7月30日(日)

Dive 1 サメノヒレ

ツムブリ<ツムブリの群れ>

回遊魚です、青物です、みんな大喜びーー・・・なんですか?
写真を撮る人間にとっては、なかなかに微妙ですよね、「マクロ派にはつらいよねー。」とか言う人がいますが、ワイドでもこのあたりの回遊魚では、なかなか絵には・・・。
今年はなんとなくキビナゴの量がいつもより多いようです。
大抵、どこのポイントでも多かれ少なかれ、いつも見ているような気がします、そしてこのサメノヒレではやはりほかよりも格段に大量、それを狙いにツムブリ、カンパチなどの回遊魚が泳ぎまくっていて、まあ写真を撮らなければ観察しているのは楽しいですね、捕食シーンはなかなか間近では見れずちょっと遠いのが難点ですが。
ところでこのツムブリって魚どちらかと言えば、熱帯系なのでまずいのかと思えば、刺身でもかなり美味とのこと、何で流通していないのでしょう、一度味わってみたいものです。

イソギンチャクエビ イサギンチャクエビ

<イソギンチャクエビ ペア>

アンカー近くのイボハタゴイソギンチャクにカクレエビペアを見つけました、大型夫婦です。
メスにいたっては接近、接近、また接近っと等倍すると、アレッ、!画面からはみだし・・・・、ってことは4センチほどもあるってこと?いやー、デカイ!!
しかし、横幅も太くて、なんだか肥満気味って感じですねえ、こいつらには肥満ってことはないのでしょうか?
サメノヒレの魚介類は図鑑の体長表記よりのきなみ大きな感じなのですが、エビもそうだとは・・・。
やっぱり栄養豊富という事なんでしょうか。
なにわともあれ、立派な自宅(イボハタゴイソギンも巨大。)があってこそ、末永く住んでいてほしいものです。

Dive 2 グラスワールド

クロヘリイトヒキベラ<クロヘリイトヒキベラ>

グラスワールドと言えばベラ天国。
の、はずなのですがほとんどベラなんて撮ったことがないような・・・。
そこで今回はじっくり観察、ガレ場の上でじっとして主に中層に群れているものを見ていると通常のイトヒキベラとこのクロヘリイトヒキベラがほとんどのようでした。
ちょっと小型なので、接近したときに・・・と待ってみるのですがやっぱりベラは早い。
何もしていなければすぐ近くにフワーッと漂っているように感じるのですが、カメラを構えてみるとなんとも早い上に近寄らせてくれないですねえ。
まあ、だからいままで狙おうとなど思わなかったのですけど。

モンスズメダイ<モンスズメダイ>

ベラの群れの中に混じってほほ傷(ほほにある斑紋。)が、やたらと目立つヤクザものっぽいスズメダイが目に入る。
色は地味なのだが尻尾が長くて動きがフワフワと優雅な感じである。
なんなのかなあ?と思っていたらモンスズメでした。
それにしてもいやに模様がくっきりと浮かび上がっているように見えますが、婚姻色なのでしょうかスズメダイなのでこれといってどれがオスでどれがメスなのかはよくわかりませんがベラたちと同じような行動をしていると言うことは同じなのかも。
かと言ってスズメダイなのでハーレム行動しているわけでもなく見ていても広範囲に散らばっているような感じで決してかたまって群れているわけでもないのですが。
はたして真相はいかに。