顔のない月


もうHゲームまっしぐら。王道を歩んでます。

実は私このゲーム買うつもりどころか、Playするつもりも無かったんですけどね・・・
やっぱり、手に入れてちゃいました。(それも初回版。発売日に)

だって、ソフトハウス名「ROOT」の由来を聞いた瞬間、嫌になったんです。
たしか、Hゲームの「ROOT」を求めてとかなんとか・・・言ってたので。

確かに、Hゲームは所詮Hゲーム。普通のゲームとは違うし、ましてやドラマや小説とも違う。
でもね、それをいちゃーねぇー・・・。
いくら奇麗事を言っても所詮ゲームも「商品」(割り切りは大事)売れていくらなんだとは、
頭で判っていても、言われると腹が立つもので・・・。

で、まあー、文句言う前にPlayしてみようと・・・その結果。
(やりもしないで、文句いう奴は嫌いだ!)

見直しました。はい。カーネリアンさん流石です。

その辺のゲームと作り込みが違う。キャラが生きてます。はい。
HゲームにはHゲームの、普通のゲームやドラマや小説とは違う「流れ」がちゃんと判ってらしゃいます。

Hゲームは、Hシーンがあればいいってもんじゃないと私は思っています。
そのゲームの世界観はもとより、普通の作品よりもヒロインを引き立てなくちゃ成り立ちません。
そこを間違えた場合、それは「Hゲーム」じゃない。単なる、「鬼畜」ゲーム
(いやー、「鬼畜」好きな方はごめんなさい。私は嫌いな部類なので比較材料にしちゃいました)

この「顔のない月」は、ヒロインの演出はもとよりゲーム独特の空間作りも忘れてません。
(最近多いんですよ・・・、ヒロインの演出にこだわり過ぎてるの・・・。)
主人公の存在、ヒロインの役目。もー見事です。

でも・・・、この子は「名作」になれない。(はず)
次を期待しちゃいますね。(本音)

 

 

なぜ?って??
それは、「王道」だから。新しくない。