本文中の茶色の文字をクリックすると、ここに補足説明がでます。
時には役に立たないコネタだったりするかもしれません。

 

 

 

 

 

 

アイリメンバーユー 甘い甘いスタンダードソング。
1940年代から現在に至るまで
多くのミュージシャンが取り上げている名曲。

 

 

 

 

 

アートブレイキー (1919〜90)
ハードバップの黄金時代に活躍したスタードラマー。
ドラマーとしてよりアートブレイキー&ジャズメッセンジャーズの
リーダーとしての地位の方が高いかもしれない。
ファンキージャズの経典的アルバム「MOANIN'」は余りにも有名。
数多くのミュージシャンを世に送り出した。。

 

 

 

 

 

アドリブ 即興演奏のこと。(同意語)インプロヴィゼイション

 

 

 

 

 

インストルメンタル 1)楽器の事
2)楽器だけで演奏される歌詞のない音楽。
(反対語)うたもの
(略語)インスト

 

 

 

 

 

インタープレイ 複数のプレイヤーによるアドリブ展開の事。
ただのアドリブ交換ではなくて、
インスピレーションを刺激しあう様な応酬を指す事が多い。

 

 

 

 

 

インテンポ テンポを守った状態。
反対にテンポを崩した状態をルバートと云います。

 

 

 

 

イントロ イントロダクションの略。
曲に入る前の導入パート。
高島忠夫のクイズドレミファドンで有名になった。
初代アシスタントの水野きみこのファンだった(爆)。

 

 

 

 

 

ヴァ―ス もと阪神タイガースの助っ人外人ではありません。
昔のスタンダードはミュージカルの為に書かれたモノが多く
舞台で演技から歌に入る流れをスムーズにする為に
語りと歌の中間の様なパートが曲の頭についていました。
これをヴァ―スと云います。
それに続く歌の本体部分をリフレインと云います。
有名な"スターダスト"はヴァ―スも含めての名曲ですね。

 

 

 

 

 

ウォーキングベース 4ビートジャズの根幹をなすベーススタイルです。
4分音符を中心にたゆまず弾き続けます。
ジャズのスイング感はこのベースとドラムに支えられています。
ご苦労様です。

 

 

 

 

 

エレベ エレクトリックベースの略。
ウッドベースの場合はウッべと云うが結構発音しにくい。

 

 

 

 

 

オシャレ ジャズを表現する表面的な形容。
CDの帯に「オシャレなジャズ」って書いてたら
ちょっと警戒が必要かも。
このHPではあまり好意的に使わない表現。

 

 

 

 

 

金管楽器や木管楽器のひっくるめた俗称。
「かん」であって「くだ」ではない。
ましてや「すが」である筈がない。
トランペット、サックス、トロンボーン、クラリネット、
フルート辺りが良く使われる。

 

 

 

 

 

キースジャレット (1945〜)
現在を代表するピアニスト。
ソロピアノでその瑞々しい感性を世に知らしめ、
ここでも紹介したスタンダーズのユニットで
更にその地位を不動のモノにした。
唸るピアニストはジャズには沢山いるが、
この高音の「いーん」って声は慣れるまで大変(笑)。

 

 

 

 

 

キャノンボールアダレイ (1928〜75)
ファンキージャズの代名詞とも云える
アルトサックス奏者。
弟のナットアダレイと共に1960年代に活躍。
"WORK SONG"は彼らの代表作。

 

 

 

 

 

クリフォードブラウン (1930〜56)
ジャズの歴史に燦然と輝く天才トランペッター。
1950年代のハードバップ黄金期を作り上げた。
美しくもボディー感のある音色、溢れ出るフレーズ、
50年近く経った今でも色褪せる事のない存在感。
ドラムのマックスローチとのクインテットは、
どのアルバムを聴いても間違いない名盤です。
交通事故でリッチ―パウエルと共に世を去った。

 

 

 

 

 

グループ 演奏を行なう集団を指す総称。
他にもユニットと呼んだり、比較的小さい編成のモノを
コンボと呼んだりします。(Little combinationの略)
人数によって、2人=デュオ、3人=トリオ、4人=カルテット、
5人=クインテット、6人=セクステット、7人=セプテット、
8人=オクテット。このあたりまでが良く使われます。
9人=ノネット、10人=テンテット(orデクテット)も稀に。

 

 

 

 

 

