くすぐりマシンの起動制御システムに受信チップを組み込むことで、マシンの起動パターンに大きなバリエーションを持たせることが可能となる。
このシステムの使用前提として、送信ユニットをCD・MD・ビデオ・カセット等、オーディオ送信端子に接続する事が必要であり、ユニットは送られてきた「音声」、「音楽」信号をそのまま、くすぐりマシンの駆動命令に変換し、装置の起動パターンにバリエーションを持たせる事が可能となった。
発想は音センサーで動くダンシングフラワーから来ており、緻密な計算で動く現マシンとは全く逆のお遊びシステムと言えた。したがって、調教には全く不向きではあったが、音楽のリズムによって不意に変化するくすぐり方には、どんな人間も対処しきれないのも事実であった。