TIC-NH-Am011C



方式:
不定形軟体質による接触式

形状・外観:
不定形のアメーバもしくはスライムを連想させる物体

性能:
前回開発された、TIC-NH-Am011のバージョンアップタイプで、不足であったパワーのアップと、自己判断のみであったくすぐりパターンに、人的意志の介入を可能とした改造が成されている。
形状こそ、前タイプと変わらないものの、制作方法に関しては新機軸が導入され、本体は伝導性プラスチックを発展させた軟質(ほぼ液状)伝導プラスチックが使用され、その中に極小サイズの砂鉄を混ぜ合わせる事によって、旧来の小型鉄球の『骨格』稼働式と異なり、本体全てが可動部となったのである。
そして漏電を防ぐために、表層とICチップ部分には、旧来と同様の伸縮性シリコンによる保護が成されている。
これらにより、より複雑な形状変化が実現しただけでなく、チップに脳波受信機も備えさせ、専用送信機によって、これを使用者の意のままに動かす事も可能となった。

評価:
格段の改良により、使用頻度は増加したものの、その形状から、色物的扱いが主体である事は避けられなかった。
ただ、自分の意志でコントロールできる点から、距離をおいた場所への夜這い的な利用方法が人気を得ている。

価格:
個数・サイズにて変動。
詳しくは、開発部の窓口にて。
※前タイプを所有の方は、同サイズの金額の10%にて、バージョンアップを実施中。

備考:
今回のもまた、『軟質伝導プラステック』と『脳波送受信機』が一般開発部で好評を得ている。
しかしながら、脳波送受信機は急増であるため、今後の改良が必要とされている。





  戻る