正棋会5月例会が5月6日(月・祝)に東淀川区民会館で行われました。
結果は以下のとおりです。
A1 5勝 藤原結樹
4勝 下平雅之 慶田義法
上田洋 宮瀬賢伸 参加人数14名
A2 5勝 北山卓
4勝 竹内海都 藤田貴史
田村航基 金井青川 参加人数18名
B1 5勝 砂原詠心
4勝 山内毅彦 参加人数8名
(敬称略) 参加総数40名
次回の正棋会6月例会は、6月1日(土)に9時半〜受付、10時開始予定で、
同所にて行われます。
5月のゴールデンウイークの最後の日に正棋会5月例会が行われました。
世間一般では遊び疲れて自宅で休養というところですが、正棋会では休養するどころか会員皆様の将棋の情熱がみなぎあふれております。
前日の5月5日(日・祝)に四日市市文化会館(三重県)で全国アマレーティング選手権大会が行われたのですがその参加者たちが今日も参加しております。
朝の挨拶では今年3月に行われた朝日アマ名人戦全国大会で優勝と昨年6月にアマ竜王戦全国優勝の慶田義法さんの表彰が行なわれ、慶田義法さんよりご挨拶を頂きました。
そして来月の6月には横山大樹朝日アマ名人と三番勝負で戦います。
またアマレン最高の企画である全国アマレーティング選手権大会96名の頂点に立ったのは藤田彰一さん。A級は増田育弘さん、B級は植松幹太君がともに準優勝でした。
今は千葉県ですが藤田彰一さんはもともと関西に住んでいて正棋会でもおなじみの方で正棋会では118局対局しております。
今回は珍しく正棋会新会員は無く、40名の参加者でそれぞれ3クラスに分けて時間は25分の30秒での対局が一斉にスタートしました。
A1クラス14名はなんとアマ竜王3人が出揃う過激な全国大会以上のレベルの高い対局となりました。
会員の中にはアマ竜王3人と戦った方もいて満足した様子でした。
さらに神のいたずらか奇跡的な竜王3人による夢のサバイバル激突が実現しました。
その結果5勝賞は先月に引き続き連続の藤原結樹さん、4勝賞は慶田義法さん、下平雅之さん、上田洋さん、宮瀬賢伸さんが獲得しました。
藤原結樹さんはアマ竜王お二人に勝っての5連勝は立派です。
おめでとうございます。
A2クラスは18名で5勝賞はメキメキと頭角を現した北山卓君、4勝賞は先月に引き続き連続入賞の竹内海都君、ベテラン藤田貴史さん、田村航基君、 金井青川さんが獲得しました。
若手中心の中で派手なタイガースの帽子をかぶった超ベテランの金井青川さんがひときわ光り、体全体であらわすうれしい表情が印象的でした。
おめでとうございます。
B1クラスは8名で5勝賞は砂原詠心君、4勝賞は山内毅彦君の若手が獲得しました。
山内毅彦君は昨日の全国アマレーティング選手権大会にも参加しており、対局していくたびに強くなっています。
また弟の山内緒人君もお兄ちゃんに追いつこうと必死に頑張っております。
おめでとうございます。
将棋は老若男女関係なく平等に楽しめる日本の文化の遊技で
それにふさわしく今回の正棋会5月例会は伸び伸びと活気あふれる素晴らしい対局を楽しみながら強くなっていく例会となりました。
さて小生も何十年ぶりに運よく四日市市文化会館(三重県)で全国アマレーティング選手権大会にA級で参加させていただきました。
10時頃に着いて会場の様子を見ると既に三日目の選手権クラスベスト16の対局が行われていました。
一日目、二日目の96名の結果もアマレンブログに既に出ているのでびっくりしてましたが全国アマレーティング選手権大会アマレン運用システムを
はじめて生で選手権クラスの対戦結果を拝見いたしました。野山理事長の説明を受けながら予選を5局対局してその勝敗結果から自動で公平に対戦を決めるという
山田明純さんがプログラムを作られたようで理想的な対戦組み合わせシステムではないでしょうか。
そしてA級B級は11時から開催されましたが、すべて木の駒で、席札や盤駒台もきちんと準備されバリバリの全国大会の雰囲気です。
局後の感想戦もしっかりできて最後の駒のかたずけを選手が行う礼儀も素晴らしいと感じました。
日本アマチュア将棋連盟地元の東海ブロックの森川成さんのご紹介を受けましたが、選手の気持ちを考慮した素晴らしい運営をされております。
これからもよろしくお願いします。
また四日市市文化会館2階のワンフロアーで選手権クラス、A級クラス、B級クラスを一度に時間の合間に見学できることは最高に素晴らしく感じました。
運営の皆様方に感謝して来年度もまた全国アマレーティング選手権大会に出させていただきたいと思います。
ありがとうございました。
次回6月正棋会例会は6月1日(土)です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
(石川由男)
朝日アマ名人戦準決勝から、慶田義法さんと南東北代表竹内俊弘さんの一戦です。
図以下97同歩、同歩成、同香、同香成、9四歩、同銀、63歩、61金、84桂で先手一手勝ちとなりました。
(野山知敬)