7月時点の通算成績
正棋会王将戦対戦結果

正棋会王将戦 2025.7.5/6 東淀川区民会館

ベスト32より(参加62名)ベスト8~7/6(日)





決勝棋譜テキスト
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正棋会7月例会王将戦が7月5日(土)6(日)に東淀川区民会館で行われました。結果は以下のとおりです。

 優勝  千野啓人(大阪:初優勝)
 2位  畑山敏輝
 3位  澤田龍平 北口要
          (敬称略)参加総数62名

 次回の正棋会通常例会は、8月9日(土)に9時半~受付、10時開始予定で東淀川区民会館で行われます。


 
                                (決勝戦 写真左が千野さん、右が畑山さん)

7月は大阪では天神祭り、京都では祇園祭りが行われます。
お祭り好きな日本人にとってはおおいに羽を伸ばしたい月です。
そしてまた今年の7月は参議院選挙があります。
物価が上がり続きつづけている状況で対策のないこのなまぬるい政治を変えなければ、国民は幸せにならないように思われます。
国民一人一人が選挙に真剣に目を向け、新しい政治に変えていきましょう。

このような状況の中で7月5日(土)に正棋会の受付が行われました。
朝の挨拶では今日行われる正棋会王将戦100回目は年2回50年と会場も転々と移動しながらも続いた記念すべき大会です。
今回から尼崎会場時代で行なわれた編入戦(決勝トーナメントベスト8に復活)が実施されます。
予選4局3勝で決勝トーナメントに通過し、2勝以下でも編入戦で優勝すれば決勝トーナメントベスト8に復活できます。
また予選4局で200点差以上で下位者が上位者に勝てば殊勲賞が与えられます。
そして予選通過された方で明日参加できない方は決勝トーナメントを辞退していただくことをご連絡しました。
令和7年8月10日(日)~11日(月・祝)令和最強戦が四日市で行われます。
また大阪府支部連合会より令和7年9月15日(月・祝)第25回支部連合会長杯将棋大会のご案内がありました。

62名の参加者は去年と同じ位で会議室1、2を使っての余裕の大会です。
正棋会新入会員3名のご紹介後、対局がスタートしました。
正棋会王将戦は20分30秒で予選4回戦が行われた後、
3勝以上が決勝トーナメントに進出し、優勝を勝ち獲るサバイバルな闘いです。
その中で予選での恒例の殊勲賞(レーティング下位者が200点差以上の上位者に勝利した賞)が2人出ました。
中野昭彦さん、川上茉奈未さん、殊勲賞おめでとうございます。

そして予選は21名が通過しましたが、お一人様のみ明日来られないので辞退しました。
2000点未満で予選通過した方は山田明純さん、大山孝駿さん、寺田逞真君、藤田貴史さん、
上原亮さん、中西一稀君(辞退)、畑賢治さん、池田将樹さんです。
2000点以上で予選通過できなかった方は宮原悠真君、田村航基君、山本伸一郎さんでした。

さて今回注目の編入戦は参加者11名5分30秒で行われ、Bクラスの堀田博万さんがA1クラスの強豪お二人に勝つ大波乱
がございましたが、正棋会新入会員の中嶋郁さん(和歌山)が決勝トーナメントベスト8を勝ち獲りました。おめでとうございます。

翌日の7月6日(日)は決勝トーナメントベスト8から始まります。
中拓海さんに勝った千野啓人さん、宮瀬賢伸さんに勝った寺田逞真君、
山田明純さんに勝った上原亮さん、畑賢治さんに勝った澤田龍平君、
西淳平さんに勝った楠本一斗さん、樋田栄正さんに勝った畑山敏輝さん、
池田将樹さんに勝った北口要さんです。

そして5位は寺田逞真君、上原亮さん、楠本一斗さん、中嶋郁さんです。
3位は澤田龍平君、北口要さんです。
決勝は畑山敏輝さんと千野啓人さんで行われ、千野啓人さんが初優勝を飾り、正棋会王将を獲得しました。
おめでとうございます。

今回もレベルの高い内容のある熱戦が繰り広げられましたが若手の伸びが著しく向上し、上位陣を撃破しております。
さらなる若手の向上を期待しています。
また決勝の畑山敏輝さんと千野啓人さんはしきつ将棋サロンでもVSを行っており、今後の全国大会の活躍を期待しております。

次回の正棋会8月例会は、8月9日(土)に9時半〜受付、10時開始予定で、同所にて行われます。
皆様のご参加を心からお待ちしております。

(石川由男)

決勝戦は若手実力者同士、普段からよく指している相手同士とのことでした。
(図☖7八角まで)

図以下43金、53金、同金、同銀、66飛、89角成、64銀、42銀引、65桂と進みましたが、中盤のポカで後手優勢になりました。
(野山知敬)