本門戒壇の大御本尊御遷座に関する情報

御遷座(23Kb)

かつて大石寺の『主要な境内建物』であった正本堂(富士宮市上篠字千居)は、その用途目的の消失のため、解体する運びとなった。内事部には以下のように掲示されている。

この度、宗教法人『大石寺』規則第26条に定める手続きを経て、下記のとおり建物を解体することになりましたので、宗教法人法第23条の規定によって公告します。(後略)

工期は平成10年5月より、24カ月間である。

1998/04/21 4:00


1998/04/17 0:00


院第2891号 平成10年3月25日 宗内一般 日蓮正宗宗務院(印)

 今般、御法主日顕上人猊下には、本日付けをもって、本行寺信徒・柳澤喜惣次殿を日蓮正宗法華講総講頭に、また、法道院信徒・石毛寅松殿を日蓮正宗法華講大講頭に、それぞれ御任命になられました。

任命状(7Kb)  柳澤喜惣次殿には日蓮正宗法華講連合会委員長として、また、石毛寅松殿には同じく副委員長として、永年にわたり法華講連合会の運営発展に尽力されるとともに、総本山の護持並びに宗門の興隆に多大の貢献をしてこられました。

 御法主上人猊下には、その功を深く嘉せられ、総本山客殿新築落慶の佳節にあたり、それぞれ総講頭、大講頭に御任命になり、更なる御奉公を望まれたものであります。

 宗内僧俗各位には、御法主上人の御意を深く信受せられ、愈々異体同心の絆を固め、来る平成十四年の慶事と法華講衆三十万総登山の達成に向って、不断の精進を重ねられますよう念願いたします。

 右、通達します。 以上

1998/04/15 0:30


客殿新築法要4月5日午後の部における『日蓮一期弘法付囑書』の御説法は、近日中に全文を掲載の予定。

1998/04/14 1:30


近日発表が確認された、日蓮正宗宗務院(大石寺内)の院達を掲載する。

『本門戒壇の大御本尊御遷座の件』(院第2893号)は奉安殿御遷座の公式発表であり、御遷座当日のもの。御遷座は同日の落慶法要における、御法主上人猊下の御指南に基づくものであるとしている。勿論、新奉安殿の建築は十分な期間をかけて行われており(登山者は目にしたでしょう)、その前々からの御構想と拝される。

次に翌日付けの『総本山客殿新築並びに同慶祝記念大法要の終了に当たって』(院第2894号)は、一連の客殿法要の無事終了を発表したもので、宗内僧俗一同に対する謝意が述べられている。平成6年よりの日蓮正宗・法華講の4年間の歩みを決算する大勝利宣言であるとともに、平成14年へ向けてより一層の奮起を促している。

1998/04/11 23:00


院第2894号 平成10年4月6日 宗内一般 日蓮正宗宗務院(印)

総本山客殿新築並びに同慶祝記念大法要の終了に当たって

 このたびの3月25日総本山客殿新築落慶大法要、並びに3月26日より4月5日に至る同慶祝記念大法要は、目標の10万名登山を見事に達成して、厳粛且つ盛大裡に無事滞りなく終了いたしました。

 これ偏に、仏祖三宝尊の御加護と御法主日顕上人猊下の御威徳によろことは勿論、宗内僧俗各位の熱烈な道念と信心に基づく、昨年来の異体同心の啓蒙推進に係るご尽力の賜物と衷心より謝意を表する次第であります。誠に有り難うございました。

 大御本尊新奉安殿御遷座の重大時局に鑑み、いよいよ僧俗和合して唱題と折伏に精進し、平成14年の30万総登山達成に向って、新たな前進を開始されますよう念願いたします。

 右、通達します。 以上

1998/04/11 23:00


The 2893rd notice from Shumuin to all priests and believers on April 5.

About the Movement of Dai-gohonzon

 Today, Nikken-shonin told us that we should move Dai-gohonzon from Shohondo (planed by Mr.Ikeda) to Hoanden in order to agree with the intention of Nichiren Daishonin, because of the recent Hobo of Soka-gakkai.

 Dai-gohonzon, Gohaikotsu (the bone of Nichiren Daishonin) and Saishobutsu (the first statue) had already been replaced in the Hoanden, and the Movement Ceremony was held at 6 PM.

