8月17日(土)

Dive 1 グラスワールド

カミソリウオ<カミソリウオ ペア>

この日は台風のうねりが入ってきていて透視度5メートル、何でワイドなんか・・・。
その上よりによってこんな時にカミソリウオを見つけてくれるとは。
とりあえず無理を承知で撮影してみるが、結果は悲惨。
どこにカミソリウオのペアがいるか、わかりますか?
今年はどうやらいつもはあまり見ないカミソリウオの当たり年のようです。
他のショップさんからの情報でもあちこちで見つかっているようですが、今回見たこの個体もそれらの情報のものとは違う個体のようなので、見たい人は今はチャンスかも。
このあたりで見られる場合、たいていミルと言う海草の仲間に引っ付いていることが多いのでそれらを探せば良いのですが、一見何の変哲も無いようなガレ場かと思っていたところには、意外とそれらの海草がたくさんあって、探そうと思うと的を絞れないのが現状。大変です。
今回のこのペアは、ちぎれて小さくなったようなミルに、擬態しようとするのですがうねりが強くて別々にひっぺがされて飛んでいってしまったりとなかなか大変な目にあっておりました。
そんな状態なので、うねりでミルからはなされてしまいなりふり構わずそこまで戻ろうとするために、初めてカミソリウオの必死で泳ぐ姿を見ました。
そんな姿をさらしてもミルまで戻るとなにくわぬふりで再び擬態に戻るのは、なかなか滑稽な姿でした。
しかし、やっぱり泳ぎはへた、穏やかな岸近くの方が、安心して住んでいられるでしょう。

Dive 2 住崎

オキナヒメジ<オキナヒメジかホウライヒメジ>

オキナヒメジとホウライヒメジってどっちがどーなのかよーわからん。
図鑑にもそう書いてあるのに写真だけで識別されているのは何でだ??
さらに確か昔の本だと、オキナヒメジは珍しい様なことが書いてあったはずなのに、(だからほぼホウライヒメジなんだな、と思っていた。)最近では、普通に見られるなんて書いてある・・・、どういうこっちゃねん。
と、言うわけで専門家の方、見ていたら教えて。
とにかく、どっちかわからんけど、こいつらはたくさん生息していて、実に気ままな感じに見える。
普段地面近くでじっとしている場合が多く、やっぱりヒメジなので、そこでエサを採って生活しているのかと思いきや、こんな風に中層に浮かんでいることも、結構多い。
他のヒメジ同様、ヒゲは発達しているようなので底面でエサを採るのだろうけど、では浮いているのは何が目的なのか。
見る限りでは何かを食べているような様子はないので、別のことの様だが、泳ぐわけでもなくただボーッと浮いているだけで、何を考えているのかわからない奴らなのだ。
ひょっとして、何もかんがえてな・・・・・。

モドル