宗旨建立７５０年慶祝記念法華講３０万総登山大法要

宗旨建立７５０年慶祝記念法華講３０万総登山大法要は、本年４月２９日（月）から１０月７日（月）までの間、土曜・日曜を中心に６０回にわたって奉修されます。この大法要は、さる平成６年の地涌六万大総会における御法主（ごほっす）日顕上人（にっけんしょうにん）猊下（げいか）の御命題にもとづき、８年におよぶ僧俗一致の精進をもって、本年盛大に執（と）り行われるものです。

慶祝記念大法要は、午前１０時から客殿（きゃくでん）において奉修され、御法主上人の大導師のもと、読経、経行（きょうぎょう、自我偶訓読と行道散華）、論義式（ろんぎしき）の後、御法主上人よりお言葉を賜り、記念局委員長、ならびに総講頭の挨拶（あいさつ）をもって終了となります。なお、法要の前後に御開扉（ごかいひ）が行われます。参詣（さんけい）にあたっては、大佳節（だいかせつ）にめぐり値（あ）えた歓喜と三宝尊（さんぼうそん）への御報恩の真心をもってのぞみましょう。

論義式とは

論義式は、大聖人の仏法の深義が師弟相対（していそうたい）して本宗に正しく伝えられている姿を、問答（もんどう）形式によって表したもので、二祖日興上人（にっこうしょうにん）の時代から行われてきたといわれる伝統の儀式です。日蓮大聖人の甚深の法義を、講師が問者の問いに答え、最後に御法主上人が、問答の当否を判断されて証義を下されます。

なお、今回の法要では、参詣聴聞者への配慮から、初めて口語体で行われます。儀式にのぞんでは、信心を根本に、行学を錬磨することが、広宣流布へ向けての僧俗一致の肝要であることを自覚し、大いなる求道心（ぐどうしん）をもって拝聴いたしましょう。

特別記念展「宗旨建立と七百五十年の法灯」

宗旨建立７５０年慶祝記念事業の一環として開催される特別記念展は、「宗旨建立と７５０年の法灯（ほうとう）」をテーマに、７５０の法灯を護り抜いた総本山大石寺所蔵の貴重な御宝物、全国の寺院などに蔵する宝物・史料類などが数多く展示されます。

日蓮大聖人の宗旨建立の意義を改めて拝するとともに、本宗７５０年の歴史を顧みるなかで、これからの折伏弘通（しゃくぶくぐづう）の誓願を新たにいたしましょう。

【特別記念展のご案内】

▼開催期間　平成１４年４月２９日（月）から１２月２日（月）まで（但し、慶祝登山日に限る）

▼開場時間　午前８時３０分から午後５時（入場は午後４時３０分まで）

▼入場資格　記念局発行のワッペン整理券持参者（入場無料）

▼会　　場　総本山大講堂内

▼主　　催　宗旨建立七百五十年慶祝記念局