7月16日(日)

Dive 1 住崎

オトヒメエビ<オトヒメエビ ペア>

潜り始めた当初は喜んで見ていたはずのオトヒメエビもあまりにも当たり前に毎回毎回見られることにいつしかしっかり見ることがなくなってしまった。
もったいないことです、昨年よりエビ飼育にはまり(淡水エビですが。)、またまたエビに興味深々なので、見る目が違うのだ。
よく見ると、美しさもピカ一、そしてハサミ脚や触覚の立派なことにも感心させられるバランスのいい姿、う〜ん、いいエビですなあ・・・。
現在は、ペアでいる仲むつまじい姿が、いたるところで見られますので、感心を寄せてやってください。
こんな姿を見ていると協調性のあるいいエビだなあと誰もが思うところでしょうが、これについてはペアであることに限ってのみのことで、それ以外のものについては協調性ゼロ!!
他のものが近づこうものなら激しいバトルに陥ることはよく知られているところですが、よく考えてみれば浮気などしないしっかりしたいい奴なのでした。

イタチウオ<イタチウオ>

この魚も最近よく見ようとしなくなったもののひとつ。
非常に面白いキャラクターなので、ふたたび注目!!
まあ、見るからのナマズっぷりなのですが、気になって特に注意を引いてしまうのは、そのヒゲです。
長いヒゲがあるでもなく、その生え方にして見てもバランスがとれてなくて、なんとなくバラバラに生えている感じは否めません、なんだか不精ヒゲのようで、にくめない表情といえるでしょう。
そして、もうひとつムナビレの下にある2本のヒゲ??
なんとなく顔の一部と見てしまうためかヒゲのように見えてしまいますが、おそらくヒメジ類のアゴヒゲ、あるいはホウボウなんかのムナビレの足みたいな感覚器官なんじゃないか、と思われます。
その根拠はと言いますと・・・・、なんとなく似ているから。
なんじゃ、そりゃ!!

Dive 2 イスズミ礁

アオギハゼ<アオギハゼ>

まあ、なんだかんだと言いながら、毎年行ってしまう、アオギハゼチェーーック!
今年のアオギハゼは、でかいです。
今回はうねりがあり結構砂が舞い上がっていてコンディションとしてはイマイチ、特にこの手のハゼの場合、少し中間に浮いているので、亀裂の中などの特定の場所でないときには、なかなか目のピントが合わず見つけにくいので、心配していました。
しかし、アオギハゼにしては大物だったので、すぐに発見、心配には及ばず。
あまり見る人もいないのか警戒心も薄くて接近可能なので、もっと穏やかなときにくれば最高でしょう。

スミツキベラ 幼魚<スミツキベラ Yg>

ベラのなかでは判別しやすく、成長によって体の模様が大きく変化していくさまが有名なスミツキベラ。
同様の理由でモンツキ、ケサガケなんかがいますが、スミツキが一番シックでお上品な感じがするので、好きです。
この黒に白という配色は、ベストマッチといえますねえ〜〜、他にもいろいろな魚にこんな配色が見られますが、おおかたいい感じですから。
ただし、こんな色だとやっぱり撮影はむつかしい!けっこう暗い岩陰ばかりをすばやく逃げ回るので、黒い体色がほしいところではありますが、あんまり黒すぎると目もわからなくて、それこそなんだかわからなくなってしまいますから。
でもあんまり明るくすると、やっぱり物足りないです。