俳句索引

 

「俳星」明治版(第一巻〜第一〇巻)に入集の「月兎・月斗」句

 

松本 皎 編

 

青鷺ハ雨にも日にも立てるかな 

俳星08巻05号

171

青鷺は夜明けの足の冷ゆる哉 

俳星08巻05号

172

上らざる糸のだるみや凧 

俳星01巻12号

28

秋風や水のきれたるつり葱 

俳星02巻09号

52

秋の日のなゝめにあかきふすま哉 

俳星01巻08号

3

朱ケの紐眼奪ふものに竹婦人 

俳星10巻01号

250

麻刈れば淋しくとびにけり 

俳星02巻06号

48

あさ桜萌黄の空の薄霞

俳星02巻03号

47

朝寒の障子をあけて針仕事 

俳星01巻08号

4

朝寒や町出はなれて旭の出づる 

俳星01巻08号

11

麻頭巾蓮見の戻り背に旭 

俳星08巻05号

163

朝の曇り夕の晴れや百舌の声 

俳星08巻12号

223

麻蒔きし畑にふるや春の雨 

俳星03巻03号

69

雨風も彼岸になりぬ旅の空 

俳星07巻03号

111

雨虫に交りて芒飛びにけり 

俳星08巻07号

211

鮎の宿に水を越えきて昼寝哉 

俳星08巻05号

201

淡雪や材木つみし家普請 

俳星01巻12号

30

暗澹として海辺光り夏夕 

俳星09巻04号

234

行灯を隣へかしぬ宵の秋 

俳星08巻04号

150

家々の深く灯しつ魂祭り 

俳星08巻05号

189

幾万の句の出し硯春の風 

俳星10巻01号

256

一時出てこの頃蚊居ぬ明易き 

俳星09巻04号

239

一夜ゝゝ月をまろめる芒かな 

俳星08巻04号

147

稲妻や湖水を渡る夜の舟 

俳星04巻07号

80

妹背中頭巾も深く契るべし(虚明)

俳星01巻11号

26

色濃くも棚の葡萄に西日かな 

俳星04巻08号

81

鶯の音を入るる寺や仏生会 *るる=ママ

俳星08巻01号

140

鶯も春なれにけり小正月 

俳星04巻11号

91

臼取の顔にとびけり餅の汁 

俳星02巻11号

54

打水の水つきにけり蟻の塔 

俳星08巻05号

179

美くしき旭のさす庭や朝寒み 

俳星01巻08号

12

海添を旅の小春や徒歩路行く

俳星04巻11号

86

末枯の夕日の丘や鶏の脚

俳星08巻05号

205

漆掻く人に親しき蜻蛉かな 

俳星03巻09号

76

枝柿の渋きも分つ語ひや(墨水)

俳星01巻11号

26

枝ためる綱松にあり稲光

俳星08巻05号

191

絵日傘の後ろに丹波太郎かな 

俳星08巻05号

161

夷講主人忽謡かな *夷請=誤植?

俳星02巻10号

53

炎天や畑の大豆の葉の光り 

俳星08巻05号

176

御祝の床や新綿松魚(月村)

