私にとっては
・ 一つの感情だけを意図的に削除された人格を人格と認めるのは不自然に感じる。
(マルチはメイドロボという立場上、怒りという感情を持っていないのではないか
という憶測による。あくまで私の憶測)
・ だが平行した表層的思考(明るい人格、用心深い人格、悲観的な人格など)を持
つ者を人格と呼ぶのはやぶさかではない。
・ 特に学習型であれば、自己の経験を糧として成長していくのだから、それは個人
として扱っても良いのではないか? と思う。
・ だがそれは、最初の項目に反する。
という堂々巡りに陥らせる存在、となっています(笑)
まぁ憶測の部分を長瀬主任辺りに尋ねてみれば、あっさり氷解する堂々巡りなの
かもしれませんが。
他にも
・ コピーの容易な人格に人権はあるのだろうか?
とか、いろいろ思うところはありますが……。
結局のところ、あまり深く関わりたい存在ではないようです。
ヤングマガジンでCLAMPさんが連載している漫画を読んで思ったのですが、
「人と接すると辛いことがあるからなんでも言う事を聞くロボットに相手をしても
らって、それで満足するってなんか間違ってないか?」
……コラそこ、悠朔には友達居ないだろとか突っ込まないように(笑)
さて、皆さんはどんな風に、メイドロボを見ていますか?
2000/11/30
こんばんは、ギャラでございます。
最近の質問ネタについて反応です〜。
> そう! メイドロボを人間と認識しているか否か、です。
人間と同等の存在として認識しています。ですから、イエスとなります
でしょーか。
説明を加えますと、ギャラの認識系は
あかり > 薔薇リアン’s > 自分 > 仲間 > 獲物 > それ以外
とゆー素敵なシステムを採用しています。
なので、マルチだろーが坂下だろーがD箱だろーが千鶴さんだろーが近所の
オバサンだろーが日陰だろーが同列です(笑)
いや、千鶴さんに知られたら殺されそうですが(笑)
ちなみに、私自身もメイドロボと人間は同列と認識しています。
語り出すと長くなるので避けますが(笑)、簡単にまとめると「世界を主体的に
認識できる」「認識した世界と自分(もしくは自分たち)との間に境界を
引ける」とゆー二点が人格の最低条件だと思っていますので。
昂河です。
まずは悠さんへのレス。
> そう! メイドロボを人間と認識しているか否か、です。
晶は人間とは認識していません。
「意思を持つ機械」だと認識しています。
意思を通じ合える相手であるので、接し方は人間にするのとそんなに変わらないんで
すけどね。
そうですね、メイドロボは人の役に立つのが存在意義ですから、マルチが重い荷物を
持っているとして、手伝いはしても全部持ったりはしないです。これが由紀だった
ら、全部持ってあげたりしますが。
「人格を持っている」と認めてはいますが、彼らのやるべき事をとるようなことはし
ないのです。
ちなみに、晶はこういう「意思を持って人と話ができる機械」が大好きです。
だからメイドロボ、好きです。メカのひとつとして。
こんな感じでしょうか。
どもども、デコイでおます。
>名泥簿…メイドロボに対する認識調査
「道具」です。
デコイは「種を残す」機能を持たないものは道具として扱います。
(病など、なんらかの事情がある場合は当然例外ですが)
とはいえ、別に乱雑に扱うわけではありません。
道具とは、きちんと扱ってやればそれなりに恩恵を与えてくれるものです。
何を持って恩恵とするかは人それぞれでしょうが。
それに、自分自身がそうなので、道具に愛着を持つことを理解できます。
愛着のある道具を擬人化して話し掛ける、という習性があってもおかしく
は無いでしょう。
感覚的には「学校の公共物(?)」って感じですな。
「音声認識というユーザインタフェースしか持たないパソコン」ってところ
でしょうか。具体的な認識としては。
「人権」については神海さんと大体おなじ。
「人格」は…「それを持つメイドロボもありえる」といった感じでしょうか。
仮にメイドロボAとメイドロボBが、互いの情報を交換せずに、ただ機体だ
