- 方式:
- 『羽根』によるソフトタッチ
- 形状・外観:
- 駆動率の高い触手タイプのアームの先端に羽根、末端に固定台と言った極めてシンプルなデザインで、通常数個1セットとして使用。
- 性能:
- 開発部の責任者である「C」が、低コスト・手軽さをコンセプトに、自ら・・と言うより単独で開発したお手軽マシン。
と、言えば多少格好良く聞こえるものの、実質は夏休みの工作レベルの完成度である。
くすぐりハンドに使用されているアームの先端を柔らかい羽根に変換し、固定台を設けたそれは、拘束ベッドや、SM風拘束椅子などと併用して利用される。
使用方法は、全裸で固定された対象の周囲にこれを設置し、触れるか触れないかの位置、もしくは軽く触れる程度で固定し、後は放置するだけである。
対象がじっとしていれば問題は無いが、僅かでも動いて羽根に触れると、固定率が緩く設定されているアームが揺れ、ソフトタッチの刺激を与える事になる。そして、その刺激に身を捩らせば捩らせるほど、アームの動きは活発となり、結果、電力の全く必要無いマシンとなる。
- 評価:
- 長時間同じ姿勢でいられない人間の弱点を利用した仕組みはある程度評価されたものの、電力を使わない物が『マシン』として呼称して良いのかと言う指摘があり、また、それ一つ一つが、中学生でも作れるであろう構造から、本格的な開発グループからは好意的な反応は得られなかった。
しかしながら、組織のTV部門からはある程度の評価を受けた。
TV番組の罰ゲームとしてのくすぐりに、まさか組織で使用しているマシンを公開できるはずもないため、人の手を多用していたものの、画面的に美しくないと言う不満があり、それをある程度、このマシン(便宜上)で解消できると言う判断からであった。
- 価格:
- 「C」個人との直接交渉により通販中
尚、受注生産のため、発送には若干の日数がかかるとの事
- 備考:
- 開発者が「C」個人であることで、NHシリーズとしての登録を認めてもらったものの、ちゃんとした開発によって完成したNHと区別するため、規格外としての『NH-X』の登録名が設けられた。
材料も、廃棄されたくすぐりハンドのアームを利用したと言われている。