俳星01巻11号

26

踊子のちんがらもんがらちんば哉 

俳星02巻08号

50

斧振ふ蟷螂の子や青山椒 

俳星07巻04号

113

温泉の旗の動きや秋日和 

俳星01巻08号

10

街道の馬車すたれたり百舌の声 

俳星08巻12号

221

飼猫や春待皃の首飾 

俳星02巻11号

55

杜若雨中の眼明らかに 

俳星08巻01号

118

杜若煙雨に眠る鴛鴦二つ 

俳星08巻01号

119

杜若兵具の庫の前の溝 

俳星08巻01号

120

火事の後家建たぬ地や今年竹

俳星08巻01号

115

門川や魚はねて秋の水白し 

俳星01巻08号

2

金持の塀の高さよ桐の花 

俳星03巻05号

74

蚊の嘴の入らぬ鬼灯青きかな 

俳星08巻05号

173

蚊帳買ふて喜ぶ心人知らず 

俳星08巻05号

177

乾梅雨のあと降る雨や麦の花 

俳星08巻05号

181

かりかねの恨長々泣く夜かな

俳星01巻09号

19

伐り払ふ柳の枝や川に墜 

俳星02巻01号

38

かはほりや納凉の舟の丸行灯 

俳星03巻04号

71

元日の座敷静かや青畳 

俳星01巻11号

21

灌仏やつれなき雨の植木市 

俳星08巻01号

139

桔梗の硬き蕾や秋隣 

俳星08巻05号

185

黄に染める檪林や百舌の声 

俳星04巻08号

83

九牛を渡す一夫や冬の川 

俳星09巻02号

229

九洲の暑さを痩せて戻りけり 

俳星08巻05号

203

行水や西施を想ふ鏡立 

俳星08巻05号

187

金銀の珠もつらなり餅の花 

俳星02巻11号

56

草の戸に蚤を見る日や花曇 

俳星03巻03号

67

櫛原は袋町なる茂りかな 

俳星08巻05号

157

孔雀の子漸く育つ卯月哉 

俳星08巻01号

126

口籠はめて牛は閑なり草紅葉 

俳星08巻12号

225

句脳麻痺を短夜に落す枕哉 

俳星09巻04号

240

雲入りしを漁夫がわめくや明易き 

俳星09巻04号

243

蜘の子や妹が軽羅の袖にゐる

俳星08巻01号

134

蜘の子や袋を出でて風軽き 

俳星08巻01号

132

蜘の子や夜来八万四千疋 

俳星08巻01号

133

くれそめて稲のそよきや虫の声 

俳星01巻08号

1

鶏頭に萩ぞ目出度契かな(井蛙)

