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2002.2.1改訂

BLUE HAZE

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RUF RECORDS RUF1053 (2000)

ドイツの"RUF RECORDS"というところからリリースされている、トリビュート・アルバム。
主にブルーズ・ロック系のミュージシャンが参加しているようですが、その中にバディ・マイルスやエリック・バードン、タジ・マハールなど、生前ジミとお手合わせしたことがあるミュージシャンの名前があり、興味深いです。

  1. Angel / Eric Bibb
    vo: Eric Bibb
    piano: Janne Peterson

    ピアノをバックにしみじみと歌われます。心に染みますね。

  2. Who Knows / Walter Trout, Popa Chubby And Jimmy Thackery
    g,vo: Walter Trout
    g,vo: Popa Chubby
    g,vo: Jimmy Thackery
    b: James Trapp
    d: Bernie Pershey
    B3: Paul Kallestad

    オリジナルに忠実な演奏です。最初の方だけ聞くとバンド・オヴ・ジプシーズと間違えそうです。でもツインギターです。

  3. I Don't Live Today / Eric Burdon
    vo: Eric Burdon
    g: Robert Coyne
    b: George Porter
    d: Russel Batiste
    B3: John Gros

    エリック・バードンが歌っています。キーボードが全面に出ていて、ギターがちょっとおとなしいかな。

  4. The Wind Cries Mary / Buddy Miles And Double Trouble
    vo: Buddy Miles
    d: Chris Layton
    g: Rocky Athas
    b: Tommy Shannon
    B3: Mark Leach

    これは珍しい。元スティーヴィー・レイ・ヴォーンのリズム隊をバックにバディ・マイルスが "The Wind Cries Mary" を歌っています。オリジナルに忠実な演奏です。

  5. Purple Haze / Friend 'n' Fellow
    vo: Constanze Friend
    g: Thomas Fellow
    programming: Augusto Sanchez

    イントロではちょっとくじけますが、リズムマシーンとエレアコギターをバックに淡々と歌われています。かすれ気味の声がなかなか魅力的です。

  6. Star Spangled Banner / Hey Joe / Walter Trout & The Free Radicals
    g:Walter Trout
    b:James Trapp
    d:Bernie Pershey
    B3:Paul Kallestad

    バイオリン奏法みたいな感じのギター・ソロが1分弱程演奏された後、次の "Hey Joe" に移ります。バックに流れるオルガンの音が印象的です。 ギター・ソロではこれでもかと弾きまくっています。

  7. All Along The Watchtower / Taj Mahal & The Hula Blues Band
    g,vo: Taj Mahal
    b: Poncho Graham
    d: Kester Smith
    liliu ukelele: Pat Cocket
    baritone ukelele: Michael Barretto
    tenor ukelele: Wayne Jacintho
    steel guitar: Fred Lunt
    curved soprano: Rudy Costa

    ジミとセッションしたこともあるタジ・マハールが歌います。Ukelele(ウクレレ?)とサックスが入って、ジミの演奏とは違った良さを感じました。

  8. House Burning Down / Michelle Shocked
    vo,g: Michelle Shocked
    g: Fiachna O'Braonain
    b,trumpet: Rich Armstrong
    kb :Fban Dancy
    d: Peter Buck

    知らずに聞くと、これが何の曲であるか分からないと思います。歌詞でなんとか分かるかな。

  9. Voodoo Chile / Eric Gales & Trudy Lynn
    g: Eric Gales
    vo: Trudy Lynn
    b: Dave Smith
    d: Edward Cleveland
    org: Norris Johnson

    全体にオリジナルよりヘヴィなリズムです。ギターのエリック・ゲイルスがワウ・ワウを派手に使って弾きまくっています。

  10. Hear My Train Comin' / Bernard Allison
    vo,g:Bernard Allison

    アコースティック弾き語りヴァージョンのカヴァー。これは素晴らしい。でも本物を聞きたくなってしまいます。

  11. Red House / Vernon Reid & Michael Hill
    g: Vernon Reid
    vo,slide guitar: Michael Hill
    b: Bred Jones
    d: Tony Lewis

    スライドギターを弾きながらMichael Hillという人が歌っています。ヴォーカルがB.B.Kingを思い出させましたが、僕は初めて聞きました。 ヴァーノン・リードのギター・ソロは思いっきり音を詰め込んで弾きまくりです。ワウ・ワウ+スライドのギターが印象的です。

  12. Belly Button Window / Ana Popovic
    vo,g: Ana Popovic
    b: Helmet

    Ana Popovicという女性ヴォーカルなんですが、初めて聞きました。イントロのアコースティック・スライドギターや味のあるギター・ソロを聞かせていて、素晴らしい。ヴォーカルも決まっています。

  13. Remember / Alvin "Youngblood" Hart
    vo,g: Alvin "Youngblood" Hart
    b: Dave Smith
    org: Norris Johnson
    d: Edward Cleveland

    レゲエ調の演奏になっていて、こんなアレンジもあるのかと思いました。とても良い雰囲気です。

  14. Little Wing / Aynsley Lister
    vo,g: Aynsley Lister

    オリジナルに忠実なイントロで始まります。エレクトリック・ギター1本による弾き語り。いい音させています。オリジナルの曲の良さを改めて感じました。

  15. Third Stone From The Sun / Eric Burdon
    vo: Eric Burdon
    g: Robert Coyne
    g: Deane Reston
    b: George Porter
    d: Russel Batiste
    B3: John Gros

    ラストは再びエリック・バードンが登場します。せりふの部分があるんですが、英語なので内容がわからず、ちょっと残念。思い入れたっぷりにジミに何か言っているようなんですが。
    メイン・リフのラインをハミングで♪ラ〜ラララ〜ラン♪と歌ってるところは、ちょっと違和感ありでした。


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