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みなさん(ダイバー、釣り人その他もろもろ。)お馴染み、ゴンズイ玉。
フェロモンによって寄り集まっているそうなのだが、そのため他の魚の群れと違いその密集度は、すごいものである、普通に一方向に向かって群れを成しているのならこんな感じにはならないので、一匹一匹がとにかく体ごと触れ合いたくて密着しているような群れなのである。
そんな状態ならひととこに集まって押し合いへし合い状態になりそうなのに、そのまま移動していくところが不思議で、どちらに行って、何をするかは、なんとなく動いたもの勝ち・・・、みたいなルールなんでしょうか?
ただ、撮影のため近づいてじっとしていると、かなりの確立でこやつ等はあっちから近づいてくることが多い。
一応、大型魚のクリーニングをするとも言われているので、そのためとも思われるが、単なる障害物、つまり物陰に隠れる為のような気もします、通り道に手を出すと、クリーニングしてくれると言うことで、仲間内では気にいってやっている人もいますが、ちと怖い。
素手で突付いてもらうとなかなか気持ちいいらしいですよ。
脅かさなければ大丈夫のようですが、毒針に刺されると最悪、ショックで死亡・・・・、との記述も。
まあ、その話もなんとなく、まゆつば物な感じではありますが・・・。
ところで、ゴンズイは何の仲間? そう、ナマズですよね、ナマズと聞くと身近な魚と言う気がしてなんの不思議も感じないのですが、
実は海に住むナマズって珍しいのです。
思い浮かべてみてください、他に、”これも!”って思う魚はいますか?
自分はすぐにイタチウオを思い浮かべましたが、奴はナマズ科じゃなく、アシロ科って言う種族なんだって、それはそれで珍しいんだけどね。
まあ、そんな訳で、今後はもうちょっと興味が持てます?
こちらは備前にある”アザハタの根”風な根・・・、最初の頃はたしかに、似ていたのだが、最近は他の魚も種類が多数になってきていて、少し様相が変わってきている。
アザハタ自体も多少小型で、数が多く6匹くらいいるのだが、最近ではコロダイやミギマキなんかも中心部にたむろしていたりして、あまりアザハタの威厳が無い様なのである。
そのためイシモチ類もまとめられないのかも知れないが、あまりかたまらなくなって、散らばっていることが多い。
さらにその周囲部分にもコロダイ、ミギマキ、ウロコマツカサ、オオモンハタなどが散漫に散らばっているような、なんだか秩序のない団体さんになってしまっています。
今回集まっていたイシモチ君は、ネンブツダイが多くちょっと、変わっていた、キンメモドキとかもいたけど数は少ない。
さて、今後このあたりをまとめるボスは出てくるのでしょうか?
移り変わりやいかに・・・。