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19.三燈式信号機


●グリーンマックス製のダミーの信号機を利用して三燈式信号機を製作します。


・表から1mmφのドリルで穴を開け、裏から2mmφのドリルで突き抜けないように削ります。

・LEDは秋月で売っている面実装の凄く小さいものを使用します。

赤:OSR50805C1C
緑:OSG50805C1C
黄:OSY50805C1C 又は、燈:OSO50805C1C



・いらない小さな木片に両面テープをはって、緑、黄、赤の順で信号機のランプの間隔に合うようにしてLEDを裏向きに並べます。
・LEDには極性があるので極をそろえて並べ、カソード側は共通にしますので一本の線で半田付けします。この線は電源コードのより線をばらして利用しました。
・アノード側の線はそれぞれのLEDに半田付けしますが、この線はCパイプの0.9mmという細い管に通すので凄く細い線が必要です。
何かいい線がないかと思ったのですが、いらなくなった携帯のイヤホンケーブルのより線の、色がついているほうはエナメル線のより線のようで、接触してもショートしませんのでこれを利用しました。
・Cパイプは現在、NewCパイプになって0.9mmはなく、1mmや0.8mmが使えます。


・カソード側の線をCパイプに半田付けします。


・信号機の台にCパイプを通す穴をあけ、LEDを取り付けます。付けたあとは、木工ボンドなどで固定します。


・扱いやすいようにリード線を取り付けます。どの線が何色のLEDかわからないので点灯させて確認しながら半田付けします。
・収縮チューブを使ってショートしないようにします。


・最後に、太目の収縮チューブで覆って完成です。



自動信号機の動画

【信号点灯回路】

・信号機の点灯はPIC16F886を使用して行います。このPICマイコン1つで8台の信号機を点灯します。
・各信号機の赤、黄、緑の線は共通に接続して、赤はCom_RED、黄はCom_Yellow、緑はCom_Greenに接続します。
・各信号機LEDのコモンのカソード線は Signal1 から Signal8 のそれぞれの端子に接続します。
・信号機の点灯は時分割で行います。(ダイナミック点灯)。
 点灯する色により赤のときはCom_RED、黄はCom_Yellow、緑はCom_GreenをONにしておいて、点灯する信号機の共通カソード線のみをGNDにします。
例えば、信号機1を赤点灯するときは、Com_REDをONにしておいて、Signal1を0V(GND)にします。
この動作を高速で8信号機分繰り返し行うと、すべての信号機が点灯してるように見えます。







【PIC16F886のコード】


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