カモメのチックで有名な（？）これに関しては，
後にChickが同名のQuartet(Chick Corea/key,
Stan Clark/bass, Al Di Meora/g, Lenny White/drums)を作って，
やっていたので，そっちの方のアルバムから聴いたのですが，
後で，これを聴いてなぜかこっちの方が気に入ってしまいました．
最近，"What game shall we play today"が，某日産の車のコマーシャルに使われて
いて，思い出して，これを書きました．今回は，後のも含めて，僕が影響受けた
Bassistと言うテーマの第一弾でStan Clarkと言うことで，あげました．Stan Clark
と言う人は，エレベ，アコベ両方使う（今ではあまり珍しくもないですが）というこ
とで，興味があったのと私の好きなギタリストのJeff Beckと一緒やっていたりして
，そっちからも興味がありました．彼のエレベをバチバチ言わしながら弾くのが好き
で，結構コピーしたりしてまねしてました．ライヴで見て，でかい人，かつ，でかい
鼻の穴の人という印象が強かった（爆）．ちなみに，ライブで見たAirto Moreiraも
強烈でした．タンバリン一つでソロして，かつ歌って，唸って．歌ってるときの目が
怖かった．

これは，ご存じの方も多いと思いますので，多くは語りません．
けど，やっぱり好きです．彼の一番好きなところは，
ボウイングです．Miles Quintet等の演奏も好きですが，
やっぱし，これを挙げておこうと思ってました．
のっけのYesterdaysから，ボウイングによるソロを聴かせてくれます．
フレーズ等の影響と言うことはなかったですが，
これは，もう単純に好きという物でしょう．
解説になってませんが（爆）．

やっぱし，Jaco．
どうしても，Jaco．
避けて通れない，Jaco．
僕にとっては，Milesに次ぐHero．
フレーズはいつもコピーしようとして，途中でくじけてきた．
もっとも僕が畏怖しているBassistです．
確かに，彼の演奏で挙げるのには異論もあると思うのですが，
（8:30における演奏は，一つの彼の演奏の頂点であると僕は思ってます）
これが僕がJacoに出会って，最初に見事に飛ばされてしまった思い出のアルバムです
．最初のBirdlandもさることながら，３曲目のTeen TownのBass playは，とにかく当
時高校生であった僕の背筋をぞおーっとさせました．後に，Marcus=Millerがスラッ
プベースでTeen Townをやって，
これはこれで，すごかったのですが，やっぱし最初に聴いたほどの驚き，恐怖，感動
の入り交じった感情には至りませんでした．この曲は，永遠に僕の課題曲です．

おなじみ，Soul IntroからThe Chickenになだれ込む演奏で幕を開ける
このライヴアルバムは，彼の死後，発表になった物です．ライナーノーツを当日
DrumsであったPeter Erskine自身が当時を思い出しながら書いているところも興味深
いですが（途中に勘違いがあって，Randy Breckerが参加したように書いていますが，
ホントは参加していない），なんと言っても，JacoのBass playとComposer，
Arrangerといった彼のいろいろな側面が見ることが出来て面白い．和音楽器がない状
態で管楽器のアンサンブルが見事で，かっこいいです．彼のバースデイのコンサート
と言うことで，彼自身もリラックスしているのが伺えるし，また，途中で管楽器のア
ンサンブルだけで，Happy Birthdayやって，Jacoを感動させたらしく，彼が，何度も
"You Did!"と叫んでいるのが，印象的です．Jacoの演奏も素晴らしいですが，未発表
曲である"Domingo"で，Bandが一体となって疾駆していく感じがたまらなく好きです．

ふらっと立ち寄ったとあるデパートのCDコーナーで
見つけたのが，これです．残念なことに先日
Michel Petruccianiは亡くなってしまいましたが，
このSolo Liveの演奏（1997年2月27日の演奏）では，
彼のハンディ＝キャップの感じさせない力強い演奏で
僕は魅了されました．生前，あまり彼のことは知らなかったのですが，
これで，好きになってしまいました．

２枚まとめてと言うのは良くないかもしれませんね．（笑）
KeithのStandardsものは，読売イーストのLiveのLDを含めて
ほとんどすべて持っていますが，ホントのところは，Keithが
特別好きと言うわけでなく（好きなのは好きですが），このリズム隊が
好きで好きで，聴き始めました．Keithの Pianoに絡んでいく，
GaryのBassとJackのDrumsが好きでした．やっぱり，
一応Bassがを弾くと言う立場から，GaryのBass playには
興味があり，トリオという最小単位での制限を感じさせず，
Keithをあおる２人のplayは勉強になりました．
曲の方ではvol.1の"God Bless The Child"が特に好きで，
8ビートで演奏されますが，JackのDrum soloは，
僕は好きです．

