7月時点の通算成績
7月度王将戦対戦結果

正棋会王将戦 2022.7.2 東淀川区民会館
 準決勝から    7.3 しきつ囲碁将棋サロン
 参加51名(予選通過者によるトーナメント)



           優勝:中 拓海(兵庫:4回目) 
                ┃          
 星田 雅弘━┓        ┃        ┏━ 畠山 大樹
 (大阪)  ┃西┓      ┃      ┏畠┃ (愛知)
 西 淳平 ━┛ ┃      ┃      ┃山┗━   ×
 (兵庫)    ┃西┓    ┃    ┏畠┃   
 木下 昌芳━┓ ┃ ┃    ┃    ┃山┃ ┏━ 宇城 香佑
 (大阪)  ┃木┛ ┃    ┃    ┃ ┗宇┃ (大阪)
   ×  ━┛下  ┃    ┃    ┃  城┗━   ×
           ┃西┓  ┃  ┏畠┃     
 倉辻 勇紀━┓   ┃ ┃  ┃  ┃山┃   ┏━ 山家 築
 (大阪)  ┃倉┓ ┃ ┃  ┃  ┃ ┃ ┏山┃ (大阪)
   ×  ━┛辻┃ ┃ ┃  ┃  ┃ ┃ ┃家┗━ 山田 明純
         ┃北┛ ┃  ┃  ┃ ┗山┃   (奈良)
 北口 要 ━┓ ┃口  ┃  ┃  ┃  家┃ ┏━   × 
 (大阪)  ┃北┛   ┃  ┃  ┃   ┗石┃ 
 巽 映治 ━┛口    ┃  ┃  ┃    橋┗━ 石橋 希望
 (大阪)        ┃慶━┻━中┃       (京都)
   ×  ━┓     ┃田    ┃     ┏━ 松村 天歩
       ┃黒┓   ┃     ┃   ┏松┃ (滋賀)
 黒川 和樹━┛川┃   ┃     ┃   ┃村┗━   ×
 (愛知)    ┃慶┓ ┃     ┃ ┏中┃   
 慶田 義法━┓ ┃田┃ ┃     ┃ ┃ ┃ ┏━ 中 拓海
 (兵庫)  ┃慶┛ ┃ ┃     ┃ ┃ ┗中┃ (兵庫)
   ×  ━┛田  ┃ ┃     ┃ ┃   ┗━   ×
           ┃慶┛     ┗中┃     
 畑 賢治 ━┓   ┃田        ┃   ┏━ 川本 哲也
 (大阪)  ┃石┓ ┃         ┃ ┏川┃ (大阪)
 石井 紀彦━┛井┃ ┃         ┃ ┃本┗━ 藤田 貴史
         ┃楠┛         ┗川┃   (大阪)
   ×  ━┓ ┃本           本┃ ┏━ 田中 哲
       ┃楠┛             ┗田┃ (大阪)
 楠本 一斗━┛本               中┗━   ×
 (和歌山) 

                           
正棋会7月例会王将戦が、7月2日(土)に東淀川区民会館で行われ、準決勝、決勝は3日(日)にしきつ
囲碁将棋サロンで行われました。結果は以下のとおりです。

 優勝  中拓海
 2位  慶田義法
 3位  畠山大樹  西淳平
          (敬称略)参加総数51名

 次回の正棋会は、8月6日(土)に9時半~受付、10時開始予定で東淀川区民会館で行われます。


  対局者左が中さん、右が慶田さん

ロシアのウクライナ侵攻は四か月を超えてもまだまだ長期戦が続いています。
全世界の関心がだんだん薄れていくのが心配です。
そしてコロナは依然、感染者がじわじわと増加していっているのも心配です。
また日本国民は世界に比べ賃金向上がない状態で円安となり、
異常な物価の高騰が国民を締め付けられております。
その中で7月10日(日)の参議院選挙に我々国民が政治の審判を下さなければなりません。

このような状況の中で7月2日(土)に正棋会の受付が行われました。
昨年の52名に対し、51名とまずまずの参加者です。
朝の挨拶では7月10日(日)より各県で朝日アマ関西ブロック大会、こども将棋大会、
8月には令和最強戦などのご案内がございました。
そして正棋会新入会員3名のご紹介後、対局がスタートしました。
正棋会王将戦は20分30秒で予選4回戦が行われた後、
3勝以上が決勝トーナメントに進出し、
そして優勝を勝ち獲るサバイバルな闘いです。

予選を見るとA1クラスがまんべんなく分かれたせいか
A1クラスが順当に勝ち上がっています。
その中でも予選での恒例の殊勲賞がなんと4人も出ました。
(レーティング下位者が200点差以上の上位者に勝利した賞)
木下昌芳さん、山田明純さん、山﨑将弘さん、田中哲君が獲得しました。
おめでとうございます。
中でも山﨑将弘さんはもう一つ殊勲賞を獲得できそうでした。

その結果決勝トーナメントに進出したのは21名となりました。
Bクラスの方は結果決勝トーナメントに残念ながら姿がありませんでしたが、
自分より強い相手に果敢に向かっていく姿は立派なものです。
きっと何か得るものがあったと思います。

決勝トーナメントで期待したい方としては
殊勲賞を獲得したベテラン木下昌芳さん、田中哲君、
世話役では山田明純さん、藤田貴史さん、畑賢治さん、
新入会員の石橋希望君、超ベテランの巽映治さん、
滋賀から来られた松村天歩君です。
また前回正棋会王将準優勝の上田洋さんがなんと予選で姿を消されました。

そしてベスト8で入賞いたしますが
中拓海さん(兵庫)、慶田義法さん(兵庫)、楠本一斗さん(和歌山)、山家築さん(大阪)、
川本哲也さん(大阪)、西淳平さん(兵庫)、畠山大樹さん(愛知)、北口要さん(大阪)
とA1クラスの強豪揃いに絞られてきました。
さらにベスト4には中拓海さん、慶田義法さん、西淳平さん、畠山大樹さんが勝ち進み
2日目に進出し、舞台をしきつサロンに移しての対局となりました。

2日目の朝10時から30分30秒で緊迫した中、対局がスタートしました。
その結果中拓海さん、慶田義法さんが決勝に残りました。
決勝は40分40秒で行われ、相居飛車の熱戦の結果、中拓海さんが
正棋会王将連続優勝を飾りました。おめでとうございます。
そして敗れた慶田義法さんも正棋会には100戦以上の対局を
行っていただいた常連者です。素晴らしい将棋、ありがとうございました。
(石川由男)

決勝戦は兵庫県の強豪同士となりました。図から局面が動き出します。
(図は☗6七歩まで)

図以下39角、38飛、57角成、同金、65桂、58金、67歩成、同金、66歩と進み、
最後までぎりぎりの攻防が続きました。中さんは2期連続4度目の正棋会王将獲得です。
(野山知敬)