- 方式:
- 不定形軟体質による接触式
- 形状・外観:
- 不定形のアメーバもしくはスライムを連想させる半透明状の物体
- 性能:
- 『アメーバ系の物体によるくすぐり』をコンセプトにした、不定形マシンで、伸縮性のあるシリコン状物質の中に、小さな鉄球を幾つも入れ、それを電磁石で自在に接合させ、『変形』を実現させた。
変形とくすぐり行動は、鉄球と同じく投入された小型ICチップに統制され、インプットされた情報に基づいたくすぐり責めを実施する。
しかしながら、移動に関するパワーが不足しており、使用はベッドに横たわらせた対象でなければ、這い上がる事が不可能である事、拘束者を対象にしなければ振り落とされる事が発覚し、仕様に関しての制限が設けられた。
- 評価:
- くすぐりに対する自己判断は、従来のくすぐりマシンのより受け継いだデーターが基になっているため、責め方の変化や焦らし方に問題は無かった。
しかしながら、使用にかなりの制限がある事と、対象者が視覚的嫌悪感を催す場合がある事から、積極的使用は無かった。
- 価格:
- 個数・サイズにて変動。
詳しくは、開発部の窓口にて。
- 備考:
- くすぐりマシンとしての評価は相も変わらず低いものの、これを完成させる為に作られた小型ICチップ小型の電磁石は、組織のコンピューター部門と機器開発部門に多大な貢献をもたらす結果となる。
開発した物が評価されず、その工程で必要なために作られた物に評価が集まるのは、「C」が関わる開発部の大きな特徴である。