梅ノ木尾根

日向山から梅の木尾根へ

 梅の木尾根は、日向山から西に延びる尾根を言います。 今回は、彼岸花の咲く時期に日向山から梅の木尾根を歩いてみました。 昭文社エアリアマップには一般道として赤線はありませんが、道標もあり 整備されたハイキングコースです。
2002.09.29. 隊長、気まぐれ散歩

日程日帰り
歩行時間約2時間50分

駐車場−25分−日向山−1時間05分−537bピーク−30分−浄発願寺奥の院  2時間
浄発願寺奥の院−15分−林道−35分−日向薬師バス停                50分

梅ノ木尾根地図

ポイントとなる位置に を付けました。
上記地図はクりマッカブルイメージです。
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 日向薬師寺の裏手の駐車場に車を止め、駐車場にある道標より、まずはめざせ日向山へ

駐車場 ポイント ●1日向山への登山口

 左手ある梅林を廻り込みながら階段をテクテク上がってゆくと、道標があり道は二手に分かれている。 右が日向山と書いてあるが、左からも日向山へいけるのであるが・・。 日向山へは右から行った方が近いです。道標を右へ行くとやがて階段の登りとなる。

道 標、右が日向山階段の登り

 しばらく登って行くと、日向薬師奥の院があります。昔は洞穴の奥に何かが祭られていたようです。 奥の院についてのうんちくが書かれている看板があったがココでは割愛と言うことで・・・ 洞穴の奥の画像を明度補正したらこんな画像になってしまった。

日向薬師奥の院洞穴の奥

 奥の院よりひと登りで山頂に着く。山頂には、祠やベンチがある。

日向山山頂 ポイント ●2山頂にある祠

 山頂からは、東側のみ展望が開け相模湾が見渡せる。 道は北側を下ると、七沢温泉や広沢寺温泉へゆく。西側の杉林を進んでゆくと 梅ノ木尾根へ。

山頂より相模湾を望む杉林を進む

 多少のアップダウンのある整備された道である。 途中にはベンチもあり、樹幹ごしに鐘が岳が見える。

途中にはベンチもある樹幹越しに鐘ガ岳

 下りきった十字路に分岐がある。右はキャンプ場へ。左は日向薬師の駐車場へ続いている。 梅の木尾根は正面の階段を登ってゆく。

下ると分岐がある。分岐 ポイント ●3

 樹林帯の階段を登っていくと途中にベンチがある

梅ノ木尾根への階段樹林帯のなかのベンチ

 そして小ピークには、道標がある。道は緩やかになり少しの登りでまた 次の小ピークへと歩く。

小ピーク樹林帯の登り

 次の小ピークは、明るい場所にベンチがあり休憩するにはちょうどよい。 ベンチの少し手前には、たくさんは生えてはいないがトリカブトを見つけることができる。 10月中旬にはカブトの形をした紫色の花を咲かせる。

ポイント ●4キャンプ場への分岐

 道はまた平坦となり、苔むした岩を通過すると、また登りとなる。

大きい岩が目立つ。ちょぴり急だょ

 尾根を登りきるとまたベンチがある。この尾根は、登りきった場所には必ずベンチが あり、整備された手ごろなハイキングコースであることがわかる。ここが537b ピークかな?と二万五千分の一地図を広げるとこの先のようである。 すこし下ると、右手が伐採されており、鐘が岳がよく見える。

鐘が岳

 わずかな登りベンチのある537bのピークである。 うっかりすると通り過ごしてしまいそうなところである。近くに蜂の巣があるのか、 一匹のキイロスズメバチがブンブンとしつこくまとわりついてくる。 追い払おうとすると刺されるので知らんぷりするが、とにかくしつこい奴である。 いったんピークを通り過ぎ、蜂が居なくなったの見計らってまた戻りピークの写真を撮る。 すこしゆくと、またベンチがある。北側の小尾根には作業道であろう踏み跡が下っている。

537bのピーク
ポイント ●5
またベンチだぁ・・

 わずかな下りと登りで、ベンチとテーブルがある分岐に着く。 道標には、左へ浄発願寺奥の院と書いてあるだけで、真っ直ぐは大山とは書いてない。 正面の尾根には樹林の中へ作業道の踏み跡が続いている。たぶんここから大山への 登りである。まだ時間が早いので、893bの取りつきまで様子を見に登ってみようか と考えたが、また今度ということでパス。 奥の院へは山腹の巻き道を行く。

大山への分岐
ポイント ●6
平坦な巻き道

 やがて道標があり、尾根を下ってゆく。そして次の道標を左へと巻き道を ゆくと浄発願寺奥の院「岩屋」に着く。

 
道標より尾根を下る。 ポイント ●7 道標より巻き道となる。ポイント ●8

 正面の看板には岩屋についてのうんちくが書かれてある。

 
浄発願寺奥の院 岩屋  ポイント ●9

 岩屋からさらに下ってゆくと、淨発願寺奥の院の跡地がある。 林道へは参道の石段を下って行く。(地図上の破線)

 
奥の院ポイント ●9 参道の石段を下る。

 日向川に架かってる橋を渡ると林道にでる。 左手に「クアハウス山小屋」というキャンプやバーベキューを楽しむ施設がある。 また入浴もできるので、風呂上がりに地ビールで一杯なんかもよさそうである。 日向川沿いにはいくつかの施設がある。

橋を渡ると林道ポイント ●10 クアハウス山小屋

 林道をさらに進んでゆくと、石雲寺や淨発願寺の前を通る。「まぁ! 普通のお寺のようですが?・・・。」

石雲寺 ポイント ●12 淨発願寺 ポイント ●13

 しばらく歩くと、分岐に着く。左は駐車場への登りとなり、真っ直ぐはバス停である。 左の田んぼの畦道には彼岸花が咲いている。「これはすごい!」と言うほどではないが・・・。 毎年、9月のお彼岸の頃になると家族連れやハイカーで賑わう。

分 岐 ポイント ●14 バス停 ポイント ●15

 畦道の中を歩き、バス停へ向かう。後ろを振り向くと大山が見える。 日向薬師はバス停の少し先を左へ曲がると参道である。

彼岸花 正面の奥が大山

 10月下旬の頃になると、トリカブトの花やオナモミを見つけることもできる。

トリカブト オナモミ


kshige01@msj.biglobe.ne.jp

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