9月16日(日)

Dive 1 アンドノ鼻

クロスジギンポ

<クロスジギンポ 求愛ディスプレイ??>

なにやら怪しげな関係(三角関係??)の、クロスジギンポ達。
3匹で連れ添って入れ替わり、接近したり離れたりしながら移動している。
オスの体型も体色も立派(尾鰭の先の部分が糸状に伸びている個体はオスなのだそうだ。)なので、求愛中なのかとも思うのだが、どう見ても3匹とも仲がよさそうで、メスを取り合っているようにも見えない。
そう言えば前回ネオンワームゴビーが3匹で絡んでいるところにも、クロスジギンポが寄ってきていた。
この時期はニョロニョロ系の魚の発情期なのかも知れない。
それにしても何故に3匹・・・・う〜ん気になる関係?

ダンダラダテハゼ<ダンダラダテハゼ&ヴァーチカルストライプシュリンプ>

またまた言いにくい名前になってしまったと思っているのは私だけだろうか!
ヴァーチカルストラ・・・・面倒なのでヴァーちゃんと呼んでおこう。(こいつは以前ジブチテッポウエビと呼んでいた奴だろうか?)
このヴァーちゃん、ヒゲが白くて、水中では体が全体的に白っぽく見え、よく似ているファインストラ・・・・面倒なのでファーちゃんと呼んでおこう、の黄色と対比してなんだかおもしろい。
串本ではこのダンダラダテハゼと仲が良くて大抵このハゼと一緒にいる。
警戒心はそれほど強いわけではないが、クビアカハゼ+ファーちゃんのコンビに対して数は少ない。
エビも似ていればハゼもよく似ていて、それは、住んでいる場所も例外ではない。
どちらも転石混じりの砂地が好きで、同じような場所を好むため勢力争いに負けた結果なのかも知れない。

Dive 2 住崎

ヒレナガネジリンボウ<ヒレナガネジリンボウ>

以前(2〜3年前)は非常に珍しくて、話題になっていたヒレナガだが、最近ではあちこちで見られるようになり普通のネジリンボウよりも普通に(なんか変な表現)なってしまったようだ。
ここの砂地でも少なくても4ヶ所、アンドノでもいたりいなくなったりで2〜3ケ所と大変ポピュラー。
それに伴って徐々に、警戒心の薄れた個体も多くなってこれからが楽しみな感じである。
しかし、これとは反対に現在のいつでも見られる状態が、写す方の気持ちをだだくさにしているようで、何回も撮っているにもかかわらず、後で見るとなんだか物足りない写真がふえるばかり、今回はさらに感極まった様子である。
なんだか非常に情けない話、しっかり反省します!!これからは一回一回集中!!

Dive 3 サメノヒレ

イソギンポ

<イソギンポSP>

しばらく見に行っていなかったので久しぶり。
なんか以前よりギンポ君の数も住処となっているフジツボの数も増えているような気がします。
空のフジツボが増えるなんてのは、なんかおかしいので単なる勘違いかもしれませんが、この大きなフジツボもこのあたりに集中的に見られるので、空ばかりでは無いと思うのです。
そんな空のフジツボを、マイホームとしているのが彼らです。
写真に撮ろうと接近するとこんなフジツボに入った状態になってしまうのですが彼らも常時フジツボの中ばかりにいるわけではありません。
ちょっと距離を置いて見ていると、意外とチョロチョロあちこちに出歩いている様子で、同じフジツボばかりにいるわけではないようです。
未だ正体をはっきりとは、断定しかねるのですが、やっぱりヒナギンポが怪しい線かな?

Dive 4 田子ビーチ

ツバメウオ<ツバメウオ 未成魚>

最近台風後の影響でしょうか?ツバメウオ系の幼魚をよく見かけます。
なぜか幼魚の場合は、枯葉のようなナンヨウツバメの場合が多い(幼魚の時にかなり浅場ですごす性質があるのでしょう、そりゃ、枯葉の擬態ですから。)のですが、中にはこんな中途半端な大きさの元祖ツバメウオもいます。
通常ツバメウオはなんとなく回遊しているような印象がありますが、エサがあったり気に入った場所には意外と長くとどまっている魚で、このツバメウオもしばらくはここにいる物と思われます。
自分でも逃げるのは遅いことがわかっている様子で、近づいてもあまり逃げようとしませんので、撮影用には最適ですが、我々100マクロ組には向いていない被写体である。

モドル