5月3日(木)

Dive 1 アンドノ鼻

ソリハシコモンエビ<ソリハシコモンエビ>

今年も潜りのシーズンがやってまいりました。
いつもはGW開けてからのシーズンインなことが多いけれど、今年は周囲のお誘いの多さと、なんとなく魅力的な情報源と、さらに日常的になってしまった陸上撮影の勢いをそのままに3日間泊まりで慣行。
人が多いだろうと思われていたGWもなんだか思っていたほどではなかったようです、なかなか以前のような流行はこないみたいですねえ。
さて、シーズン初日の一本目は、毎度おなじみの常連メンバーが集まったと言えばのアンドノ鼻、みんな好きですなあここが・・・。
ワイド流行な昨今、当然目指す第一の場所は例のところですが、マクロな私の場合、到着後の観察どころはちょっと違い、早速、「ハタタテサンカクやクリアクリーナーetcは元気かなあ?」と岩の間を覗いて見ます。
(実は到着してすぐササムロに目がいったのですが、陸上で使用したときにフォーカスのリミッターをかけっぱなしだったので、遠くにはピントが合わない状態に陥っていて、写せないことを知ったのでした・・・シクシク。)
おおっ、いるいる・・・、と言うことでクリアクリーナーを撮影、穴の少し奥で飛んでいるのがいたので、「何とか撮れないかなあ?」と浮いている間に数枚写しましたが、出来上がったポジを見てみるとなんとなく違和感が・・・・、「ン?クリアクリーナーじゃない・・・のか?」
そうです、ソリハシコモンエビでした、実は今回はじめて見ました、と言ってもこれで見たと言えるのか?
「くそー、もっとよく見とくんだったー。」後の祭りでした。

ハタタテサンカクハゼ<ハタタテサンカクハゼ>

私のお気に入りのハタタテサンカク達は、数が少なくなったような印象ですが、しばらく見ているとどこからとも無く現れる奴もいて、穴の中のほうにいるのかも知れません。
そもそもこの子達を見かける場所は穴のあるところ、しかし、完全に狭い穴の中ということではなく微妙な大きさで、日が当たるか当たらないか、これまた微妙な感じが好きなように思われます。
アザハタの根はちょっと自分イメージとは違っていましたが、明るくもなく暗くも無いところが良かったのでしょうか?ってなんだかなに言ってんだかわからん。
下は砂地が好きなんですが、これも広大な砂地よりも岩の間にステージみたいに寄せ集まった目の細かい砂地がよろしいようでまたまた、びみょ〜〜〜?
ある意味非常に好みにうるさいハゼと言えるでしょう。
動きの方は、ちょっと動いては止まり、ちょっと動いては止まり、なんだか”ダルマさんがころんだ!”をしているようでとってもおもしろい奴等です。

アカスジウミタケハゼ<セボシウミタケハゼ>

え〜と、このサンゴは何て言うんでしたっけ?コブハマサンゴ?
我々のアンカーから2段目の砂地にあるふたかかえほどの丁度手ごろな大きさのサンゴなんですが、全体に丸くて隠れるところもあまり無い目立つ場所にこのハゼが2匹のっかっています。
非常に目立ちます。!
模様からアカスジウミタケハゼだとおもっていたのですが、セボシウミタケハゼの特徴の第一背鰭基底の点々もあるようですし、(黒色には見えないんだけど・・・、そもそもアカスジにはまったく無いんでしょうか?図鑑の写真にはなんだかあるんだか無いんだか微妙な感じにみえますが・・・?)何よりアカホシの特徴とされる”赤色縦線が目を通る、”と言う点では、子のこの目は真丸の赤リングなのでセボシウミタケハゼという事で。
しかし、見た目からすれば断然アカスジウミタケハゼなんだけどなあ、セボシウミタケハゼとされているものには、いろいろな色や模様があってどうも疑問だなあ〜・・・、オオッ、問題発言!

Dive 2 アンドノ鼻

ササムロ<ササムロ>

2本目もまた、アンドノ鼻。
一本目に撮れなかったササムロを撮影しましたが数が減っていたのと群れに混じって一匹だけ気になった、尾びれの先に黒点のあるいわゆるタカサゴ模様の魚が消えていました。
あれは何だったんでしょうか?
ササムロは何回か見かけるので、タカサゴ科の魚ではよく見るほうでしょう。
体型が示すとおり落ち着き無くうろうろ泳ぎ回り、なかなか動作は機敏、いわゆる”食べるとおいしそうな魚”です。
アンドノ鼻等のイシモチなんかが群れている場所なんかには、この手の魚も結構出現率が高いようですが、なんかの目的があるのでしょうか?
まあ、何でもいいので群れているところには、引かれて行ってしまう野次馬根性的性格は生物にはあるように思いますが・・・。