小説

19. 「DAWN SLAVE」 情報提供:キャンサーさん 1999年12月30日
以前、ゲーム関係で紹介のあった同タイトルの小説版(パンプキンノベルズ)。自分が仕えるべき国王を裏切って、王女を誘拐し、我がものにと陵辱を繰り返す主人公が、責め手の一つとして、羽責めを行い、王女がくすぐったがります。ページはP.100で、迫る羽に身を捩る(?)王女の挿し絵付きです。


1. 「妖獣都市-ニューヨーク魔界戦1」 情報提供:スコーピオン総裁
徳間書店刊。これは厳密にはくすぐりではありません。でも、ヒロインの麻紀絵が、危地から脱出するために特殊な刺青のようなものを施されるところがあるのですが、これがいい。絶世の美女の柔肌の上を何本もの筆が這いまる!ここがあまりにもエロティックでして。その魔術の刺青を施す妖獣が、それを施す必要のないところにまで、筆を伸ばしていく。
   「…ああ……そこは頼んで……いないわ……」 
普通の本屋で文庫本が、探せば見つかると思う。さもなきゃ新書版を古本屋で。

2. 「月光魔術團 vol. 4」 情報提供:スコーピオン総裁
(株)アスペクト(アスキー)刊。これも話の中にはくすぐりはない。けど、2章「えっちな被虐写真みたいですか?」の扉絵が、主人公ライオンヘアこと犬神メイが巨乳怪力体育教師リーミン(中国人か?)を大の字に縛り付けて、羽でくすぐってる絵になってる。この挿絵女性が描いてるんだけど、女性の描く女性のエロティックなシーンって、男の描くものとはまた違った味があって……よい。僕が少女漫画を読む一つの理由が、紛れもなくここにある。これは9月に出たばっか。新書版。

3. 「小説ルパン三世⑤ フリーファントム作戦」 情報提供:スコーピオン総裁
双葉社刊。おそらく古本屋でしか手に入らないでしょう。原作およびアニメとは全く関係なく、双葉社から出てるオリジナル小説の一つ。まず、話自体がすごく面白い。近年のTVスペシャル、映画も含めた中でBESTの出来だと思う。この中で捕らえられたルパン一家が様々な拷問をされるところがある。峰不二子は「あいつ、裸のあたしを手術台に縛りつけて、低周波発生機の端子をあたしの身体の敏感な部分に貼りつけたの。そうして脳波や心電図を見ながら、いろいろな強さの刺激を与えて、性感帯を掻き回してきたわ。あたしが耐えきれなくなって悶え狂うのを、馬鹿にしたみたいに笑いながら見てた。」と語る。残念ながらそのシーンの描写はこれだけですが、これ、松下ビデオの電気マッサージの刑そのものじゃないですか?ちなみに、この著者集新矢はもう一遍、登場するルパン一家は峰不二子ONLYの「堕天使の詩」ってのを(ハードカバーの小説ルパン三世③「予知能力者ネア」に収録)書いてるけど、ここには漫画以外のルパン三世では初の不二子のベッドシーンが描かれている!!あまりにも官能的で、よい。こっちも古本屋だろうな。

4. 「オリーブの鎖」 情報提供:スコーピオン総裁 and 島田某氏
由紀かほる著 日本出版社刊。これは完全なポルノ小説。ヒロインの城ノ内美和がガラステーブルの上に大の字に拘束され、筆で全身を撫で回される。都合2回その拷問があるのだけど、2回目がいい。多分これ、元フジTVアナの頼近美津子さんをモデルにしてると思われる。

以前、この本のタイトルを「オリーブの首飾」としてご報告しておりましたが、島田某氏のご指摘により、正式なタイトルは上記であることが判明しました。島田某氏さん、どうもありがとう♪

5. 「閉ざされた部屋」 情報提供:Hiro. Mさん and 島田某氏
フジミ、ロマン文庫から。作者不詳・行方未知訳。洋モノくすぐり系(と思われる)小説。実は、これの続編「快楽の生贄たち(今は既に持っていない)」のほうが、全編に渡ってくすぐりシーンがある・・・が、ほとんど拘束された女性のアソコを羽根でくすぐる・・・というモノで、いささかバリエーションに欠けますが。
この「閉ざされた部屋」は、主人公ジャックがアリスへの復讐のために作った拷問部屋で、彼女に性的な仕打ちをする、というもの。中盤から後半にかけて、くすぐりに執着した主人公の描写が見られます。

以下は、島田某氏からの追加情報です。

6. 擽り責めに狂う洋子 情報提供:~さん
SM奇壇の198x年4月号に掲載されていた小説(正確に何年だったか忘れてしまった)。足の裏から始まって、脇、脇の下などを羽でくすぐり、最後に「おまえのが一番たまらない脇腹のモミモミでとどめをさしてやる。」といってくすぐりまくり、最後には失禁してしまうというお話です。
 (館長)東京 飯田橋に「風俗資料館」というのがあって、30年前くらいからのSM雑誌を閲覧することができるんだそうです。上記の小説は、昔そこで発見したものだということです。

7. 「爆殺都市 淫獣軍団PartⅡ」 情報提供:島田某氏
友成純一/著 天山出版/発行 大陸書房/発売(TENZAN NOVELS)。
「女だてらに射撃、格闘技なんでもござれで、メカにも強い。」「三十歳の独身。ショートカットがよく似合い、ボーイッシュな色気を発散している。」という設定(小説本文よりの引用)の、主人公よりもよほど頼りになる、主人公 の相棒の女刑事、今村喜美恵。その彼女が、敵の囚われの身となり、「素裸に剥かれて」、「解剖台らしきものに大の字に縛られ」て、敵組織の首領(両性具有の美少年)じきじきの、「孫の手」によるくすぐり責めに。本文の(PP.177-181)です。
この本自体は、まあ、B級アクション小説といった感じで、小説としてのトータルの出来は今ひとつなのですが、このくすぐりシーンの描写だけ妙に力がこもってます。

