8月3日(日)

Dive 1 アンドノ鼻

クリアクリーナーシュリンプ<クリアクリーナーシュリンプ>

今回はある事情により今年初、2Xテレコン仕様に、組み替えて望みます、結果、パーツ構成により一台ぶんしか組めないので、マクロ決め打ちです。
2Xテレコンを使うと色の鮮やかさが落ちるので目的のものがある時だけにしているのですが、組み替えが面倒で、一旦組むとそれだけになるのが難点、結局この日は目的の場所には行けなかったので必要無かったとも言えるのが、やや悲しい。
とりあえずせっかくなので2Xで無ければ撮れない写真を・・・とがんばってはみたのですが。
クリアクリーナーは、”アザハタの根”の定住者、多少あっちこっち移動するものの、すぐ近くで見られ、魚の群が少ない現在では根のすぐ横にいます。
タマゴを持つ時期らしく、多くの個体のお腹に茶色のタマゴの塊が付いているところで、そういった個体は結構重たそうな動きをしている。
逃げないので「よーし、最短まで寄るぞ!」と接近すると、あと 一歩のところで、逆に急接近!!そう、彼はクリーナーシュリンプ、大きな者が近づくと、クリーナーしなくては、気がすまないのだった。
普段なら「頼むから、逃げるなよー。」と近づくものだが、これはこれで非常に迷惑、彼にとっては、このレンズの最短距離はちょうどクリーナーに踏み切るべき距離と同じ様子で、何度も押したり引いたりの駆け引きを強いられてしまった。
「これがクリアクリーナーシュリンプのアップかあ。」顔の様子が良く解るかと思いきや、なんか触角や足やらいっぱい出てて良く解らない顔だった?

サラサエビ<サラサエビ>

”アザハタの根”の周辺に結構大きい個体が、いっぱいいるのに、あえてアンカーに戻ってきてから、サラサエビとは、これいかに。
あはは、結局2Xを持て余し、あまり撮れていないのだった。
ふと見るとガンガゼの牙城に守られて、小さなサラサエビがいるのを発見。
ガンガゼの手前から奥の方にいるエビに狙いをさだめて、「フッフッフッ、ガンガゼの外からでも、普通の大きさに撮れるんだぞー!」っと、うそぶいてみる。
ある意味2Xでなければ撮れないとは言え、これもなんかむなしい。

Dive 2 サメノヒレ

スミレヤッコ<スミレヤッコ Yg>

みなさんはヤッコの中では何がお好きですか?
ヤッコと言えば海のエンジェルフィッシュ、このあたりでは大きくて派手なタテキンやサザナミなんかが一番人気になるのでしょうか?
しかし、わたしは変わり者、INDEXページに絵も描いたこのスミレヤッコがイチオシです。
串本では見かけることは少なく、幼魚である場合が多いので通常ポイントとは、生息環境が異なるのかも知れません。
分布的にはいてもおかしくないので、いいポイントが開発されることを期待します。
実は前回、チラッと見かけたのですが、性格がかなり臆病なので岩影に逃げられて、出てこなくなりました。
時間が十分にある今回は最初から近くまで行き、終始じっとしていると言う感じでアプローチ、やっと多少近づける様に・・・。
こちらにもある程度は興味があるようで、岩影づたいに、近くまで来るのですが、落ち着き無く動き回るので狙いが定まらず、さらにストロボ光が通らないような位置にばかり出てくるのでうまく撮れなくて残念。
しかし、今の場所に定着してくれそうなので、またの機会に。

アカホシイソハゼ アカホシイソハゼ

<アカホシイソハゼ>

またも、アカホシイソハゼ。
スミレポイントで動かずにいたので、その際近くにいた魚しか撮れずまた登場。
実はこの場所、ちょっと見、あまり生物がいそうにない感じなので、こなかったのですが、動かずにじっとしていると、あちこちにフサカサゴの仲間が潜んでいることに気が付きます、こいつらがいると言うことは、当然エサとなるものもいるはず。
今回は動かなかったので、良く解りませんが、この手のイソハゼや小さなエビカニなんかが結構いるのかも知れません。
ちょっと、楽しみになってきました。

モドル