第７章　歴史悠久の北京

数十万年！　というのはちょっと大げさでも数千年の歴史がある北京。
中国の発展を象徴するように古いものが壊され、新しいものが生まれて行く北京。
新旧がうずまく北京の町を歩きます。

第６章　太平洋上の南大東島

琉球の東にある大きな島。大東島。
それはいまから百年前まで無人島だった島々。
台風一つで孤立してしまう南大東島に、いかに人々は住み着いたのか。波乱にとんだ百年の歴史を、ぼくは旅する。

第５章　東のシルクロード

大阪から船で到着したのは上海。そして4000キロの鉄道の旅。
行き着く先は、東のシルクロード、中国新疆ウイグル自治区。そこにあるのは砂漠、低地、乾燥、雪、灼熱、森林。ぼくはそこを旅する。

第４章　森の雲南

森森森。
中国南部の雲南省は、森ばかりだと思っていた。
常春の省都昆明、そして冬でもＴシャツの景洪。そして、ダーモンロン。
そこは、日本とよく似た田園風景のある村だった。

第３章　親近感の台北

激動の近世近現代の歴史を歩んだ台湾。
そこは、中国であって、中国でない。
どことなくなつかしい、日本のような不思議な街だった。

第２章　高原のチベット

どこに行っても富士山よりも高い場所。
しかし、山あり谷あり畑あり。人々の生活がそこにある。
むきだしの自然。
それがチベットの姿だ。

第１章　冬のモンゴル〈改定版〉

氷点下３０度。
それが冬のモンゴル。
青い草原はそこになく、見渡す限りは白い雪原。
火星。それがはじめて冬のモンゴルの大地を見た、ぼくが発した言葉だ。

番外旅行記・旅のはなし