俳星01巻11号

26

賢気にも幮たゝむなり女の子 *幮=虫偏

俳星08巻05号

178

毛見の衆の今年優しく済みにけり 

俳星01巻08号

6

毛見の衆のゆゝしく見ゆれ紋所 

俳星01巻08号

5

減水の鯉突き岩や冬の川 

俳星09巻02号

231

健啖子病むと残暑の音塵に

俳星09巻06号

245

後園の白き陶皷や木下闇 

俳星06巻05号

94

凩の吹き涸らしたる野川かな 

俳星04巻11号

92

木下闇加持する家に待つ車

俳星06巻05号

97

木下闇薬をはたく水車哉 

俳星06巻05号

95

木下やみ宮木を運ぶ車哉 

俳星06巻05号

93

腰張の糊かはき行く小春かな

俳星04巻11号

90

去年へちま見し家日車にあき暑き

俳星09巻06号

246

子燕は巣から眺めぬ猿廻し 

俳星08巻05号

180

この敷居に合はぬお母屋の葭戸哉 

俳星08巻05号

167

この寺に乞食ゐずなりし残る花 

俳星08巻01号

141

木の間もる月帷子のしろき人 

俳星08巻05号

170

小春日や池水に浮ぶ鳥遠し 

俳星04巻11号

89

小春日や竿の先なる手長猿

俳星04巻11号

87

更衣硯に水を潅ぎけり 

俳星08巻01号

130

冴えかへるそらの高さや星一つ 

俳星02巻01号

39

酒のまぬ人を淋しみ暮の春 

俳星01巻12号

31

小波に夕月赤し通し鴨 

俳星07巻04号

112

淋しくて心細し芒ちる風情 

俳星08巻07号

209

淋しくも曙の色や桐の花 

俳星03巻05号

73

さみせんを箱に納めぬ時鳥 

俳星06巻07号

98

茂りより川へつき出ぬ鮎の旗 

俳星08巻05号

200

しこ踏んて稽古角力や力声 

俳星01巻09号

18

した闇や人見て尾する迷ひ犬

俳星06巻05号

96

下萌の野望の頃となりにけり 

俳星09巻01号

227

蛇籠の名知らずいふ子や竹婦人 

俳星10巻01号

253

芍薬の芽を吹く圃や蜂の声 

俳星03巻03号

64

十二浜は番船出づる囃し哉 

俳星09巻04号

244

春水や京は堀川第一橋 

俳星03巻01号

57

白百合や夏書の尼の美くしき

俳星02巻07号

49

新知より旧知なつかし春の風 

俳星09巻11号

249

新米の取入済みぬ呉服市 

俳星06巻07号

101

新米や年貢納めて小百姓 

俳星01巻09号

16

水晶の玉灯に光る余寒かな 

俳星02巻01号

37

凉しさや円山の灯が真向ふに 

俳星08巻05号

184

ストーブや五六が嶺す停車場 

俳星08巻08号

216

聖堂の書生が出でて競渡哉 

俳星08巻01号

131

石菖に暁のみの振はれぬ 

俳星08巻11号

220

石竹も供へぬ墓の暑さかな 

俳星08巻05号

195

大根引一茶に道を教へけり 

俳星06巻10号

108

鯛麺の甚旨し新酒腹 

俳星06巻07号

100

高汐の湊泳ぐや夏夕 

俳星09巻04号

237

宝船よき夢惜しみ語らざり 

俳星01巻11号

24

薪能已に夜明けし三笠山

俳星02巻03号

46

竹植て嵐呼びけり春泥舎 

俳星08巻12号

226

竹伐るや朝夕晴れて百舌の声 

俳星08巻12号

222

竹床几母屋の蚊やりの匂ふ哉 

俳星08巻01号

136

竹牀几古びて虫のつきにけり 

俳星08巻05号

152

笋に瞠若たりや蟇 

俳星08巻01号

122

筍につまづく夜の径かな 

俳星08巻01号

125

筍は七賢人に喰はれけり 

俳星08巻01号

123

筍や法師が肩に何貫目 

俳星08巻01号

121

竹径の寺門に出てぬ花茨 

俳星04巻04号

78

茸山に朝の煙上りけり 

俳星04巻08号

85

橘や麟閣の像古ひたる 

俳星03巻04号

70

例はゞ水仙の花の白き也 

俳星08巻07号

212

魂祭家に良妻賢母あり 

俳星08巻05号

188

樽入の友がもて来し新酒哉 

俳星01巻11号

27

誕生日鯛と筍買ひにけり 

俳星08巻01号

124

竹石や銅の如露に蝸牛 *石竹?