クロマティック 半音の事。
1オクターブはドレミファソラシの7つの音だが、
半音でわけると全部で12。
ピアノの白鍵と黒鍵で試して見るとわかりやすいが
順番に叩いていくと明るい感じも暗い感じもしない
無表情なイメージがする。
その特性は調性を拡大(もしくは破壊)していく上で需要。
(類音語)鞍馬天狗

 

 

 

 

 

ゲイリーピーコック (1936〜)
オーソドックスなプレイからフリージャズに至るまで
あらゆるシーンで活躍するベーシスト。
オーネットコールマン、ポールブレイらとの共演が印象的で
フリー系のイメージが強い人ではありますが、
このスタンダードトリオも彼の活動の中で重要な位置を占めます。

 

 

 

 

 

コーダ 曲を終わりそうな感じに導く部分。(同意語)エンディング

 

 

 

 

 

コード進行 これを説明するには本一冊以上かかりますが、
メロディにぴったりくるハーモニーをコードと呼び
メロディが変化していくと共にコードも変わっていく事を
コード進行と云います。
譜面の上に書いてある"F7"とか"Gm7(♭5)"とかです。
複数のプレイヤーが同時にアドリブを行なっても
ドシャメシャにならないのは、コード進行に基づいて
お互いが演奏しているからに他なりません。

 

 

 

 

 

コーラス 1)合唱。ママさんが思い入れたっぷりに歌うのはちょっと怖い。
2)曲そのものを指します。(同意語)リフレイン
ジャズに於いてはアドリブを行なう長さの基準になっています。
「じゃアドリブ3コーラス宜しく。」って云うと3曲分の長さの
ソロをとる事になります。
3)森永が発売してたカルピスのパチモン。
喉に変な固まりが残らないので好きでした。

 

 

 

 

 

コールマンホーキンス (1904〜69)
ジャズテナーサックスの父。
スイング時代から活躍し、バップの波の中へも
自らのスタイルで切りこんでいき一線で活躍し続けた。
極太の音色とタフなプレイは圧倒的な個性だ。

 

 

 

 

 

ジジグライス (1927〜83)
プレイヤーとしては実に地味な渋いアルトサックス奏者。
特徴は淡々としたフレージングとハスキーでやや高めのピッチ。
プレイヤーとして以上にアレンジャーやコンポーザーとしての
評価が高い。古くはクリフォードブラウンとも共演しているが、
特にトランペットのドナルドバードと組んだジャズラボラトリーの
ユニットが彼の代表的な活動。

 

 

 

 

 

ジャックディジョネット (1942〜)
どの活動が代表的なのかわからないほど
あちこちで叩いているドラマー(笑)。
パワフルなプレイから繊細なプレイまで
ユニットの良さを最大限に引き出す事ができる
テクニックとセンスを持っていると思う。

 

 

 

 

 

小節 音楽と構成する大事な単位。
例えば4拍子の音楽なら4拍で1小節となります。
当然3拍子なら3拍で1小節。
これが4つ分で小楽節と云い、区切れ目感を強く感じる筈。
更にこれ2つ分(=8小節)で大楽節と云われます。
大抵がこの倍数で音楽が構成されます。

 

 

 

 

 

ジョンコルトレーン (1926〜67)
ジャズの歴史を作った最も偉大なテナーサックス奏者。
最初は風変わりなサックス吹き程度であったが、
次第に頭角を表わす。ここでのプレイはまだ駆け出しの頃。
うねる様なフレーズは更に探求され遂にはシーツオヴサウンドと
呼ばれる音の洪水へと突入していく。
彼の進化はそれに留まらず最終的にフリージャズの世界に踏み入り
スピリチュアルな世界へ嵌りこんでいく。

 

 

 

 

 

シロアリの女王 zyooh.JPG (18980 バイト)一日に1000個もの卵を産めるように
胴体の部分が異様に進化している。
アリと名前がついているが
実際にはゴキブリに近い。

 

 

 

 

 

シングルトーン 主にピアノに於いて右手でメロディを弾く際に、
敢えて和音を使わず単音でフレーズを連ねて行く事。
フレーズの美しさが際立ちアドリブの純度が高まる感じ。
(同意語)ホーンライク (反対語)ブロックコード


 

 

 

 

 

シンコペイション 聴き手が「1,2,3,4」とリズムを取ってるのを逆手にとって
イレギュラーなリズム感を感じる様にする事。
あんまり演り過ぎると自分でも見失う(笑)。


 

 

 

 

 

シンバルレガート シンバルを叩いてリズムをとる事。
ジャズでは「チートットチートット」と叩く事が多い。


 

