概要 サンゴ砂からなる大きな砂地を、中心に適度な高さの根が点在するポイント。
底部の砂地付近でも水深−17m程度と比較的浅く平坦になっており、さらにサンゴ砂の白さも手伝って水中が明るい
ので非常にリラックス出来る。
コース上にはここの名物とも言えるアーチ(トンネル)があり雑誌等にもよく紹介されているのでご存じの方も多いはず。
アーチの天井にたまるエアーをながめるのも不思議な気分にさせられておすすめ。
また、このアーチ付近を中心に、チョウチョウウオが集まり大きな群れを形成するのも他では見られない珍しい生態として
知られている。
A:イスズミ礁には定置アンカーが2ヶ所ありこちらは沖側、サンゴから出来た背の低い根には隙間や穴がたくさんあり魚達の
格好の住処となっている。
根と砂地の切れ目には、イソハゼやサンカクハゼの仲間等の透明系の小型ハゼなどのかわいい姿が見られる。
B:大きな砂地への入り口付近。
根の周囲にはベラやスズメダイ等が多く見られる他、ウミウシなどもいる、うまくいけば海の妖精?ムラサキウミコチョウの
泳ぐ姿も見られるかも。
C:アーチの入り口前の根のあたりにもベラやスズメダイなんかは多い。
ここの根は、隠れるのに好都合なのかこの小魚たちを狙うイザリウオもちょくちょく見かける場所である。
D:アーチの中にはコロダイやチョウチョウウオやベラの仲間たちが集まっている。
岩影になるため魚達の隠れ家として快適、さらにホンソメワケベラのクリーニングステーションになっているので通う魚も多い
のだろう、ただし通過するダイバーも多いせいか人慣れしにくい魚はあまりいない。
一時期クロホシハゼの幼魚が入り口岩影に住み着いていたので、へばりついていた時もあったが今はいなくなってしまった。
E:アーチの出口付近は小さなゴロタと砂地になっている。
あまりこのあたりで留まっているダイバーを見かけないが意外と掘り出し物が多くお気に入りの場所だ。
クロホシスズメやコガネスズメの幼魚、ナメラベラやシロタスキベラの幼魚、テンスの幼魚、ミナミコブヌメリ等を見たことがあり
クビアカハゼの巣も常時見られるだろう。
そして私がテレコンに手を出すキッカケとなったトビギンポも実はここで見つけた、目玉の飛び出したとてもひょうきんな顔を
しているかわいい魚で、ぜひ大きく撮りたいと思ったが昨年チェックしたときには、見つけることが出来なかった。
F:根の上に付いているサンゴに、ホシゴンベを見つけた場所である。
根の上にはサンゴやソフトコーラルの仲間がたくさん付いているのでじっくり探せば、いろいろ見つかるだろう。
G:Fと同様に、メガネゴンベが住むサンゴがある。
串本にいるメガネゴンベはかなり警戒心が強く、遠くから見ているとサンゴの上に出てくるが近づくとすぐにサンゴの中に
潜り込んでしまいとても撮れたもんじゃない場合がほとんどである。
ただしここのサンゴには大きなフタイロサンゴハゼが住んでいてむりやり逃げ込んでくるメガネゴンベとのバトルがおもしろく
張り付いて見ていたものである。
H:白いサンゴ砂で形成される大砂場はイスズミ礁の代表的場所で、明るくとてもリラックス出来る場所だ。
一見すると何も住んでいないように見えるこの場所もよく見るとたくさんの魚達が見つかる。
代表格なのは、ベラギンポの仲間、ナワバリ上を浮遊するオスに対して周囲の砂地の上に数匹のメスが様子をうかがう姿が 観察できる。
ただし、潮の流れや透明度の関係からか、たくさん出ている時と、砂の中に潜っていて全く出ていないときが分かれるので
チャンスを逃さないようにしよう。
その他、オトメハゼやホシテンス等の魚が徘徊、根との切れ目には小型のハゼ何かも多く生息している。
I: この地点より北の方も砂地になっていて、そちらの方にもう一個のアンカーがある。
J:アーチの近くにある根のくぼみで、上方に向かって小さな通路が抜けている。
通路の方にはハタンポの群がいたり、サザナミヤッコが住んでいたりした。
また、正面の奥は行き止まりなのだが、砂地にはサンカクハゼの仲間やイソハゼの仲間、岩の壁にはベニハゼの仲間などが
住んでいて、アオギハゼも見られる。
K:この地点の北側にも同じ様な地形が続くのだが、小さな砂地が通路状に続いていてそれをたどって移動するのも楽しみだ。
そちらの砂地ではイボオコゼのような魚を、見つけたことがある。
L:根の中程のところにのぞき込める亀裂状の穴の中にベニハゼやアオギハゼ等が見られる。
ただし、穴はあまり広くないので撮影はかなり困難なのだが・・・。