概要: 串本では、古くから知られるポイントで、通常”住崎”といえば、カゴカキの根を有するこの場所のことを指す。
他のポイントが、潜れないときでも、比較的大丈夫なことが多い貴重なポイントのひとつ。
昔からの餌付けの結果、数多くの魚が常に集まっているので、いろいろな意味でハズレることはないだろうが、遠くにいてもダイバーを見つけると一目散に近寄ってくるカゴカキダイの群れは、ちと不気味である。
Aのカゴカキの根を中心に誰にも手軽に魚を見ることが出来、初心者にお薦めであるとともに、探せば珍しい魚も多いのでオタク系(オレか???)にも大人気!!
(自分がよく通るコースを矢印で書いてあります。)
A:通称カゴカキの根と呼ばれているメインの場所でアンカーロープをつたって潜行すると目の前。
名前の示す通りカゴカキダイの群れが出迎えてくれる。
その他にも、ヨスジフエダイ、アカマツカサ、キンギョハナダイ、ナガサキスズメダイ等群れなす魚が数多い。
根の亀裂部分にはタテキンや大型のイシダイ、イセエビ等とにかくこの周囲だけでも、じっくり見れば、1ダイブあきずにすごせるだろう。
そして、よく見ればスミレヤッコ、イロブダイ幼魚、ナンヨウブダイ幼魚、オキナワベニハゼ、ミナミウバウオ、ヤマドリなど普段気が付かない魚たちもいる。
B:Aから北の方向、透明度がよければ見える程度(12〜13mってところでしょうか?)にある2つ並んだ岩。(勝手に、2ツ岩と呼んでいる。)
岩の間の水路と、大きい岩の裏側にウミカラマツが付いていて、普段はムギワラエビが見られるのだが、このウミカラマツがなかなか曲者で、今までにニシキフウライウオ、ホホスジタルミの幼魚、謎のイソバナガニ、謎のキヌヅツミガイ、と珍しいものが出現。
チェックせずには、いられない場所なのだ。
その他常連さんには、モンハナシャコ、タテキン幼魚、ホソガラスハゼ等が、いる。
C:ガイドを頼んで潜った人には大きなムチヤギに、ガラスハゼ(オオガラスハゼ)が5〜6匹まとまっている場所を、教えてもらった人も多いと思いますが、それがこのC地点です。
かなり大きなムチヤギが2本あり、そのどちらでもガラスハゼが見られます。
ただし、ムチヤギが大きいとハゼの逃げ回る範囲も広いので写真は撮りにくい。
周囲の砂地には、ダテハゼなんかが見られます。
D:ここの根にも、ウミカラマツがついていて、ニシキフウライウオがいたらしい。
この場所には極小のモンツキベラ幼魚やアオサハギなどが、よくいる。
根自体には、それほど生物の影は見られないが、岩と同じような風袋のセミエビなんかが、ときたまとまっている。(ミ〜ン、ミ〜ン???)
E:人が一人通り抜けられる程度の小さなアーチがあり、最初見に行ったときには、オトヒメエビのペアがアーチの天井に10匹以上止まっていてすごく印象的だった。(勝手に、オトヒメアーチと呼んでいる。)
しかし最近では見なくなってしまった。雑誌に紹介されるMAPにも、載っていることが多い場所なので、数多くの人が通っているだろうと思われ、そのためだとすると、ちょっと悲しい・・・。
F:この辺はあまり通らないが気が向いたときに帰り道として通過する。
以前はオオモンイザリウオやウミガメを見たことがある。さらに一度だけだが40センチ以上ありそうな驚きの巨大アメフラシ。
岩の間に点在する小さな砂場には、クビアカハゼ等が住んでいる。
G:浅場の方には、大き目の根と細長い切り立った岩があり、その間の水路にはサビカラマツがついている。
そこには2〜3匹のサビカラマツと同じオレンジ色をしたナカザワイソバナガニがいるのだが、こいつの擬態はなかなか立派で、よ〜く探さないとわからない上、見つけてもその場ではその形さえも、はっきりしない面白いやつである。
この根の周囲には、いわゆるサーモクラインのような水の揺らぎが常に見られる。(根の南側では特に。)
人の話では、このあたりに真水が地面から湧いているとのこと。
そういえば、カキがあちこちに転がっていたような。(カキは淡水が混じる場所にいるんだよ〜。)
大きな根の東側中段の棚のくぼみでは、マジマクロイシモチ、チュウコシオリエビといった珍し系も見られました。
ただし、ここで粘っていると人の話し声が聞こえてくるんです。空耳だとは思うのですが・・・・・。(海中怪談!!)
H:このあたりは砂地があり、よく見ると何個も穴が空いて、トゲアナエビのコロニーになっています。
中をのぞくと、なんか居るのがわかると思いますので、落ちている細い枝等で釣ってみましょう!!
入り口付近まではつかまってあがってくるので、ちょっと面白い。
そのほかにはコクチフサカサゴを見たことがあります。