 

 

 

 

スコットラファロ (1936〜1961)
ベースはコード進行を追いかけて演奏を支えるモノ、
って云う日陰なポジションから脱却し、
ラファロは様々な形で他のプレイヤーに絡んでいく。
このスタイルがエヴァンスの素晴らしいプレイを引き出し、
ピアノトリオの可能性を推し進めた。
若くして亡くなったのが惜しまれる天才。


 

 

 

 

 

スタンダードナンバー 沢山のミュージシャンに取り上げられて
一般的になった曲の事。
1900年代前半のミュージカルなどで作られた歌モノが多い。
ジャズマンが自分でプレイする為に作った曲が
他のミュージシャンに取り上げられて
一般的になった曲もあります。
これをジャズスタンダードと呼んで区別する事もあります。

 

 

 

 

 

スティック ドラムを叩く為の棒。
廻したりして目立つ為の小道具にもなる。

 

 

 

 

 

セカンドリフ ジャズはアドリブ廻しが中心なので
展開的に単調になりがち。
そこで流れに変化をつける為の常套手段がコレ。
特にアドリブ廻しからラストテーマに戻る部分で
急に今まで出てこなかったメロディが挿入されてくると
新鮮な感じがしてとても効果的。
ジャズメッセンジャーズあたりが多用してますね。

 

 

 

 

 

セロニアスモンク (1917〜82)
バップ時代から活躍した孤高の…変人(笑)。
彼のピアノはバップ的では全くないが、
数多くのオリジナル曲はジャズの宝物。
コンボでの演奏もさる事ながらソロアルバムの味わいは
独特のタイム感と音使いを堪能できるので是非。

 

 

 

 

 

ソロ 1)全くの単独での演奏。
2)バックがいても1人にスポットライトがあてられている状態。
ちなみに2人(以上)の場合、ソリと云います。

 

 

 

 

 

チェイス 複数のプレイヤーがかわるがわるアドリブする事。
お互いの技の見せ合いとか、相手のフレーズを拾ったりとか、
色々な掛け合いを楽しむ。

 

 

 

 

 

テイク 1)レコーディングの際の収録単位。
(文例)「リーダーが完璧主義者でさぁ、50テイクもとるんだぜ。
唇の皮がめくれちゃったよ。」
2)英語の試験で出てきたら嫌な単語。GIVEと並んで意味が多い。

 

 

 

 

 

テーマ ジャズに於いて演奏する曲の事をテーマと呼びます。
あくまでも曲は素材でしかないと云う訳ですね。
「ジャズに名曲はない。名演があるのだ。」
誰が云ったか知りませんが云い得て妙です。

 

 

 

 

 

テンション 緊張感を高める音の事。
例えば一番簡単なCの和音。→
それに7度を加えると…。→
更に9度。→
更に11度。→
これをふまえたコードワークの例。→

 

 

 

 

 

ドシャメシャな音楽 アヴァンギャルドとかフリージャズとか云われるモノがコレ。
しかし制約を減らしていく事で見事な即興演奏を生み出す事も。
演ってみたけどイマイチ効果がでなかった場合、
しばしば"実験的"と云う言葉で誤魔化されるので注意(笑)。

 

 

 

 

 

ドラム 演奏に於けるリズムを一手に引き受ける重要な楽器。
その割にはいつもステージの一番奥にいる上に
プレイヤーの姿は楽器の陰に隠れて殆ど見えない。
ドラマーにはなぜか乱暴そうな人が多い(笑)。

 

 

 

 

 

ハードバップ ジャズの歴史については後述する予定ですので手短に。
1930年代末にビバップムーブメントと呼ばれる転機があり
スイングジャズからモダンジャズへと時代の幕が開けた。
1950年代には西海岸を舞台に白人中心のクールジャズも台頭。
バップは更に黒人らしいテイストを色濃く反映させると共に
演奏形態やハーモニーを更に発展させていった。
1950年代のこうしたスタイルをハードバップと呼ぶ。

 

 

 

 

 

バッキング 演奏(特にアドリブ)に於いて、後ろに回ってサポートする事。
人がソロを取ってる時にあんまり後ろで派手にやらかすと
後で喧嘩になったりするから要注意。

 

 

 

 

 

