10月8日(月)

Dive 1 住崎

友人からパスは4までだとクギを刺されましたので、しょうがなく文章のみのレポート。
昨日ホタテツノハゼを見ているので当然今日は、完全無欠の帆・タテ状態を撮らねばなるまい、と気合いがはいっていた。
しかし、台風20号の影響で、潜れるけどかなり厳しい状況である。
お構いなしに、ホタテの場所めがけて一直線・・・・・・・だったはずが、「アレッ、アレッ、どこだったかな???」。
そうです、昨日しっかり憶えたはずの場所が、わからない、水深が深いのでボヤボヤしてられないのに、あれこれウロウロして、やっと場所を確認したときには、すでに残り時間少し、そしてあろうことか、その場所にはホタテは出ていません。
その穴のある場所には海草の切れはしがつもっていて、どうやら、うねりがあるため今日は穴の中に引っ込んでいる様子。
骨折り損とは、このことです。
結局疲れはてて、何も撮らずにエキジット。なんてこったい!!

Dive 2 グラスワールド

ハナハゼ<ダテハゼ&ハナハゼ>

アンカーのある砂地には、ダテハゼとハナハゼそして、ニシキテッポウエビの三者共生が見られます。
それぞれの役割分担は、ダテハゼはテッポウエビに外敵に襲われる危険を知らせ、その代わりにテッポウエビは自分の作る巣穴を提供。
そして、ハナハゼはダテハゼよりもさらに早く外敵の接近を知らせていると言われています。
こんな関係上、当然穴に逃げ込む順序としては、まずハナハゼが有無を言わせず飛び込みます。
そして、その様子、あるいはダテハゼからの危険信号を受け取ったテッポウエビが次に出てこなくなり、最後にダテハゼが反転して穴の中へ・・・・。
さあ、はたして一番特なのは・・・・・やっぱり依然、単なる居候と呼ばれていたハナハゼだと思うのです。

クビアカハゼ<クビアカハゼYg&ニシキテッポウエビYg>

やっぱりアンカーの砂地には、クビアカハゼ達も住んでいる。(結局動いてないだけじゃん!!)
そんな中ニシキテッポウエビと一緒の奴を発見。
基本的に仲がよいのは”クビアカハゼとファインストライプトシュリンプ”、”ダテハゼとニシキテッポウエビ”なのだが、必ずと言う訳でもなく、時々こういう組み合わせも見かける。
当然両者とも入れ替わりの組み合わせの時もあるのだが、そう言う場合大抵が小型の個体、つまり幼魚の時が多いようだ。
幼魚の時に多い(注、多いと言うだけで、成魚でも時にはあります。)と言うことは、まだ認識が甘いのか、それとも、ちょうど良い巡り合わせがなくての、間に合わせの場合も多いものと思われる。

モドル