資料I(宗務院より宗内僧侶宛に発せられた『急報』)


平成3年1月15日
日蓮正宗宗務院

宗内僧侶各位

急 報


創価学会は1月15日付聖教新聞において大見出しで「宗務当局『テープ』の誤り認め質問撤回」とか「今回の措置が根底から崩れる」などの言辞をもって、宗務院からの「お尋ね」文書がいかにも全面的に誤りであったかのような印象を与える卑劣な記事を掲載しております。

しかし実際には、1月6日・10日教師指導会で大村教学部長が説明したとおり、テープの一部聞き違いによる相違があったのみで、今回の問題の肝心な部分においては、何らの誤りもなく、名誉会長の猊下蔑視発言は明確にして、厳然たる事実であります。

このことは、1月12日付で宗務院より創価学会へ宛てて送付した書面に明らかであり、全国寺院へも送付したので熟読願います。この1月12日付書面を受け取った学会は、宗門の指摘した肝心な部分については全く触れずこのような卑劣極まる宣伝をしたのであり、問題の本質をすりかえる学会の無慙な体質を表すものであります。

故に宗門の方針は些かも変わらないので、宗内僧侶各位には、このような謀略的な記事に惑わされることなく、いよいよ御法主上人猊下のもと、一結して既定の方針に従ってご精進願います。

以上