けを交換したときに、それらが「これは自分の体では無い」という判断を下せ
る(ロットナンバーによる判定といったことをせず、説明できずとも、違和感
を感じられる)ならば、少なくとも自我を持っているといって良いでしょう。
ただ、それを人格と呼べる程度にするには、少なくとも「主張する」という
ことをせねばなりません。促されること無く、自主的に。
この二つの条件を満たした「固体」には、「人格」があると判断します。
とまぁ、デコイ的判断はこんな感じでしょうか。
認識はキャラの、「人権」以降はプレイヤーの返答になってしまいましたが。
キャラ的には「人権」がどーのなんて考えませんもの(笑)
あ、「メイドロボを人間と認識しているか否か」を言葉通りに受け取るなら
ば、当然答えは「NO」。
仮にメイドロボが人間と性交することで子を残すようになったとしても、そ
れは「人間とエルフ」という違いでしょう。
(エルフ…某再販ゲーム会社や小さいのではなく、ロードスのディード達とし
ます(笑))
こんなところですか。
らいとんばい 希亜 弥雨那
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さて 前回論点を外しまくったので(笑)
今回の論点はまず〜
>メイドロボを人間と認識しているか否か、です。
質問に答えるなら
否!(CV:掛川裕彦ってネタ分かるひといないよね…)
彼ら(メイドロボを彼らと言うにはいささか疑問もあるが以下彼らで通す)が…
仮に彼らが一つの種になり得たとしよう その時例え人と同じように生きるとしても
その種の名称は人間ではない その場合においても彼らと人間の間には発生において
決定的な差があるからだ なれど彼らと人間が共存することは不可能ではないはずだ
ここで "人間"の解釈を人格とか人間らしさとした場合の答えは
グレーゾーンまっただ中(笑)
さて もしメイドロボに心があるかなんて質問が投げかけられたら 希亜君はこう答
えるでしょう
「それがそこに存在する事と それがそこに存在すると感じる事は 互いに別の事象
ですよ」
と にべもなく言い捨てるでしょう なぜならば検証することが出来ない物を確定す
ることは出来ないのです 少なくとも希亜君は…
だからと言って希亜君自身は人間的な反応を示すメイドロボには人間的な対応をする
んですけどね(笑)
次に〜
>さて、皆さんはどんな風に、メイドロボを見ていますか?
ふと工場で働く彼らを想像してみる
コンベアを前に整然と並ぶ彼ら… 各々が各々の速度で作業をする 止まらないライ
ン うーん凄い しかし実用性低し… だって足はいらないじゃん工場で働くロボッ
トには(笑)
「お偉方にはそれがわからんのです」
まぁ これは工場専用機とした見方なんだけどね
仮に発売されている彼らを手に入れたとする(手段は棚に上げて…)
希亜君なら 身の回りの世話をさせつつ一つの成熟した人格を持つことを望むだろう
それが例えかなわぬ物だとしても
>……コラそこ、悠朔には友達居ないだろとか突っ込まないように(笑)
クスクスッ
追記:マルチよりセリオの方が好きだぁ!!!
でもって続けざま、神海です(笑)
次はメイドロボに対する意識調査とゆーことで……すが。
ふ……それはD匣様胸ラン入り推進委員長たる私に対する挑戦ですかな?>悠
さん
なんて(笑)。
えー、回答ですが。上下関係についての回答と同じです。
『意志疎通できる相手であれば、一切区別にせずに応対する』です。
ええ、それがD匣様であろうとも(いや、作中ではちゃんと「Dボックスさん」っ
て呼んでますよー(笑))。
では、あからさまにメイドロボを差別するような人に出くわしたら、怒ったり説教
したりするのか。というとそうでもなく(笑)。「人には人それぞれ考え方がありま
すから(爽笑)」などとしています。まあ、虐待……「いじめ」、に相当するのなら
ば、とりあえず口頭で制止しますが(これは人間でも同じですね)。
相手が聞き入れなかったら?
