四肢をガッチリと拘束されている以上、このくすぐり拷問からは逃れようもないが、せめてくすぐりハンドの攻撃を、自分の最もくすぐったい部分からかわそうと、裸体を激しくツイストさせた。だが、このマシンには指定したポイントを自動追尾する機能がついているらしく、もがく有希子をあざ笑うかのように、くすぐりハンドの群れは、脇の下、脇腹、足の裏、乳首、股間といった特定の箇所のみを、執拗にくすぐり続けていた。
同じポイントをくすぐり続けられたため、有希子の柔肌は、そこだけがほんのりと桜色に染まってしまっていた。
有希子「はははは、駄目ぇ、もうだめ!!本当に駄目だったらぁっ!!」
総裁「いやいや、柊君。君は優秀な女スパイだろ?拷問に耐える訓練だって受けて
いるはずだ。だったら、もう少し耐えてみせたまえ。」
有希子「きゃああはははは!!すけべっ!!変態っ!!」
口の端から流落ちる涎を拭う術もなく、有希子はくすぐられ、笑い続けさせられた。
続く。