 Now we should belive and understand the teach of the High Priest. And what is important is the religious solidarity of all priests and believers, as the strength for the succession of the 750th anniversary of Nichiren Shoshu in 2002.

Translated by Kengo Shibuya : 1998/04/11 14:00 (Japan time)


院第2893号 平成10年4月5日 宗内一般 日蓮正宗宗務院(印)

本門戒壇の大御本尊御遷座の件

 本日、総本山客殿新築落慶記念大法要の砌、御法主上人猊下には、近年の池田大作創価学会の大謗法の姿に鑑み、本門戒壇の大御本尊を、池田大作が願主となって建立された正本堂から元の奉安殿へ御遷座申し上げることが、宗祖日蓮大聖人の御本意に添い奉るものである旨の甚深の御指南を遊ばされました。

 本門戒壇の大御本尊並びに大聖人御灰骨、最初仏は、法要後直ちに、拡張新築せられた新奉安殿へ御遷座せられ、午後六時より御遷座法要が執行せられました。

 宗内僧俗各位には、御法主上人猊下の御指南を深く信解せられ、異体同心の信心をもって、平成14年の立宗750年の30万総登山に向って、いよいよ大前進をせられますようお願いいたします。

 右、通達します。 以上

1998/04/10 23:30


『訓諭』等の公式発表は確認できていないので、御遷座の意義等については後日の掲載となります。

1998/04/07 20:00


=速報第一報=

平成10年3月25日、法華講連合会柳澤委員長が御法主日顕上人猊下の御慈命により法華講総講頭に任命され、名実ともに日蓮正宗信徒の代表となられた。いままでは国内信徒組織の Chairman 的存在であったが、今後は全世界信徒の President 的役割を担われるのだろうか。これによって日蓮正宗は平成14年・立宗750年を控えて、挙宗一致の大改革と大前進を期すべく体制を整えたことになる。火蓋は切って落とされた。

4月6日午後六時、厳かに太鼓の音が響き渡る中、大石寺客殿(大客殿の名称は廃止)に御法主上人猊下が御出仕遊ばされ、一連の客殿慶祝行事の締めくくりとなる、『客殿行事開始法要』(使用初め)が営まれ、翌日の御霊宝虫払に備えられた。すでに11日間の法要を滞りなく奉修された猊下は、恐らくは相当にお疲れのものと思われるが、疲労を微塵も感じさせない凛とした御姿であった。(御説法はなし)

猊下御退場の後、続いて布教大講演会と銘打たれ、大村教学部長尊師・高野日海御尊能化・秋山全国布教師会会長のそうそうたる登壇者三師により、登山者一般に対して講演がなされた。特に最後の秋山御尊能化が御遷座に就いて触れられ、「富士の清流は厳然であります。おめでとうございます」述べられると会場は割れんばかりの拍手に包まれ、大盛況であった。

これに先立つこと4時間、記念すべき第一回御開扉が奉安殿にて厳粛に奉修された。これには御僧侶並びに国内外(約半々)の信徒が参加した。奉安殿は旧来のものを増築したものであり、広さは約3倍3000名余を収容する。旧本堂は5600名であるからやや小さい。登山者は着山後はじめて知らされたが、驚きよりはむしろ期待感で胸は一杯になり、御戒壇様とは実際その通りの距離であった。胸が熱くなった(比喩じゃなくて)。

読経が終わると、総監様を率いて猊下が真新しい須弥壇に登られ、和紙をもって大御本尊様のすすを御払い申し上げた。文字をなぞられるその御姿は、ちょうど御本尊を書写されておられるかのようである。唱題終了の後、虫払いの恒例通り御開扉された、最初仏(右の宝塔内)・御灰骨(左の宝塔内)について甚深の御説法を賜った。

本日7日は午前2時30分の丑寅勤行にはじまり(遥拝も以前の通り)、7時開山御講9時御霊宝虫払い、10時30分御書真幹巻き返しと如法に進められ、新客殿最初の二大法要は一切を無事に終了した。御霊宝虫払いは大聖人から9世日有上人までの御本尊の御風入れであり、最後の御座替本尊が奉掲されると、猊下は勤行をされ、僧俗もそれに御唱和申し上げた。約60幅の御本尊様に囲まれ、どの御本尊を拝もうか・・・極楽とはこのことである。

<以下は伝聞>

1998/04/07 19:00