ハロルドランド (1928〜死んだと思う)
理想的なハードバップテナーサックス奏者。
ブラウンローチクインテットのテナーとして活躍するが
家庭の事情でニューヨークを離れ西海岸に戻る。
(彼の後釜がソニーロリンズ)
その後も活動を続けるがやっぱり最も輝いていたのは
ブラウンローチ時代でしょう。

 

 

 

 

 

ビバップ(=バップ) 1930年代末〜40年始めに起こったジャズの歴史的改革。
1930年は白人中心のビッグバンドによるスイングが全盛だったが
黒人ミュージシャン達が新たなジャズを探求し始めた。
8分音符を主体とした音の羅列による目まぐるしいアドリブ、
ウラにアクセントのある黒いフィーリング、ブルースの徹底研究…。
ここから生み出される躍動感はスイングを古いモノにしてしまった。
中心人物はチャーリーパーカー、ディジーガレスピー、
チャーリークリスチャン、バドパウエル…。

 

 

 

 

 

ビルエヴァンス (1929〜1980)
この人抜きにジャズピアノは語れない程の巨人。
彼のピアノスタイルに影響を受けた人がワンサカいる。
それまで黒人的なノリを信条としてきたジャズに
高度な音楽理論を持ちこみ(彼一人の功績ではないが)、
それでいて完成された美しいプレイを展開した。
枕詞は"リリカル"(笑)。

 

 

 

 

 

フィルイン テーマのメロディの空きの部分でドラムのオカズを入れたり
アドリブでフレーズを入れたりする事。
完全にブレイク(全ての音を止める)してアドリブする瞬間、
プレイヤーは無茶苦茶気持ち良いのです。

 

 

 

 

 

フェイク 一般的に云う「くずす」。
アドリブまで極端にかえてしまわないで
節回しを変える程度のモノ。
ここにも各プレイヤーの味がでます。

 

 

 

 

 

4バースチェンジ 4小節毎で入れ替わってソロを取る事。
アドリブパートに変化を持たせる為の常套手段。
ドラムのソロの時とかフロントが2人いたら
(サックスとトランペットと云うように)、
かわりばんこにアドリブをやって掛け合いをする事が良くある。
4人のバースがかわりべんたんで打つと絶対勝てると思う。

 

 

 

 

 

4ビート ジャズの基本的なビート。
一言で説明するのは難しいが、典型的な4ビートとは
ドラム…右手でシンバルレガートを「チートット」と入れ
左足でハイハットをウラ拍(2拍目、4拍目)で踏む。
ベース…4分音符でウォーキングする。
メロディ…3連符系でハネる。

 

 

 

 

 

ブラウニー クリフォードブラウンの愛称。
他にチャーリーパーカーをバードと云ったり、
ディジーガレスピーをディズと呼んだりします。
全然関係ないが、ネット仲間のオフ。ハンドル名で呼び合うのは
結構違和感があるものだ(笑)。
私に会っても"しほたつ"とか"志保龍Q"と呼ばないで下さい。


 

 

 

 

 

ブラシ 細くてしっかりした針金を束ねたモノ。
これでドラムを叩いたりこすったりすると
普通のスティックとは違ったシャコシャコした音がする。
演奏の音量を抑え目にしながら表情をつける時に効果的。
ピアノトリオ等で主に使われる。



 

 

 

 

 

ブルース まずは淡谷のり子等の日本のブルースの事は忘れて下さい(笑)。
黒人の音楽の起源とも云うべき音楽の形式。
12小節で構成され、基本的には3コードで演奏できる。
例えばキーがFならこんな感じ。
|F |F |F |F |
|Bb|Bb|F |F |
|C |Bb|F |F |
このブルース進行の感覚は掴んでおくと吉。

 

 

 

 

 

ブロックコード メロディラインの一つ一つの音を和音で構成させる。
ブロックみたいに音を積み重ね、並べていくからこう呼ぶ。
ここでのビルエヴァンスみたいなプレイを
ブロックコードと呼んでいいのかどうかちょっと迷いますが…。

 

 

 

 

 

フロント 管楽器などメロディを中心に演奏するプレイヤーが
ステージの前の方に並ぶ事になるのでこう呼ばれます。
基本的にコンボ演奏の場合、
ドラム・ベース・ピアノ…リズムセクション
サックス、トランペットなど…フロント
と云う関係になります。
考えて見るとギターはコウモリ的存在かもしれない(笑)。

 

 

 

 

 

ベース 低音楽器で曲のコードの流れにそって
休みなく弾き続けなければいけない大変な役割を背負う。
ジャズではウッドベースが使われる事が多いが、
これはクラシックで云うところのコントラバスです。
ベーシストには太った人が多い(笑)。

