ともかく、お遊びですから、携帯電話に細工はしません。単純に右目の位置と左目の位置で、二回写真を撮り、あとでワープロなどで並べるだけです。次のステップで試してみてください。

(1)携帯電話のカメラを起動して、大きさは待ち受け画面サイズします。画像は高精細にしたほうがきれいに取れます。

(2)右目の位置に携帯電話を持ってきて、写真を撮る。こつは、画面の左上隅などに景色のどこがくるかを覚えておくことです。

(3)次に左目の位置に携帯を持ってきて、同じように撮りますが、さっき覚えた場所が画面隅の位置がくるようにします。2枚の間隔を広げると、普段奥行きの無い遠くの景色も、奥行きが強調されます。ゴジラの目で見た街並みとかも撮れますね。

(4)携帯電話からパソコンへ、SDカードなどを使ってデータをコピーします。これができない携帯電話では、ちょっと無理か。

(5)MS-WORDなどのワープロで、画像を読み込んで並べます。MS-WORDの場合は、書式＞背景のメニューで、背景色を黒にするときれいに見えます。基本的に、待ちうけサイズであれば、そのままの大きさで立体視できます。大きすぎると思えば、画像のサイズを書式メニューで調節しても良いし、画面表示の倍率で調節してもよいでしょう。ワープロが無くても、Windowsに標準で付属しているペイントソフトで、編集＞ファイルから貼り付けというメニューを使えば、使い勝手は悪くても、３Ｄ写真を作ることができます。

(6)ここがポイントですが、ためしに立体視してみて奥行きが逆の場合は、左右の画像を逆にします。携帯電話のファイル名は、分かりにくいから逆になる場合もあります。

(7)パソコンのスクリーンショット(Print Screen)でコピーして、ペイントソフト(スタートメニュー＞プログラム＞アクセサリ＞ペイント)にペーストします。後は、適当な大きさで選択して、編集＞ファイルへコピーという機能で３Ｄ画像ファイルを作ります。JPGでセーブすると品質が落ちますが、BMPのままであればきれいにできます。

以上、お試しください。この方法の問題は、動くものは３Ｄ化できないことですが、ま、お遊びだからいいじゃないかということで。