1993 H5
公演第7弾『お気に召すほどじゃじゃ馬ならせば−(1) 改訂版−』
7/14(水)〜18(日) 場所/ザ・スズナリ(下北沢)
作・演出/滑羅ユミ子
キャスト/森さとみ、俵山栄子、長畑由美、楠大典、(2) 純平、高城遊志、中友子、
島田真次、(3) わたる哲兵、菊地幸代、中神一保、志水正義
(1) 1988年、劇団「図ゥ」時代に初演。初演では、今回、楠大典演じるミツオ役を、
カムバック客演の島田真次が演じていた。
(2) これも、後の坂本敬司のことです。
(3) そうです、俵山栄子と共に「ものまね王座」で、おなじみの。
好きでもない男性との結婚から逃れる為、
母親との賭けで、貧乏青年を家族の長男だと騙すことになった
大金持ちのじゃじゃ馬娘ヨーコと貧乏青年ミツオの恋物語り。
賭けのために、男装して弟になりすますじゃじゃ馬娘ヨーコ。
かすかな金持ちへの憧れと、自分を長男だと思い込むほど、
自分に似た長男を亡くしたのかと思った勘違いから、
金持ち親子の為に長男の振りを続けるミツオ。
たった一度会っただけのヨーコ(男装していない時)
に対する思いを忘れられず、
本人だとは知らずに、男同士のつもりで
ヨーコから恋の手ほどきを受け始めたミツオ。
その熱心さに、ヨーコもミツオのことを好きになっていくが。
金持ちの賭け事に利用されたと知ったミツオは・・・。
-
これぞ、劇団「森羅万笑」おすすめ、スズナリ進出の代表作。
-
ちょーっとだけ、ほんのかすかに、基盤程度に、取り入れた
-
☆シェークスピアもどき三部作の一つです。
☆「ロミオとシルエット」「お気に召すほどじゃじゃ馬ならせば」「夏の終わりの夜の夢」
『ロミオとシルエット』
-
シェークスピアもどき三部作の第一弾。
-
ロミオの影が抜け出して、かの有名な作品を
-
喜劇へと導いてくれます。
ロミオには、舞踏会でジュリエットに出会うまで、
一途に想いをそそいでいたロザラインという女性がいた。
そのロザラインも、実はロミオのことが好きだった。
ところが、突然のロミオの心変わり。
ショックを受けたロザラインの前に、
ロミオとよく似た男性が現れる。
その男性がロミオの影だとも知らず、
心を惹かれていくロザライン。
影はいつかは、本体に戻らねばならない。
誰にも覚えてもらえないロザラインに幸せは訪れるのか。
-
「ロミオとジュリエット」の物語が進む中、
同時に描かれていく、もう一つの恋の物語。