北海道大会(本番当日)
平成20年4月29日、いよいよ北海道大会の本番です。午後から雨の予想でしたが、傘は終日不要でした。
出演スタッフが並んで開場時間を待っています。
楽屋には、両猊下様にお渡しする花束が届いていました。ちなみに、北海道はちょうど桜が満開でした。
最後の通し練習です。「唱えてゆこう妙法を」の大合唱に合わせて、会場の後方から投げ込まれた大きな風船を、大玉送りの要領で、参加者の手によって前へ前へ送ります。最後に舞台まで届いた全員の思いが「地・涌・倍・増・大・結・集・!」となる演出で、第1部の幕引きとなります。
そうこうしているうちに、会場も満席に近くなってきました。写真は開会30分前(11:45ごろ)の様子です。
今更ですが、開会前に各スクリーンで、平成2年から今日に至るまでの、宗門と法華講の大発展の歴史を辿る映像が流されます。基本的に自由時間ですから、トイレに行ったり、タバコを吸ったりしている方も多いと思いますが、貴重な場面も含まれているので、特に用事の無い方は、是非注目してご覧いただきたいと思います。(写真は30万総登山の行道散華のシーン)
例えば、学頭職に任命された早瀬日如御尊能化(当時)が、蓮蔵坊にお入りになるために三門前に到着された場面も、ビデオが普及していない一昔前だったら容易に拝見できないシーンではないでしょうか。
続いて御座替わり法要の場面です。寿量品「而説偈言」までの読経をもって、御当職としての一切の御法務を果たし終えられた日顕上人猊下が、大導師席から御退座あそばされます。拝見する度に、熱いものが込み上げてきます。
エピソード(その1)
ところで、本番第2部の最中に地震がありました。壮年部代表が両猊下に誓願を申し上げているところでした。震度1〜2ぐらいで、ほぼ全員が揺れに気付いたはずですが、会場がざわめきだったり、誰かが立ち上がったりすることもなく、大会は粛々と進行しました。まるで、北海道の大結集に呼応したかのようでした。また、この後で御法主上人猊下が登壇され、三災七難に喘ぐ現代社会を立正安国の原理をもって救済するための地涌倍増であるとの御言葉を賜ることとも、決して関係の無い現象ではなかったことでしょう。
※その後、A御尊師のお話しでは「地涌の菩薩が出現するときは、大地が揺れるんですよ」とのこと。
エピソード(その2)通常は、第2部の開始と同時に発表される結集人数(仮)ですが、今回は第2部の終了前に6,001名と発表されました(目標は4,000名)。休憩時間中に、参加券の確認を求めるアナウンスが何度も流れたところをみると、最初に数えた時点では5,99x名とかだったのかもしれません。
エピソード(その3)第2部が無事に終了し、両猊下が盛大な拍手で見送られた後、司会(御僧侶)が「今大会の司会を無事に務めさせて・・・」と挨拶をし始めたものの、途中で気が付いて「僧侶退場!」と言い直す一幕がありました。舞台上から、御僧侶と信徒役員がはけた後で、(少し照れた様子で)「今大会の司会を無事に・・・」と再度挨拶があったので、会場は和やかな笑いに包まれました。
終了後は、飛行機の関係でブラバンが真っ先に出発させていただきました。