今年もはや６月、あっという間に一年の半分が過ぎて、夏のシーズンが近づいてまいりました。
朝の挨拶では５月の全国支部名人戦東西決戦で兵庫県の天野啓吾さんが横山大樹さんに勝ち、支部名人となりました。
これに続いて６月１日（土）１３時から東京で行われる朝日名人戦に兵庫県の慶田義法さんも頑張って頂きたい事をお伝えしました。
正棋会新会員の１名を紹介して、今回は何と５５名の参加者でそれぞれ３クラスに分けて時間は２５分の３０秒での対局が一斉にスタートしました。
Ａ１クラス２４名は久々の大世帯、今回もハイレベルの対局となりました。
その結果５勝賞は和歌山強豪の楠本一斗さん、４勝賞は藤原結樹さん、上田洋さん、千野啓人さん、中村祥幸さんが獲得しました。
おめでとうございます。
Ａ２クラスは大世帯の２４名で５勝賞はベテラン平野将司さん、４勝賞はベテラン藤田貴史さん、若手の田村航基君、澤田龍平君、ベテラン乾俊雄さん、新岡直哉さん、森崎健太さん、石川由男が獲得しました。
おめでとうございます。
Ｂ１クラスは７名で５勝賞は砂原詠心君、４勝賞は超ベテランの島田彰さん、久々徳島からお見えの元気なベテラン中野昭彦さんが獲得しました。
おめでとうございます。
今回は若手が伸びている中、ベテラン勢が大活躍しました。
小生も最近はいつも負けている若手に初手から長考し、初手７八飛戦法を選び２００手を超える死闘を運よく勝たせて頂きました。
若手の強さをいっぱい感じる一戦でした。
またＡ１クラスの対局も時間の合間をみて見学しますが、全国クラスの対戦を身近でみられることはとても勉強になり将棋の醍醐味を味わう時です。
Ａ２クラスの平野将司さん、森崎健太さんはＡ１クラスに昇級しました。
そしてＢ１クラスの砂原詠心君、中野昭彦さんはＡ２クラスに昇級しました。
おめでとうございます。
プロ将棋界では竜王戦ランキング戦六組で山下数毅三段が準優勝したという快挙がありました。
正棋会でも６４局対局していただいてますが、今後のさらなる活躍を見守っています。
そして叡王戦五番勝負で藤井聡太叡王と伊藤匠七段２勝２敗の５局目の結果が見逃せない。
次回の正棋会７月王将戦は、７月６日（土）、ベスト８以降は７日（日）、年二回のクラス分けを行わず一斉の参加者で予選リーグ戦、決勝トーナメント戦で『正棋会王将位』を決めます。
予選リーグ戦では恒例の殊勲賞もありますので強い人に勝って、正棋会ナンバーワンを目指しましょう。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
（石川由男）
Ｒ選手権予選から、前年度優勝の秋山太郎さんと楠本一斗さんの一戦です。
図以下59竜、同銀、55金、83香成、79金、88玉、66角、77桂、75角と大熱戦が続き、後手勝ちとなりました。
（野山知敬）