いじめられっ子が個人的に知り合いならば、『可能な限り穏やかな手段で』助ける
でしょう。知り合いでなければ……
風紀かジャッジか巡回班にでも通報して一切任せます(笑)。
いやだって、それが効率的かつ後腐れがなく、アフターケアも万全じゃないですか
(笑)。
てなところで、メイドロボに対する考察。
悠さんのご意見が興味深かったので、悠さんにそういうことを言われたら神海はど
う答えるのか、ちょっと考えてみました。
> ・ 一つの感情だけを意図的に削除された人格を人格と認めるのは不自然
> に感じる。
> (マルチはメイドロボという立場上、怒りという感情を持っていないのではない
> かという憶測による。あくまで私の憶測)
つまり悠さんは、『他者の意図の思う侭に意思を操作される人格』を、独立した一
個の人格として認めることに非常な抵抗を受ける方なのですね、と解釈しました
(笑)。
メイドロボに限らず、人間相手でも、教主の命じるままに動く狂信者などが嫌いな
タイプなのだと推測します。戦いになったら、「自分の脳みそで考えない人間に価値
などない(ずんばらりん)」とかあっさりやってくれそうです(笑)
で、神海の場合。
悠さんの意見はよく分かるのですが、
「自律して独立行動ができるのなら、別にかまわないのでは?」
と答えるかと思います。
確かにより「自由」であることが望ましいとはいえ、他者に与えられた人格であっ
ても、独立したシステムの中で自律的に判断・行動できるのならば、それは「独立し
た個人」と見做してもいいのではないでしょうか。いちいちの判断について開発者や
主人の操作を受けているわけではありませんし。
(「フチコマ」みたいに、一日が終わると相互でデータリンクして経験を均一化する
機種であれば、「独立した人格」とは言わないでしょうが。……「攻殻機動隊」、お
読みになってます?(笑))
たとえばマルチならば、来栖川エレクトロニクスのラボなり、自分のオーナーなり
が突然消えてしまったとしても、それで一切の判断が不可能になってしまうわけでは
ないでしょう。「なにをしたらいいのか分からなく」なりそうですが、「迷う」こと
だって
立派な「自分の意思」です。
プログラムとしては、「そのような事態になった場合は稼動を停止して休眠せよ」
というような命令が組み込んであることは有り得ますが、それは人間に対する「暗
示」のようなもので、メイドロボの情報処理中枢の能力の根本に関わる問題ではない
と考えます。
(……でも、D匣様は……怪しいなあ(笑)。まぁ、シンプルながらも思考力は独立し
てるって解釈しましょか(笑))
> ・ コピーの容易な人格に人権はあるのだろうか?
えー、すみません、以下、語ります(笑)
メイドロボに『人権(human rights)』は認められていないと考えます、緑葉帝73
年の日本では(笑)。
『人権』とは、歴史的に発生し、必要性が認められて社会共同体に組み込まれた思想
であり、必要と判断される階層に与えられる権利のことだと考えますので。日本の場
合、国民の総意がない限り、『人間ではない』メイドロボに人権が認められることは
ない、というわけです。(『人権』とは政治思想や法律学上の問題であり、哲学や精
神科学上の問題ではない、という考え方ですね)
人格権がない以上、破壊しても刑法上は『器物破損』でしょうし、傷害、名誉毀
損、肖像権侵害、セクハラ、それ以上、の行為も、それらの犯罪として取り締まるこ
とができないと思うので、メイドロボが市販されればそんな犯罪が続発すると推測し
ます。
おお、空前の社会問題間違いなしですな(笑)。
というわけで。
コピーの容易な、つまり、「はわわ〜」とのたまりつつそこら中で滑って転ぶよう
な人格が、容易に一日100も200も複製されてハードを持ち、巷に溢れるようで
あれば、彼女らに『人権』が認められることはまずないでしょう。収拾が付かなくな
ります(笑)
将来、メイドロボ……というか「ロボット」に人権が与えられることがあるのな
ら、機能的、法律的にコピーを『容易』ではなくする措置が講じられるかと予想しま
す(笑)。
で、『人格(personality)』ということならば。
「コピーした瞬間から別々に経験の蓄積を始めるのだから、それぞれ別の人格として
認められてよいのでは?」
というところです。
もちろん、無尽蔵にコピーされていくならば、社会に混乱を与える、ということで
それを企図した者は掣肘されるでしょうが、生まれた人格に責任はありません(それ
でもなお、手に余って処分されるという事態はありえますが。おお、生臭い話ですね
(笑))。
> 「人と接すると辛いことがあるからなんでも言う事を聞くロボットに相手をしても
> らって、それで満足するってなんか間違ってないか?」
神海の返答。
「それもまた人生」(笑)。
というわけで、大変長くなってしまいました。いかがなものでしょうか?
では、今回はこの辺で。
山浦でございます〜。
上下関係に関しては、やっぱり予想通りの結果か(笑)
ちょっと、「一般生徒から見たSS使い像」みたいなLのネタを思いつい
たもので。
(書かない気絶頂ですが)
で、悠朔さんの「メイドロボに対する意識調査」ですが、わたくし『山浦』に
とってのメイドロボとは!!
道具
いじょ。
……あああああああああああ、虐めないでください〜(笑)
まあ、冗談はともかく、実際L世界での「一般的な常識」の中で生きてる
(ハズ)の私にとっては、メイドロボは商品であり、道具。なんでしょう。
なんら悪意なく、マルチをパシリに使おうとし、セリオを計算機代わりに利用
しようとする、と。
(『オランダ人の奥さん』代わりに……とはさすがに考えないだろうけど(爆))
もちろん、「心がある」とは(表面的には)理解してますが、
「でも、道具だろ?」
という回答が返ってきます。体育会系なので、そこで思考停止しています(笑)
そこからメイドロボを理解してゆく……。なんて話もいいですねぇ(笑)