俳星08巻01号

144

竹婦人雨朝顔に青き朝 

俳星10巻01号

252

竹婦人廬山を望む庵もがな 

俳星10巻01号

254

治水工事成る丘月のすゝぎかな 

俳星10巻03号

258

幮を出て昨日植ゑし田眺めけり *幮=虫偏

俳星08巻05号

159

散芒冷たくなりし朝日かな 

俳星08巻07号

208

月の鎌に触れて芒の散りにけり 

俳星08巻07号

207

月孤ツ冬の入海静かなり 

俳星08巻08号

214

露霜になりて芒のちりにけり 

俳星08巻07号

210

手紙書く筆の先なり稲光 

俳星08巻05号

192

弟子つれて仏師参るや花見堂 

俳星08巻01号

138

出水一番にこの野ひたすや草紅葉 

俳星08巻12号

224

天下粉嬉しと打ちめ家内中

俳星08巻04号

148

答の矢を敵に放しぬ秋の空 

俳星06巻07号

99

遠きよりのぞみ来し山の茂り哉 

俳星08巻05号

174

年玉や富貴と書きし紙包み 

俳星01巻11号

26

虎が雨石竹の花ぬらしけり 

俳星08巻01号

143

長雨の今日も暮れけり虫の声 

俳星01巻09号

14

長き夜を寝たらず思ふ朝寝かな 

俳星01巻09号

17

長崎で父が買ひ来し毛布かな 

俳星08巻09号

217

なつ川や斧をかついて渡る人 

俳星08巻05号

155

夏座敷客をのぞけば盧生かな

俳星08巻05号

169

なつの川植木の車渡しけり 

俳星08巻05号

156

夏の潮一湾の松青きかな 

俳星08巻05号

194

夏夕石炭仲士帰る町 

俳星09巻04号

236

菜の花に広き眺めや花曇り 

俳星02巻03号

43

鍋(鏑・兜?)ぬいで白き額や遅ざくら 

俳星08巻05号

183

新綿や白きはものゝ目出度かり(鬼史)

俳星01巻11号

26

匂ひそめて梅の日頃や春の雪 

俳星01巻12号

29

二三石今年少なき実梅哉 

俳星08巻05号

206

日夕の帰庵新凉を覚ゆべし

俳星08巻04号

149

日中の雨にぬたるや青蛙 

俳星08巻05号

162

潦冬山うつる家の前 

俳星06巻10号

104

寝て語る芝生嬉しや花菫 

俳星02巻03号

44

野烏のつめたき皃や山桜 

俳星03巻01号

61

残る蚊に雨の日侘し草の宿 

俳星01巻08号

7

残る蚊の尚も悪くしや雨の窓 

俳星01巻08号

8

残る花日々夜々に落つる哉 

俳星08巻01号

145

後の月更けてぞ寒き光なり 

俳星01巻09号

15

のみ居ると褄返す妹老ひにけり 

俳星07巻04号

114

糊食はぬ鶯の舌全けれ 

俳星08巻09号

219

廃弾を積み下る船や冬の川 

俳星09巻02号

230

袴着や花顔さながら母に似し 

俳星06巻10号

107

馬車宿の裏は小広き茂りかな 

俳星08巻05号

198

初午や酔顔赤き浜沖士 

俳星02巻02号

41

初午や田舎の風呂に昼一人 

俳星09巻03号

232

ハツタイの砂糖に通ふ小蟻まは 

俳星08巻05号

190

初冬の新嫁見たり麻化粧(青々)

俳星01巻11号

26

花曇湯に入りし身の疲れかな 

俳星03巻03号

68

花摘みの下げ帯の君垣間見し 

俳星08巻01号

135

はらからの栄枯の夢や竹婦人  

俳星10巻01号

251

春の水王家の庭を繞るなり 

俳星03巻01号

59

春の宵飯食ひすぎて腹加減

俳星02巻01号

33

はるのよの座角力や若いもの 

俳星02巻01号

35

はるのよや人語り行く暗の町 

俳星02巻01号

34

春はまたほしの光りの寒さ哉 

俳星02巻01号

40

暮早き夕を小春曇りかな

俳星04巻11号

88

柊に化るが茂の樹風薫る 

俳星09巻04号

238

髭剃て油うく顔秋暑き 

俳星09巻06号

247

蘖に春の電あかるけれ *電=雷?

