西日本大会(週刊誌報道)
週間新潮(平成20年2月14日号)に取材記事が掲載されていました。グラビアが2ページと記事が3ページで、合計5ページ分でした。
ステージの後方から撮影した会場の全景写真が掲載されています。「牙城」というのは、創価学会の聖地(昭和32年に池田大作氏ら創価学会員が公職選挙法違反容疑で逮捕され、池田大作氏を除く20名は有罪判決を受けた=大阪事件)にという意味のようです。
わざわざ「聖教新聞」(創価学会の機関紙)の広告が入るように撮影していますが、席がぎっしり埋まっている様子が良く分かります。下は、御法主日如上人猊下(右)と、御隠尊日顕上人猊下(左)のお写真です。誰かさん達の言うように「車椅子」ではないですから、ちゃんと見て下さいね。
ちなみに記事のタイトルは、「[特集]反創価学会3万人が大阪に集結した『大石寺』決起集会」というものでした。週刊誌ですから、多少は面白可笑しく書かれてしまいますが、このように週刊誌で報道されて多くの人目に触れるというのも、一定の意義があることでしょう。
多少、記事を引用すると、「いざ大会が始まるまで、集まった人々は席で弁当をつついたり、売店へ飲み物を買いに走ったりと寛いだ様子で、前半は青年部による和太鼓の演奏あり、婦人部による合唱ありとエンターテイメント一色。休憩を挟んでの後半は、2名の僧侶が司会に立ったせいで会場は厳粛な空気に包まれたが、信徒の老若男女が入れ代わり立ち代わり『折伏の体験談』のようなものを披露しても、会場に広がる拍手はいたって控えめ。ニンテンドーDSに興じるわが子をほったらかしの親までいたりで、そこはそれ、鼻息ばかり荒い新興宗教とは異なり、違和感を覚えるような熱狂や統制とは一切無縁だったのだ。しかし、である。午後3時、大会の終わりも近づいたころ、日蓮正宗総監の八木日照氏が演壇に立ち、『現代の一凶として大謗法に墜し、社会、国家に害毒を撒き散らしている池田創価学会を始め、世にはびこる邪宗、邪義を打ち破り、(中略)社会、国家、世界の安寧、福祉を満たしていくことこそ、我らの使命であります』とスピーチを始めると、会場から大きな拍手が。さらに、宗門トップの早瀬日如法主が『御指南』として、『悪法を信じると人心が乱れ、世間に大きな悪影響を及ぼします』と説き、数珠を取り出して『南無妙法蓮華経』と3度唱えると、会場の全員が手を合わせて『南無妙』のお題目を唱和。ここはいかにも宗教団体らしい一体感と盛り上がりを見せたのだった」というようなことが書かれています。
ちなみに、野球場の広さともなるとスタンドから多少拍手してもステージまで音が届かないのですが、会場が全体的に拍手をするとちゃんと伝わってくるから不思議なものです。また、発表者の声の質も重要な問題で、口業に徳のある、ある程度通る感じの声色をしている人から登壇者を選ぶこともポイントではないか思いました。
創価学会は自らが引き起こした言論出版妨害事件を契機に、週刊誌等の大衆メディアと反目を続けていますが、これから宗門が発展していけば、当然、第三者としての報道関係者との関わりは増えてきますね。