1991年9月28日に亡くなったMiles Davisの追悼ものという事で，
当時，いろんなミュージシャンから追悼盤がでました．僕は，ちょうど，
その訃報を，当時，大阪の堺市にあった"April Jam"と言うJazz喫茶で
それも，新聞に載る前にそこのマスターから聞きました．
僕がMilesファンであることを知っていて教えてくれたのを
覚えています．さて，ここはMilesの話をするところではないので，
本題に入りますが，これも，Standards vol.1 & vol.2と同じ理由で
大変気に入っています．アルバムの真ん中へん（５曲目に）
"for Miles"という曲が入っていますが，これは，Keithのオリジナルで
以前のKeithみたいなところがあって好きです．やはり，このアルバムも
僕にJazzにおけるリズム隊の重要性及びあり方について考えさせてくれたものです．

このアルバムは，New YorkのTown HallでのKeithのTrioの
Live (1990, April 21)を収録したものです．私が買ったものは，
限定もの（あまり意識していなかった）だったらしく，帰って開けて
びっくり18金のGold Diskが入っていました．それはともかく
KeithのこのTrioによるLiveは"Still Live" (1988) や
"Standards Live" (1984) などがあるのですが，そちらの方，
特に前者は有名ですから，敢えてこれをあげました．
これは私の独断ですが，JazzはやっぱりLiveだと思うわけで，
このLiveもJackのどこどこいれるバスドラが好きです．
Thelonious Monkの"Bemsha Swing"で始まって，
Trioの世界に入っていくのですが，最後から二曲目のタイトル曲
"The Cure"というKeithのoriginalは，単純なThemeのフレーズと
ほとんど1 modeで繰り広げられるimprovisation中心のものですが，
往年のKeith Jarrettの世界をかいま見るような気がします．

マイルスに関しては私はミーハーです．すみません．
しかし，このアルバムは大好きです．
あの有名な契約問題から出たマラソンセッションのうちの１枚ですが，
最初のレッド＝ガーランドのウェストミンスター寺院の鐘の音と同じフレーズが出て，
そこにポール＝チェンバースが入り，マイルスのミュートトランペットが入ってくる，
そしてテーマが終わって，やや，マイクに近づきすぎたようにコルトレーンのソロが
くるという１曲目から好きです．一発録りの雰囲気がいいですね．
いつも疲れたときに寝る前これを聞いています．
解説になってませんが，とにかく好きです．

Gil Evans Orchastraはいろんなものがありますが，
これは，今はもうないのですが，大阪のとあるJazz喫茶（堺市三国ヶ丘）で
かけていて思わず衝動買いしました．
Migusの"Orange was the color of her dress, then silk blue"の
GeorgeAdamsのソロも好きなんですが，私が買った一番理由は，
Jimi Hendrixの"Voodoo Chile"のHoward JohnsonのTuba soloに
ぶっ飛んだからです．まさに吠えてるtuba！
やっぱりやるならこうでなくっちゃ！と思わせるところが好きです．
ちなみにこの曲は"Voodoo Chile"のslight return versionだと思うのですが．．．

果たしてこれがJazzのAlbumかというと厳密には違うかもしれません．
しかし，わたしは，Stingがコンポーザーとして好きです．
このAlbumは参加ミュージシャンが，ブランフォード＝マルサリス，
ケニー＝カークランド，ダリル＝ジョーンズ，オマー＝ハキムという
ジャズミュージシャンで固められてます．
特にお気に入りは，タイトルの"The dream of the blue turtles"です．
短い曲ですが，途中に４ビートに変わってアドリブになるところが
かっこよくて好きです．

私，やっぱりファンクというのは，ほっといても下半身が反応して
踊ってしまうものしか受け付けないようです．
一大電化ジャズと言うような言い方を当時していたような記憶がありますが，
うねるビートの波という感じで私はこれを聞いてその波に沈みました．

ギル＝エバンスっていろんなところでジミの曲やってるんですよね．
これは，全曲ジミのナンバーでしめられていて，
ギルってほんまに好きなんやなーと思いました．
このなかでもやっぱり"Little Wing"でしょう．
サンボーンのソロがエキセントリックで好きです．
この際だから言いますが，ジミの曲っていいですね．
わたし実は，３０歳になるまでジミ＝ヘンドリックスって
聴いたこと無かったんですよ．
それで，聴いて目から鱗でした．食わず嫌いもいいところ．
ええっと，このままだと，ギル＝エバンスの解説やらジミの解説やらわからないので
このへんで．未確認情報ですが，ジミ＝ヘンドリックスを
ギル＝エバンスに引き合わせたのはマイルスであると言われているのですが，
ほんまかなー？この辺知っておられる方がいましたら教えてください．