 

 

 

 

 

ベニーゴルソン (1929〜生きてたっけ?)
とにかく細かいフレーズをグネグネと吹きまくるテナー。
きっと強靭な唇と肺を持っているに違いない。
バイタリティ溢れる野性的なプレイとは裏腹に
優れたアレンジャーでもありコンポーザーでもある。
ジャズテットやジャズメッセンジャーズでアレンジの腕を振るう。
また"WHISPER NOT"や"I REMENBER CLIFFORD"など
美しい曲も数多く残している。

 

 

 

 

 

ポールモチアン (1931〜)
エヴァンストリオのスタイルを決定づけたドラマー。
その知的なセンスは比類なき緊張感を生み出す。
見た目はつるっぱげで怖い(笑)。

 

 

 

 

 

マックスローチ (1924〜生きてたっけ?)
モダンジャズドラムのスタイルを確立した巨人。
バップ期から多くのプレイヤーとの共演を経て、
クリフォードブラウンと出会い輝かしい演奏を残した。
ブラウンの死後、歌手のアビーリンカーンと結婚、
黒人の人権運動に力を注ぎ、音楽性にも反映させていく。

 

 

 

 

 

ユニゾン 全く同じフレーズを複数の楽器で演奏する事。
オクターブ離れていてもユニゾンと云う事もありますね。
ハモるよりも色彩感はないですが、音の力が出ます。
「ユニゾンは最大のハーモニーだ」と云った人がいたけど
云い得て妙ですね。
(動詞)ユニゾる:ラ行五段活用

 

 

 

 

 

ライナーノート レコードやCDの中に書いてある解説。
全然つまらない事を書いている事もありますが、
為になることも書いてあることが多いので
聴きはじめの頃は日本盤を買うことをお薦めします。
買ったCDを帰りの電車で聴きながらライナーノートを読むのは
なかなか楽しい…って私だけ?(笑)

 

 

 

 

 

ラッパ 通常はトランペットの俗称として用いられますが、
楽器の区別のついていない人にかかると
サックスもラッパになるケースもあります(笑)。

 

 

 

 

 

リフ ソリストのバックで単純なフレーズの反復で
ハーモニーをつける事。
そこから転じて短いフレーズの曲をリフ曲と呼んだりする事も。

 

 

 

 

 

リリカル 抒情詩的なプレイの形容に用いる。
と云うより「エヴァンス的な」(笑)。
「こいつのプレイはリリカルだねー。」
(意訳)「こいつエヴァンスに似てるねー。」
リリックは歌詞と云う意味もあります。

 

 

 

 

 

ロール ドラムの基本的技巧。
スティックをスネアドラムの上で細かく弾ませるように叩く。
重要な発表があって盛り上げる時に使うドルルルルっての。
アートブレイキーはこれを良く使ったので
彼のロールを"ナイヤガラ瀑布ロール"と呼ぶ。

 

 

 

 

AABA形式 楽曲はたいてい小楽節や大楽節が幾つか組み合わさって
構成される事が多い。
AメロとBメロ(=サビ)だけで曲を作る基本形の一つがこれ。
例)
♪昨日は呑みに行った。昨日は呑みに行った。
♪帰りは覚えてないが、昨日は呑みに行った。
ちなみに志保龍Qの曲は殆どがコレだ(爆)。

 

 

 

 

 

ピテカントロプスエレクトス 2000年の日本の音楽シーンを席巻したヴィジュアル系バンド。
平均年齢43歳と云う高齢をものともせず活発な活動を続ける。
ファン層は極めて広く「ロック界のゆりかごから墓場まで」との
異名をとる。
ライヴも東京ドームから鬼怒川温泉まで幅広くこなす。
2000年大晦日の紅白歌合戦を最後に電撃解散するも
2001年の残り戎に再結成しバンド名をクロマニヨンに改めた。
(もちろん嘘です。)

 

 

 

 

 

飛べない翼に君の夢を〜 ピテカントロプスエレクトスの2000年の大ヒットナンバー。
2500万枚を売り上げたから国民の4〜5人に1人は買った計算だ。
夏はUVカットに、冬は使い捨てカイロになると云う多目的仕様が
功を奏したようだ。
作詞はSHOTA、作曲はシャトレーゼ藤巻と云うお馴染みのコンビ。
(これももちろん嘘ですが、こんなモノを作ってみました。→ココ)