1997 H9
公演第14弾『黄色いチューリップ』
6/25(水)〜7/1(火) 場所/ザ・スズナリ(下北沢)
作・演出/滑羅ユミ子
キャスト/森さとみ、俵山栄子、長畑由美、志村知幸、川田紳司、田中浩補、
尾崎歌子、阿部栞、ひび寿子、上田雄太((1) 特別型出演)、他
(1) バイクの事故で足を骨折して入院、公演二日前にギブス、松葉杖姿で退院。
そのまま、足を骨折している役でラストのみ、ちょこっと出演。
他人(ひと)に花を贈るなら
花を知らねばなりません
蘭の花なら「純粋な愛」
紫陽花ならば「冷たいあなた」
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他人(ひと)に花を贈るなら
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色も知らねばなりません
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白いカーネーションなら「私の愛は生きている」
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赤いチューリップならば「愛の告白」
それなら あなたが贈った その花は・・・
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アザミ、スミレ、ユリは、動物好きな三姉妹。
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ひそかに憧れていた姉の恋人の死は、自分のせいだと思い込んでいるユリは、
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過去から抜け出せず、かつての明るさまで失ってしまった。
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そんな妹をなんとか立ち直らようと、三人がやって来た
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ペットも宿泊できるペンションでのお話。
花言葉に恋人の死、なんて、ちょっと暗そうなイメージてすが、
ここで活躍するのは、ペットの動物たち。
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不思議な黄色いチューリップの力で、
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なぜか飼い主の姿(つまり人間)になってしまったペットたち。
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飼い主の代わりに、ユリを立ち直らようとするのだが。。。
「動物」と「飼い主になってしまった動物」と「飼い主」の三役を
瞬時に演じ分ける役者たちの演技が見物。