白き魔女


RPG好きにはたまらないはず。(ものすごい偏見)

ゲーム進行のテンポの良さは流石ファルコムさんです。
(でも、逆にいうと、テンポがいいだけ?)

当時や今のPRGの欠点は「テンポ」や楽しみ方がプレイヤーそれぞれ異なること。
LVを最高値まで上げたがるプレイヤー、レアアイテムを欲しがるプレイヤー
話を楽しみたいプレイヤーなどなど・・・

RPGはADVとは違い、ユーザにより楽しみ方がまちまちなんです。
これが判っているから今RPGは非常に作りにく・・・

で、ひとつの解決策としてこの「白き魔女」のスタイルが存在するわけです。
そう、

    「RPGでありながら、1本の道を特定の速度で歩ませる。」

この方法は言いようによちゃー無茶です。
でも「ドラマ」の演出を優先した場合これも、解決策の一つだと私は思いましたね。

もし、この作品をいままで定番のRPGスタイルで出していた場合、クソゲー以外何者でもない。
(だから、次の作品「紅の雫」は売れなかったんだと思うよ・・・私。)

その点を踏まえれば、この「白き魔女」は「名作」以上の何者でもない。
あのテンポは絶妙。

もー、、シナリオが引き立つーーはい。

あ、3作目「海の檻歌」はもいいんだけど、「白き魔女」に比べるとテンポがいまいちかな?