正棋会員は私を含め斎藤慎太郎八段を応援しております。
ぜひ『名人』を獲得していただきたいです。
(石川由男)

R選手権関西決勝の中から熱戦譜をご紹介いたします。千野啓人さんと畑山敏輝さんの一戦です。



寄せ合いの局面で図以下72銀打!、同金、同銀成、同玉、51飛、74歩、83歩成、同玉、81飛成以下先手勝ち。
千野さんはR選手権全国大会でもベスト16と健闘しました。
(野山知敬)