テイルズ オブ シンフォニア


スタイルが完成された、数多のRPGの名前を冠する作品の一つです

まず、印象を言わして言うなら、
世界観を優先してしている分、キャラクターの影が弱い

そのおかげで、少々複雑な世界観ですが、それなりに理解し楽しめます。
(でも、少々「くどく」なる話ではありますけど)

まあ、これはテイルズシリーズ全般に言えることなんですけどね。

 

あとさすが、「ナムコ」が出すだけのことがあるのか(?)
プレイ時間、イベントの起こし方はもとより
マップ迷子にならない配慮、敵キャラの強さ、アイテムの強さなどなど
RPGをプレイするに当たり、重要な要素のバランスは流石です。

しかし、最初に言いましたが、シナリオを「世界観優先」に流している分
キャラクタ達への感情移入が弱くなってます。

あれじゃあ、コレットが行う数々の行為に対しての理解度が弱くなる
(もしかしたら、「間違った方向」に捉えかねない)ような・・・気がします。

 

私的に言わせていただければ、変に好感度なんてパラメータを作らずに
シナリオをコレットに重点を置いて、単純化
ジーニアスや、しいな、達の話はロイドやコレットの成長的シナリオにする方が
纏った作品になったと思うんですが。
 

極端に言ってしまえば、変にマルチエンディング風にしないで、いっその事
「白き魔女」や「昔のRPG」のように、話を集約する方が良かったのではないか?って事です。
たしかに、それじゃあ、「今の」RPGじゃ無いと言われるかもしれませんけど・・・
私的には、中途半端にマルチエンディングはしない方がマシって思うわけで・・・

 

さてさてどうなんでしょうね

あ、この作品のプレイ対象年齢は何歳を想定してるんだろ?