ようこそ本館へいらっしゃいました。
私は管理人のシノンと申します。
「こちょこちょっ♪」とされると、おかしくないのに笑ってしまう。この「くすぐったい!」という感覚は、とても不思議なものだ思いませんか? このホームページは、どう言う訳かくすぐりの魅力にとりつかれてしまったという人たちが、くすぐりを楽しみ、くすぐりについて一緒に考えるためのページです。
くすぐりというモノに特別な感情を抱いてしまう。時にその感覚は、性的な興奮へ結びつくこともあります。ここを訪れた方の中には、他人とは違うそんな自分の情動に対して、ある種のコンプレックスを抱いていた方も多いのではないでしょうか。
本館をご覧になって、自分と同じ様な感覚を持つ人が意外に多いことを発見し、そのようなコンプレックスが少しでも解消されれば、私はとても嬉しく思います。
今のところ私は、本館の一番大きな存在意義をそこに置いています。
本館の開館以来、くすぐりに興味を持つということは、「フェチ」の特殊な形体だと思っていました。しかし色々な人とふれあうにつれ、この考え方も少しずつ変わってきています。くすぐりに対して感じるトコロは、人それぞれ、まぁ、求めるシチュエーションは様々だと思いますが、それが男と女の信頼関係の上に成り立つものであるのなら、くすぐったりくすぐられたりするアソビは、フェチと言うほどに特殊なモノでもないのではないか?と、最近では考えています。
私たちが現実世界でくすぐりとどのように上手くつき合って行くか。それを考える場として、本館がお役に立てれば幸いに思います。
私は、くすぐりという表現方法が、SMやコスプレ、同性愛などよりも、もっと身近な文化として広く受け入れられる様になればなぁという、大それた事を考えています(笑) そう言う世界が実現したところで、それで何になるのかは分かりません。しかし少なくとも、くすぐりを特殊なものとして悩む人はいなくなるでしょう。
そのようなことも含め、くすぐりの将来を皆さんと一緒に模索して行けたら嬉しく思います。くすぐりフェチを自称するヘビーなマニアの方も、今まであまりくすぐりについて特別に考えたことがなかった方も、本館を訪れてくれたことで、まずは何かを感じていただければ幸いです。そして、もしよろしければ、私たちに何かを残して下さい。色々な人たちがふれあい、お互いに少しずつ影響しあって、何かを築いて行ければ良いなと思います。
くすぐりの館はこれからも、様々な形に変化し続けて行くことでしょう。
ちょっと変わったテーマを扱った本館と、どうか気長におつき合い下さい。
1999年11月14日
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