11月5日(日)

Dive 1 田子ビーチ

ヒレグロコショウダイ Yg<ヒレグロコショウダイ Yg>

もう田子ビーチに行かなくなって行く年月。
ここへは自主的に行くことはまれで、ほぼ人に便乗させてもらう形なので当然行く人がいなければいけないのだ。
久しぶりに朝一で入ったビーチはこれまででも最高!な透明度で20mくらいは見えていて気分上場コンディション。
友人の言うことには一時期かなりひどいダメージを受けていたサンゴ群も驚くほどの回復ぶり、なんだそうで嬉しいかぎりである。
私にはサンゴのことはわからないが、たしかに白骨ヶ原っぽいイメージはなくなっていて、キレイでした。
そんなよく見える状況なので、普段あまり行かない、サンゴ群の谷間を抜けていくと遠くからでもすぐわかるダンシングクイーン発見!
「おっ、コロダイじゃないぞ?」近づいて見ると、ヒレグロの幼魚です、相変わらずとどまる事を知らない踊りっぷり、感服いたします。
この子は結構リズミカルな速度で踊っているようですが、この速度って言うのは何の違いなんでしょう、小さい子の方がなんとなく早いような印象がありますが、種類の違いとかもあるのかな?
近づいた時の方が早くなるので、目的としては威嚇?いや、ああ、わかった”分身の術”だ、「おおっ、何匹にも・・・、」って見えるわけないか、でもなんだかどこがどこだかわからない効果は絶大です。

Dive 2 備前

ヤシャハゼ&コトブキテッポウエビ<ヤシャハゼ&コトブキテッポウエビ>

今、一番人気のヤシャハゼ達、引っ込まないと聞いていたので仲間に混ぜてもらって撮影。
確かに・・・。
最短まで寄ってプレッシャーをかけている人がいるのに平気で飛び回っているなかなかの元気者達です。
まあ、自分は100マクロ単体なので、このヒレの長い魚には中途半端となるため接近するのはやめて、ヤシャハゼ2匹とエビが、同時にいるときを狙ってみました。
しかし、これはこれで難しい、2匹とも出っぱなしなのでエビが出てくるところを撮ればいいのですが、なにしろ飛びすぎで、画面からいなくなってしまいます、どちらか戻ってきたと思ったらもう一匹がへんなところにいたりとか、思い通りに行かないものです。

ホタテツノハゼ属の一種の3 <ホタテツノハゼ属の一種の3 ペア>

ひとしきりヤシャハゼを撮影しダイコンが無減圧残り3分を表示、さて帰るか、と移動し始めたのですが、そう言えば来るときちょっと気になった奴はどうしたのだろうと、見てみると「あ、出てる、ペアだ、しかもコトブキも(写真には写ってませんが。)、しかもこれは・・・・!!」
実は来るときに穴に素早く逃げ込む姿をチラッと見て、「ああっ、今のもなんか普通のオニハゼじゃなかったような?」と思い、気にはなっていたのでした。
これは初日の謎の奴と同じ種類ですが、違う場所。
すでにここで無減圧残りは2分・・・、でも・・・見てしまった以上しょうがない、減圧を覚悟することに。
それでも出る限り素早く慎重に間を詰めると以外に引っ込まない!横からも撮りたかったのですが、さすがにそんな時間は残されていないので、このまま引っ込むまで、距離を詰めさせていただきました。
時間さえあれば、もっと寄れそうな印象でしたので、本当に残念。
すかさずダイコン確認で”減圧3分!!”、「ああ、まだ3分でよかった。」BC吸気で幽霊のごとく浮上でした。
ところで、この魚、向かって右は初日に撮影したのと同じ帆の模様、そして注目すべき向かって左の手前にいる奴。
帆の形をよーく見てください、幅、面積はひろくなっていて正面からではっきりとはしないですが、確かにホタテツノハゼ属の一種の3の雄の特徴を残す形、背びれの黒点の前が少し窪んでいて少しですが棘の先が突き出ているのが見て取れます。
そうです、おそらくこれが成長した雄の姿なのでしょう、やっと納得です。
と、言うことはホタテツノハゼ属の一種の3を見たのは、この三日間で5匹!・・・、意外とたくさんいるじゃん。

Dive 3 グラスワールド

アカハチハゼ<アカハチハゼ ペア>

本日も昨日のゆったり、あさあさ気分を味わおうと同じ場所を目指します。
しかし、目印の岩も見つからないまま、やがて景色がサンゴ帯から、岩礁帯へ、さすがにはずしたことに気が付きますが、せっかくだから超あさあさダーイブ。
おお、3m、もうすぐ上陸じゃーん、そう言えば昔、住崎ビーチからわざわざ見に行ったあいつらはどうしてるかと、探してみると・・・、いました、アカハチハゼです。
今でもたくさん健在のようで、安心。
あいかわらず、気持ち良さそうに泳ぎ回っては、砂をパクパク、サラサラしていました。
しかし、ハゼと言うにはあまりにもスムーズに泳ぎ回りすぎ、追いかけるだけでも大変。

メガネゴンベ<メガネゴンベ>

やっぱり昨日の場所が気になるので、来たコースを逆戻りしつつ、なんとなく流れを感じていた右サイド中心に気を配って目標を探すと、間もなくそれらしきものを発見。
行ってみると間違いありません、シコロサンゴ畑に着きました。
昨日のメンバーが、そろっている中、また、ホシゴンベについていってみると「おやっ、違う奴。」メガネゴンベでした。
この後ももう一匹発見、メガネゴンベ達はホシゴンベより一回り小型、ホシゴンベは同じゴンベには厳しいみたいで、近くにくるとえらい勢いで追い払っていました。
どちらもかわいい姿をしているのに、やっぱり厳しい世界です。
でも、南方系のゴンベは、サンゴに乗っている姿が、サマになっていいですね、自分達もそこの場所が好きで、かたまってしまっているんでしょう、それで追い掛け回されるとは・・、ああ無常。