8. 「ドラゴンナイト -最後の戦い-」 情報提供:キャンサーさん
ワニブックスより。有名なパソコンゲームの小説版です。「笑い」のくすぐりではないのですが、縛られた女性を羽毛ブラシで「いたぶる」といった描写があります(p.43~46)。全部で三冊出ていますので、サブタイトルに注意して下さい。

9. 「ねしょんべんものがたり あるいは、 おねしょ物語」 情報提供:T.Kazuさん
出版社は不明。小学生のころに読んだ子供向けの本。色々な人のおねしょにまつわる話題を小説として描かれている。その中の一つに、こいのぼりを四つんばいで最後までくぐり抜けるとおねしょが直ると子供の頃の作者が言われる話があった。そこで、そのとおりにすると進んでいる途中で親や、兄弟がこいのぼりの中に入って暗闇ばかりで何も見えない作者をひたするくすぐる、というシーンが出てきます。 ”いやー”などと作者が悶えている描写をとても憶えています。

代表作者は椋 鳩十(むく はとじゅう)(こういう漢字でしたっけ?)だったと思います。くすぐりシーンを含む物語の作者はだれだか忘れましたが、くすぐられる主人公は女性(女の子)です。

10. 「性の謎面白すぎる雑学知識」 情報提供:T.Kazuさん and アウレリオさん
「雑誌その他の刊行物」のリストのNo.15に移動

11. 「スローなブギにしてくれ」 情報提供:TORITONさん
作者:片岡義男。バイクに乗った少女をくすぐるシーンがある。

12. ソードワールド短編集「ゲート・デーモンの仮面」 情報提供:キャンサーさん
富士見ファンタジア文庫刊。幼き頃からリザードマン(トカゲ型のモンスター)と共に生きてきた少女「シア」の物語。笑うことのないリザードマンは、さえずりのように思える笑い声を聞くために、シアの腹を撫でまわす(P.167~168)。

13. 「スーパーリアル麻雀 PⅥ」 情報提供:キャンサーさん
ワニブックス刊。あの有名な麻雀ゲームの小説版です。内容はゲームとは関係ありませんが、タマミという少女が十字架に磔にされ、羽ぼうきでくすぐられると言うのがあります(P.156~157, 186)。

14. 「Rance」 情報提供:キャンサーさん
パソゲーマニアであれば、多分ご存じでしょう。あの「ランス」の小説、第三巻より。
魔族の大軍の注意を引き、時間を稼ぐため、ランスは自分の女達(本人談)数人(現場にいたほぼ全員)を全裸で吊し上げ、「エサ」として使用。そして当然のごとく、彼女たちは弄ばれます。その中で、「かなみ」という少女が全身を舐められ、笑ってしまうという内容があります。
('97年12月現在の新刊ですので、すぐに入手可)

15. 「ラヴ・ペア・シリーズ1 魔女でもステディ」 情報提供:ミラージュさん
「岬 兄悟」著、「ハヤカワ文庫JA」刊行の小説。落ち込んでいる「麻美」を主人公の「ひさし」が元気づけようとして、体のあちこちをくすぐります(p.148)。恋人どうしのスキンシップとはちょっと違い、少し強制的な感じがします。ビデオも出ていますが、このシーンはカットされていました。

16. 「-レモンエンジェル- 智のハートでノック」 情報提供:キャンサーさん
富士見文庫、作:倉田悠子。10年以上昔の「くりぃむレモン」系小説。主人公の少女が、親友の少女二人と一緒にお風呂に入っていると、ついじゃれあって、くすぐったがる描写があります(p.76~)。かなり古いので、一般書店での入手は困難ですが、古本屋では可能と思われます。(当人も、古本屋で入手しました)

17. 「課外授業は後にシ・テ!」 情報提供:龍丸さん
葦原瑞穂著、フランス書院ナポレオン文庫。美術部所属のヒロイン白岡瑞帆(小悪魔的な結構とんでもない性格)は、やおい同人誌を描いているが、美術部室でその原稿を書いているとき、女子大から教育実習として来ていた大泉美里にそれが見つかってしまい、原稿を破られてしまう。主人公の北本は白岡にそそのかされて、彼女を含む美術部員4人で机の上に美里を縛りつけて筆責めに。
筆責めの時他の3人は胸やアソコを責めますが、主人公だけは足の裏や脇腹、脇の下を責めます。主人公も「これはもう立派な拷問かもしれないな。」などという感想をのたまっています。個人的にはこのシーンは結構好きです。H小説としても結構読みやすいので、一読してみては。入手は容易だと思います。

18. 「月夜の睡魔にご用心」 情報提供:龍丸さん
紅くりす著、フランス書院ナポレオン文庫。プロローグで作者本人(もちろん女性)が、くすぐり責めにあうシーンが出てきます。この小説のテーマの『睡魔』の取材をしようとして睡魔を呼び出したとき、逆に睡魔に押さえつけられ、羽根ボウキと羽根ペンでくすぐられることに。睡魔曰く、作者は「人一倍くすぐったがり」だそうです。結構いいシーンだと思います。入手は比較的容易です。 


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