俳星08巻09号

218

人去て残る絵本や竹床几 

俳星08巻01号

137

人の腰に落ちかゝりゐる扇かな 

俳星08巻05号

154

灯取虫座敷を北へぬけて行く 

俳星08巻05号

158

ひなの灯に漸く春の深きかな 

俳星03巻02号

62

火袋のなき灯籠や風薫る 

俳星08巻05号

164

冷やかに月さすかきや衣打つ 

俳星01巻09号

13

灯を隠す密漁船や冬の梅 

俳星08巻08号

215

福寿草みそかの市に求めけり 

俳星01巻11号

23

腹稿のなりし夜長の寝覚かな 

俳星04巻08号

82

仏壇を昼あけて置く春の風 

俳星02巻03号

45

太箸の芋逸したる雑煮かな 

俳星01巻11号

25

舟遊日蔽に来つるとんぼかな 

俳星08巻05号

160

舟虫と蟹と這ひにけり蚊帳の裾 

俳星08巻05号

186

冬木立不折水鳥は為山の絵 

俳星10巻03号

257

冬こもり献湯の供物配り来ぬ 

俳星10巻01号

255

平安の大路明るし春の月 

俳星03巻03号

65

閑窓に印彫る人や今年竹 

俳星03巻05号

72

放牛に群鴉や夏野夕河原 

俳星09巻04号

235

暮笳遠し寒月檐にかゝる時

俳星09巻10号

248

乾烏賊に土用の風の匂ひ哉 

俳星08巻01号

146

星の夜や冷かな雨三粒ほど 

俳星02巻08号

51

穂芒に浪打ち上ぐる磯辺かな 

俳星06巻07号

102

時鳥左近の桜実となりぬ 

俳星03巻05号

75

市中に塀して住むや蔦蔓 

俳星08巻05号

204

市中の庭に放つや枝蛙 

俳星04巻05号

79

町外れなりし家町の中うめの花 

俳星09巻03号

233

松落葉浮べて水の流れけり 

俳星08巻05号

196

祭過きて浪たつ麦となりにけり 

俳星08巻01号

128

万歳や御代も栄ゆる歌ばかり 

俳星01巻11号

22

漫読の書散乱や明易き 

俳星09巻04号

241

短夜の句短冊の雲顛す 

俳星09巻04号

242

水踏めば早き■魚や雨凉し 

俳星08巻05号

197

道端の茂りの中にかたゐかな 

俳星08巻05号

165

水無月の茂おそろし■の門

俳星08巻05号

182

峰入や山先達の鬼話 

俳星01巻09号

20

都鳥春の川瀬に浮き流れ 

俳星03巻01号

58

昔ものゝよき世なりけり葭障子 

俳星08巻05号

166

麦の出来卯月の冷を案じけり 

俳星08巻01号

129

麦の中に石竹畠赤き哉 

俳星08巻01号

142

麦蒔の田舎となりぬ茶の煙 

俳星06巻10号

106

麦蒔や小島の影の地を走る 

俳星06巻10号

105

虫払ひ重朝公の一万句 

俳星08巻05号

175

虫干の短冊並べつ竹床几 

俳星08巻05号

151

虫干の役人見えつ倉の口 

俳星08巻05号

202

眼薬の注文頻り草もゆる 

俳星09巻01号

228

眼の上や棚田のあぜの花五形 

俳星02巻03号

42

百舌鳴て山辺の狭霧はれにけり 

俳星04巻08号

84

餅をやく匂する也宵の春

俳星02巻01号

36

桃の花都に近き在所かな 

俳星03巻03号

63

門の灯の遠き並びや春の月 

俳星03巻03号

66

山蟻がついて落るや藤落葉 

俳星08巻05号

199

山鳥はなれて寝て居る添水かな 

俳星08巻07号

213

山吹に雨ふる門の流かな 

俳星01巻12号

32

夕暮や船頭浴びる秋の潮 

俳星06巻07号

103

夕立に五山崩るゝ計りかな 

俳星08巻05号

193

温泉の窓に見ゆる庭木や赤蜻蛉 

俳星01巻08号

9

よし障子朝日暫く奧へさす 

俳星08巻05号

168

四つ橋や流れ合して春の水 

俳星03巻01号

60

四ん月の蚤に起き出し旅寝哉 

俳星08巻01号

127

若楓床几に休む鉾の皃 

俳星04巻04号

77

若芝や竹亭にゐて巻を舒ぶ 

俳星07巻02号

109

若しばや雲うつす水南す 

俳星07巻02号

110

若竹の蟻ふき落す畳みかな 

俳星08巻01号

116

若竹や二つ並びし神輿庫 

俳星08巻01号

117

わたましや締りなき戸に明易き 

俳星08巻05号

153

 

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