「ごしまよしこ」と読みます(笑)。
今やベテランの域に突入する実力充分なヴォーカルです。
デビューしたソニーレーベル時代は、かなり少女趣味的なスタイルでしたが、
ポリスターに移籍してから大きく変身、レベルの高い独自の世界を生み出しています。
私はファンとしては浅いですけど、是非とも皆さんに聴いていただきたく、
ここに紹介させていただきました。
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ALBUM TITLE / LEADER (LABEL) | |
INDEX | ||
COMMENT |
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LOVE AND LAW / (SONY) | |
1.サイレント・レター 2.LOVE AND LAW 3.パパはワンダーマン 4.ガラスのペーパーウエイト 5.1 TO 100 |
6.モーニング・グローリー 7.OUT OF HARMONY 8.DEAR OLD STREET 9.メロディ 10.ホワイト・ストーリー |
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1990年発売のデビューアルバム、だと思います(笑)。 全体として恋の歌と家族の歌が多いですね。 "LOVE AND LAW"は、恋をすると法則なんてどうでもよくなるって歌。 親の決めた門限や「気持ちの良いおつきあい」なんて云うような、 今じゃ考えられない様な純な歌詞が魅力だ(笑)。 "OUT OF HARMONY"は、両親の離婚を経験した幼い子供の 気持ちを描写した曲。これは凄い。胸が痛くなります。 アコースティックギター一本で唄う曲も甘さに流されない良さがたっぷり。 |
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HUMMINGBIRD / (SONY) | |
1.シュープリーム・モーメント 2.HEY GIRL 3.彼女はプリンセス 4.TWO FOR THE ROAD 5.ハミングバード |
6.ジャンティエール 7.CALL YOUR NAME 8.セニョリータ 9.ONE COLD GIRL 10.ポケットに女神 |
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路線的には、一作目の踏襲ですが、ややありがちな曲が多いかな? しかしながら"TWO FOR THE ROAD"辺りのメロディラインは、 彼女らしい瑞々しさが溢れています。 次のアルバムで煌びやかにアレンジされる"ポケットに女神"の 原曲が収められています。 |
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家に帰ろう / (SONY) | |
1.ポケットに女神 2.WHAT ARE YOU DOING CHRISTMAS EVE? 3.グッド・ラック 4.LADY JENNY 5.憧れのキャンパス |
6.永遠の恋人 7.SPRING SONG 8.家に帰ろう 9.古い日の思い出 10.橋 |
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このアルバムは、更に路線がベタな方向に向いてきた様な感じ。 アレンジもいかにもその頃のハヤリって感じに仕上げてる。 今聴くとかなり古臭い気がします。 |
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GOSHIMA4 / (SONY) | |
1.公園通り 2.リトル・ブラウン・ベイビー・ベア 3.脚長椅子とハイヒール 4.ハロー・アゲイン 5.ひとつずつ 6.TOUCH ME SOON |
7.HONEY COMES & HONEY GONE 8.NO HOLIDAY 9.スキップしながら.... 10.SHOW GIRL 11.心の地図 |
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ソニー時代の最高傑作だと思うアルバムがこれです。 かなり一つ一つの曲の作り込みに個性が出ている気がします。 特に"HONEY COMES & HONEY GONE"のスリリングな展開、 笑い声交じりのバンドメンバーのおふざけテイクを採用した "SHOW GIRL"の明るくのびのびした歌声などなど‥‥、 かなり実力を感じさせるアルバムです。 |
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FIVE ISLAND RESORT / (SONY) | |
1.パパはワンダーマン 2.かなづちガール 3.HEY GIRL 4.ポケットに女神 5.洗濯風 6.ジャンティエール |
7.レモンのクッキー 8.モーニング・グローリー 9.ハミングバード 10.白い色は恋人の色 11.TWO FOR THE ROAD |
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ベスト盤なのかどうか知りませんが、他のアルバムに収められた 作品もかなり収録されたアルバム。 幾つかの曲はリメイクされています。 |
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FROGGIE / (SONY) | |
1.虹の約束 2.ROMANCE 3.他の誰かを好きになるなんて 4.雲のように 5.接吻 |
6.THE FROG 7.プロムナード 8.ガール・フレンド 9.青い星のまん中で 10.はなれていても |
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ソニー時代の最後を飾るアルバム。 やはり聴き所はオリジナルラヴの"接吻"。 ジョアンジルベルトの名唱で知られる"THE FROG"を取り上げたり、 ジャズ的なアレンジを施したりと、かなりの意欲作ではありますが、 やや消化不良な感じもします。 音楽の方向性に迷いが見られると感じるのは私だけかなぁ? |
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PIECED / (POLYSTAR) | |
1.PASTURE 2.MAGMA 3.HIGHER 4.揺らめくランチ 5.届かない手紙 |
6.女の子はやめた 7.KAMISH 8.LOVE KONG 9.あなたが遠くなる 10.名もないピアス |
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驚いたの何のって、あの五島良子と同一人物なのかと思いました。 アフロヘアーにして一気にアーシーな音楽に転身。 歌詞の内容も恐ろしく頽廃的。ある種の狂気すら感じる。 音楽のスケールは格段にアップ、今迄隠されてた裸の彼女が 曝け出されています。 全体的にローファイなサウンドでダークな世界を表現。 ちょっと怖いくらい。 |
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THE MUSICAL CHIMES / (POLYSTAR) | |
1.SWINGIN' THE SWING 2.裸身で跳る 3.PRICKLY PEARS 4.SHORT CUT 5.FIRST |
6.SETTING
OUT THE BRIGHT JOURNEY TO ANOTHER WISHFUL STAR TODAY 7.ベッド 8.声―VOICES 9.BLUE BIRD |
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移籍後、二作目にして今のところ彼女の最高傑作がこれです。 最初から最後まで全てが聴き所。 ダークなムード一色だった前作に比べて、かなりブライトな仕上がり。 最後の"BLUE BIRD"でみせる超高音のファルセットは、鳥肌モノです。 |
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88+∞ / 塩谷哲 (FUN HOUSE) | |
1.SALT PEANUTS,REBORN 2.WATCH YOUR STEP! 3.MAGIC,DREAM,OR TRUE LOVE? 4.88+∞ 5.あこがれのリオデジャネイロ |
6.HOME-BOUND
TRAIN 7.A MAN IN PARIS 8.SCENT OF RAIN 9.THAT'S THE WAY LIFE GOES 10.A TREE'S DREAM |
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塩谷哲のアルバムへのゲスト参加(一曲目のみ)。 ディジガレスピーの大昔の曲をリメイク。 って云うよりガレスピーのヴォーカルをサンプリングして フレーズをちょっと拝借して別の曲を作り出した感じですね。 五島良子の声は、ソウルフルな路線に行くには、やや細い。 でもその軽やかさが別の味を出しているのだと感じました。 |
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シアンの羽根 | |
1.WREATH 2.RABBIT,LOVE IT 3.飴色のCUPID 4.THURSDAY NIGHT PARTY 5.SAD GIRL BLUES 6.MARIE |
7.RONNIE 8.果てしのない旅 9.TICK-TUCK...TICK-TUCK... 10.サバンナの雨 11.ムーンライト・ララバイ 12.きみの友だち |
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今の彼女の歌を聴くとUAあたりと共通するものがあります。 "TICK-TUCK...TICK-TUCK..."なんか特にそう感じます。 このアルバムでも彼女のワイドレンジなヴォーカルが炸裂。 ファルセットの使い方に更に磨きがかかってきました。 曲作りについては、前作よりも甘さが増してしまってるのが残念。 |