私のくすぐり論
くすぐりはＳＭに分類されていますが、私はほかのＳＭ行為には興味がない
のです。
あくまで私の主観的な考えですが、ＳＭは（性全般でも）男性的、女性的と分
けることができると思います。
男性的ＳＭ … ムチ、ローソク、排泄
女性的ＳＭ … 縛り、ボンデージ、くすぐり
苦痛という点では共通しているものの、男性的なＳＭでは、痛みや熱さなど、
苦痛を味わう（味わわせる）ことがテーマになっているような感じがします。
一方、女性的なＳＭでは、縛り（痛みを伴わないこと）では身動きできない
不自由さを、ボンデージで用いられる革やゴムのキャットスーツ等は窮屈な感
覚を、そして、くすぐりでは、体がとけてしまうような感触を味わう（味わわせ
る）ことが、テーマなのです。
それらのプレイによる苦痛は言わば副作用で、苦痛が無かったとしても、性
的な興奮が妨げられることは無いと、私は思います。
できることなら苦しまずに、笑い転げながら、くすぐったい感触をずっと味わ
っていたいのに…。
私は、女の子をくすぐったり、女の子がくすぐられているのを見るのも好きで
すが、自分がくすぐられる方が、ずっと興奮します。
それは、私の性的欲求が、視覚によるところが少なく、感触によるものがほと
んどであるためでしょう。
私は、くすぐりの他に、女の子の服（特定のもののみ）が好きですが、それも、
見た目のセクシーさとは関係なく、着た時の感覚によるものです。女性がそうい
う服を着ているのを見ると興奮しますが、それも、その女の子が味わっている服
の感触を想像（というより妄想ですが）してしまうからです。
ですから、ビデオ等で、女の子がくすぐられているのを見て興奮するのも、そ
の女の子が味わっている、くすぐったい感触を、自分のことのように感じている
わけなんです。
素肌が一番くすぐったいのですが、そういう事情から、私の妄想の中では、く
すぐりと服の感触は切り離せないのです。着ている服によって、くすぐられた時
の感触も違います。
私がくすぐりが好きになったのは、はっきり分りませんが、小学校に入る前だ
ということは確かです。
私は特別そうだというわけではありませんが、わりと、くすぐりには弱い方で
す。指で背中をなぞられたりするのは、弱いです。ほとんどの女の子は、こうい
うのをくすぐったがりますが、男は鈍感ですね。
私はほんの小さい頃、お風呂で体を洗ってもらう時、石けんのついたタオルで
おなかをこすられるのが、くすぐったくて、仕方がなかったのを覚えています。
おそらく、それが、くすぐりが好きになった原因なのではないかと思います。
ルパン三世の峰不二子のくすぐりシーンを見た時には、私はすでにくすぐりが
好きだったので、とても興奮しました。
自分があのようにしばられて、くすぐられるのを、繰り返し想像しました。
小学校３年の時、休み時間に教室で遊んでいると、２、３人の友達が私のこと
をくすぐりはじめ、ほかの数人がそこに加わって、私の体を押えつけ、くすぐり
続けたのです。私は、苦しくて、怖くて、泣いてしまいました。
確かに、くすぐったいのは、たとえようのない快感でしたが、くすぐりの刑は
本当に苦しくて、怖いものです。
松下ビデオの女の子たちは、あんなに笑い転げても、よく泣き出さないものだ
と、ちょっと不思議ですね。
松下ビデオ等でのくすぐりは、拷問ですし、一部のＡＶでは、くすぐりは、セ
ックス等の一部というか、前戯のくすぐりから、セックス、ファック等に発展し
ていくように扱われていますが、私は、くすぐりを、それ単独で捉えてしまいま
す。
ＡＶという性質から、エッチとからめる必要があるだろうし。松下ビデオでも
女の子が女の子をくすぐるのは、テクニックがないせいもあって、あまりうまく
いかない…。
そういう点を考えなければ、私は、拷問でない女の子同士のくすぐりっこを撮
影したビデオが見たいです。中学生か、小学生ぐらいの女の子がいいですね。
べつにロリコンだとか、小さい女の子に性的欲求があるわけではありません。
セックスへの発展を思わせるくすぐりより、遊びの中のくすぐりのほうが、興
奮するのです。
２人、あるいは数人の女の子たちがふざけて、くすぐり合い、だんだん興奮し
てきて、全員でひとりの女の子をくすぐりの刑にかけてしまう…。
一般的な常識からは、エッチな行為とは捉えられていないので、表に出てこな
いでしょうが、そう珍しくなく、行なわれているでしょう。
ＳＭ、拷問、苦痛、セックス…。そうした要素から隔絶された、ただ、くすぐ
るのが目的という、純粋なくすぐりに私は憧れ、そして興奮するのです。
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