天気が悪い悪いと言われながらも結局行ってみなければ納得できないと、夜中の雨降る道をひた走り串本へ。
到着後の仮眠中にも雨が降ったりやんだりで、「今年は、ここぞ!と言うときにこんなもんだなあ、良いとき無しか?でもまあ、潜れればいいや、」となんかちょっとすっきりしない気分でしたが、なんと!潜る時間帯には晴々としていて、とってもラッキー。
しかも、1本目の住崎では、久々の20メートルクラスの透明度!・・・で、最高でした。
いやー、海況って、わからないものです。
<ヒナコダマウサギガイ>
最近、あまりソフトコーラルに目をやることが少なくなってきたので久しぶりにトサカ何ぞをのぞいてみると、なにやら開けた場所に、コダマウサギ発見。
いつもは大抵写しにくい枝の後ろなんかにいることが多いのでチャンスとばかりに撮りはじめる。
小型の個体のせいか体の突起が長く見える。
この後知り合いの人に見せて、エキジット後話をしていると、「あの”ひっつき虫”は、なんて言うの?」と言っていた、なるほどピンクで無ければ、形は”ひっつき虫”ですなあ。
<クマドリ>
ちぇー、結局出てこないでやんの。
と、言うことでこんな写真しかありません、ごめんなさい。
中央から右寄りに隠れている魚がわかりますか?クマドリと言うモンガラの仲間です。
このあたりではそれほど見かけないせいかすっごく臆病で、待ってみたのですが一度隠れたら、なかなか出てきてくれませんでした。
沖縄とかではたしか普通ーに泳いでいたので、それほど警戒心の強い魚という印象は無かったけれど、幼魚だからかも知れません。
クッキリと模様の出ている綺麗な個体だったのに残念。はたして、このあたりにしばらくいてくれるのでしょうか?
<ムスメハギ>
最近、ちょっと、登場する魚がモンガラの系統に傾いているかも?
しかし、それだけ目立つということは以前よりおおくなってる?のかな?(ツマジロとかって、こんなにいたっけかな?)
そのなかで、いつもコンスタントに見られるムスメハギですが、これも写してみようと思うとなかなかに、難しい魚だ。
モンガラ系の撮りにくさは、とにかく一定の距離を置いて、逃げる、逃げる、逃げる、逃げる、・・・オーーイ!大抵はこっちの根負けで膜を閉じることになる。
やっぱ、つきあいきれん!!